前回のブームの時には架空戦記ブームと連動して零戦をこう言う風に改造すりゃまだ逝けるみたいな改造妄想が蔓延してましたが(笑)徹底的に突っ込んでみるよ(笑)。

その1 零戦に12.7mm機関銃を6門搭載。
これはアメリカの中口径機関銃主義を何も考えないで 零戦に当てはめただけだと思いますが(笑)。
例えばコルト.ブローニングM2ブローバック式の機関銃の重量とエリコン式20mm機関砲の単体の重量を知ってるんですかね(笑)。
多分6丁搭載して仮に1丁当り200発の弾丸を搭載したら…
まともに飛ばないよな(笑)。
そんぢゃあ4丁に減らして1丁当り250発にしたら…
それでも7.7mm+20mm4丁と弾丸合計の重量より重いのは確かだから、よろしく無い。
それ以前に海軍はブローバック式の機関銃はビッカースマキシム以外は全部❌❌だから、ちゃんと弾出ればいいね(笑)。
当然エリコンも戦況の悪化と共に調子悪くなります。
その2 金星エンジン搭載してパワーUP
これも良く見ますし一見すると金星1500馬力エンジンにスワップしたら薔薇色の人生があるように思いますが…(笑)。
間違いない無く微妙で終わると思います。
理由はエンジンスワップに伴う拒絶反応に対する治療が面倒くさいからです。
そもそも零戦は栄エンジン搭載を前提に徹底的な軽量化をしており搭乗員の防御も無い完全攻撃型の戦闘機であり局地戦闘機ぢゃないんだよ。
多分、実際の金星エンジン搭乗の零戦はあちこちに補強材を追加して重量が重くなり、性能的にも52型位なら52型を追加生産でいいんぢゃない(笑)。
そもそもエンジンスワップして成功した戦闘機を見りゃわかりますが、大体が余裕のある機体で国内だと5式戦闘機の方が全てに置いて出来が良いですね。
だから、海軍も零戦は現行維持で紫電改の増産で凌ぐ予定だったんですよね(笑)。

当方的、零戦改良案は…
基本的には零戦52型をベースに7.7mm機関銃6丁が良いと思います。
理由その1 機関銃の性能的に安定していて弾も多数装備出来て反動も少ないから命中率もスピードダウンも少ないはず。
しかも6丁掃射で1秒当りの発射速度も上がりますから更に命中率が高い。
大体6丁合計で2000発も積めれば不満無いし7.7mm+20mmの組合わせと重量的には変わらないはず。
7.7mmじゃ威力無いって反論されそうですが、20mmなんて弾数少ないし故障が多いなら安定して弾が出る機関銃の方がいいと思いますが(笑)。
後はF6Fがいくら頑丈でもキャノピーから7.7mmが飛びこんで来たらただでは済まされないし防御装甲も一度に多数の弾を撃ち込まれたら撃ち抜ける可能性もありますし、狙うところをキャノピー→エンジン→垂直尾翼のラダーって順番で優先順位を決めればいいんですよ。
ラダー撃ち込まれたら戦闘どころか帰還も難しいし更には空母着艦に失敗してくれたら儲け物ですよ。
追記。坂井三郎も7.7mmだけが頼りって20mmあんまり使わないって話だから、やっぱり安定して弾出るビッカースマキシム翼に着けようよ…(笑)。
因みに20mmって連射すると機体スピードが反動で失速したり翼が捻れて弾道が外れるって…(笑)。
当然Gを掛けた機動中は…(泣)。
小便弾の話も多分上記の複合的に合わさっての事ですかね…(笑)。
でも、飛行機の翼ってのは結構ふにゃふにゃの軟構造だから、B52の翼の先端からぶら下がったら目で解る位変形するし、ジャンボジェットも飛行中は、変形してるのが解るよん。
そういった意味でも翼に機関砲積むのは大変なんですね。
はっきり言って当方の改良案は地味過ぎて紙面上のインパクトが全く無いってのが一番の弱点ですね(笑)。
はっきり言って当方の改良案は地味過ぎて紙面上のインパクトが全く無いってのが一番の弱点ですね(笑)。