ベッカーズリポート 今後の課題 | スダコフツ167のブログ

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FC3Sとの日常と、戦車模型の考察が、中心です。

スダコフツ167の意味はドイツの4号突撃砲です。

いやいや、あちこち資料見ながら砲兵予備役少佐アルフレードベッカーの謎を追ってますが…
基本的に予備役召集されて入営して2年も経たないのに兵器局の外局の責任者に任命されたのかが全く理解できない?。

当方の常識が基本的に帝国陸海軍の人事に依存してるのがまずいのか?。

まぁ海軍短期現役制度で入営したのが予備役中佐になれたって事例は知ってますが…。

一介の予備役大尉が勝手に作って自走砲が活躍したからって理由は東部戦線に行けば現地お手製の怪しい車両が山ほどあったんですから納得出来ません?。

兵器局ってのは日本で言えば艦政本部みたいな所でしょ?。
下請けなら海軍工厰みたいなもんですかね?。(シンガポールとか香港工作部かも?)

後はベッカーのイギリス製軽戦闘車両改装の砲兵戦闘車って兵器局的にはNGだったみたいで、ベッカーと一悶着やってヒトラーが介入したとかしないとか?。
ここら辺の事情が不明なのが問題だ。

更にヒトラー総統の方を調べてみると…
1942 1/23にある報告を契機に自走砲の開発を開始するよう命令とあります??。
内容は全く不明ですが…多分、東部戦線における砲兵隊の運動不足の為に戦車に着いて行けないって問題の解決だと思います。
それとも東部戦線北方軍集団から、ある予備役大尉の素敵な報告書でも読んだんでしょうか(笑)。

ただし、この日から手当たり次第いろいろな車両に105mm軽榴弾砲を載せた自走砲の開発がスタートします。
更に前々からの対戦車自走砲や重歩兵砲の開発の延長線上の車両は、なんか迷走し始めてホイッシュレッケシリーズって手間掛かってる割りに微妙な自走砲ばかりでしたが?
ツバイシェンレーズンク車両のベスペとフルメルが結局は本命視されたのですが…
生産スタートまで一年近い試行錯誤が必用でしたが…結局はホイッシュレッケシリーズは1944年にボツとなりました。

その間にベッカーとアルケット社開発のロレールシュレッパー改装の自走砲は対戦車自走砲を含めて200両以上生産されてると成果を上げてます。(1942.5月から生産開始)

後は戦術が電撃戦が終了し運動性の高い砲兵が中心の戦術に移行しつつあり、突撃榴弾砲みたいなのも成功した自走砲でもあります。

兵器局では早くからベッカー製作のお手製(かなり本格的だけど…)は注目されてたみたいですね。
後は面白いところだとロレールシュレッパーはsdkfz135ってスダコフツ(本当はゾンダークラフツフォーツィクの略)No.がマーダー1と15cm砲搭載自走砲には付いてるのに105mm砲搭載自走砲の方には無いのが面白い。
後はベッカー生産本部製造の自走砲はスダコフツNo.付いて無いから兵器局制式の車両では無くあくまで現地お手製の捕獲車両って扱いなんでは無いんですかね?。

ベッカー最大の謎は誰が?東部戦線からいつ引き抜いて来たかでしょうね?。

ついでに当方はベッカーが中隊長時代にルノーR35改装対戦車自走砲に関わってるのかと妄想しましたが、多分不可能だと思いますので、フランス捕獲車両を見聞した本国の調査団が選定したか助言した可能性もありますね?。

フランス製捕獲車両は地産地消が決定して基本的な開発とマニュアルにバーツストックに整備に修理もベッカー生産本部が責任持つ形になってるみたいなので、ベッカー生産本部の人員は相当大人数だと思います。
第200突撃砲大隊にベッカーの元の隊員も一緒に異動したと考えても…
独立運用で最初編成されていたとすれば500人は最低必要だと思います。

最後にベッカーが最初に居た第227砲兵連隊なんですが…
第7波か第8波編成の歩兵師団だとすれば、砲兵連隊15個中隊って結構充実してるんぢゃないですか?。
装甲師団や装甲擲弾兵師団だと代々12個中隊編成ですから、第15中隊ってまさか補給とか整備とか野戦炊事とか後方任務の隊って事は無いですよね?。
ここら辺の説明が無いのが不親切だなぁ。
1941~42編成の歩兵師団の砲兵連隊だと105mm軽榴弾砲36門に加農砲4門に150mm重榴弾砲8門が普通なんで合計12個中隊なんですけどね。
ここら辺が全くわかりません?。

後は仮にベッカーの第15中隊が自走砲中隊(突撃砲)中隊になったら元の中隊の砲の面倒は誰が見るんですかね(笑)。
多分返納したか新たに編成したかですかね?。
それと第1突撃砲中隊って名乗ってるって事は砲兵連隊から独立運用されたのか気になります。
徒歩歩兵師団で何故か機械化されてるベッカーの中隊は師団内で浮いてたと思います。

イギリス製車両で編成されてるのは構いませんが、ベッカーの突撃砲中隊は段列がイギリス製車両のパーツを大量にストックしてだんでしょうか?。
員数外のイギリス製車両のパーツなんか補給される訳無いですから、損失しても補充は無いし整備修理も中隊内で可能な限り自己完結しないと戦争にならないと思います。

ここら辺はバルバロッサ作戦中どうだったか知りたいですね(笑)。