リサイクル対戦車砲 Pak9/38 | スダコフツ167のブログ

スダコフツ167のブログ

ブログの説明を入力します。
FC3Sとの日常と、戦車模型の考察が、中心です。

スダコフツ167の意味はドイツの4号突撃砲です。

今回は日本の研究者は700門生産説ロシア人研究者は3712門と意見が別れるフランスのM1897野砲とドイツのPak38のハイブリッド砲のpak973/38を紹介します。


こいつはバルバロッサでT34ショックの後Pak40が開発にまだ時間が掛かるから、ポーランドやフランスで山ほど捕獲したM1987野砲を単脚で対戦車砲向きぢゃないから砲架に取り敢えずpak38の開脚式砲架に乗せて作ってみた間に合わせの対戦車砲です。


それにしても、砲身と搖架pak38の砲架に乗せるのは結構手間掛かるみたいで9000ライヒスマルクと金かけてます。


実戦では軽量故に安定性が不良って話がありますが、こいつでオランダ人義勇兵が騎士鉄十字章授与した位だから、そんなに悪くもないみたいです。
コイツは75mm砲としては軽量ってのとフランスとポーランドなどから捕獲した砲弾が、山ほどあり、そういう意味でもリサイクルしたかいのある砲で、実戦では事実上対戦車砲兼野砲兼歩兵砲として使用してたみたいです。

撃発は仰角ハンドルの中のボタンと閉鎖器側の拉縄を引っ張って放して撃発かのどちらかの選択できると思います。

弾は徹甲弾に榴弾に形成炸薬弾とあり諸説ありますが、当方的にはドイツ人の事ですから、ポーランド製だろうがフランス製だろうがドイツ製だろうが手当たり次第、撃ってたと思います。

大戦後にフィンランドがpak38をわざわざpak97/38に改造して運用してたみたいですのでそんなに悪くない砲だったのは確かみたいです。
追記。


この動画で、撃発機構やなんか良くわかりました。