アウトドア用品 第一次再生計画(その2)(タープ・フライシート編)
こんな記事ですが、妙にアクセスが多いです。
そこで、くれぐれもご注意ください。
この方法は「ダメ元の最終手段」です。
一切の意見や苦情は受け付けておりません。
真似をする方はあくまでも自己責任で取り組んでください。
前回はレクタM(タープ)とColemanのフライシートを
重曹漬けにしたところまでご紹介しました。
まあここまでは加水分解のポリウレタン を剥がしてしまう方法ですが
ここからが本番?です。
まず、24時間ほど重曹漬けの刑に処されたモノがコレ。
なかなかに気持ち悪い色です。
かき混ぜるとこんな感じ。効果が目に見えて確認できます。
水を抜いてみるとこんな感じ。
なんだかおどろおどろしい。
次に、ただのナイロンの布に成り下がったタープとシートを水洗いします。
シャワー。
もはや事件です。
ものの見事に色のついた消しゴムカスのようなものが流れていきます。
赤い部分が特によく落ちるのは、
赤の塗料や染料が一番紫外線やらの影響を受けやすく真っ先に傷むから。
赤いRX7やロードスターが酷い姿になるのも同じです。
なぜこの2車種かっていうと、単によく見るからです。ごめんなさい。
さて、水洗いの後は自然乾燥。
なかなか大きさがあるので干す場所に困りますが、
とりあえず2Fのバルコニーから吊り下げました。
ご近所様は「またアイツ変なことやってるな」と思っていることでしょう。
なんせ8畳くらいの赤い布がバッサバッサしているわけですからね。
下手すりゃ共産党を勘違いされるかも早く乾け。
完全に乾いた時点で行う作業は、シームテープの貼り直しです。
シームテープに関しては、特にcolemanのフライの方が酷かった。
全滅です。完全に。
晴れた日には関係ありませんが、
このままだと雨が降った際にタープに避難しても
縫い目からポタポタ水漏れしてなかなかに不快です。
従いまして、こちらもAmazonで購入。
30m巻なので、とりあえず3本ほどあれば大丈夫。
第一次再生計画は、言ってみれば試運転の要素もあるので
とりあえず安いやつでもOKかと。
ただし、案の定 中国から怪しげな郵便が届きます。
あれ?3本買ったはずなのに5本届いたw
さて、この作業がなかなかに面倒です。
テープと言っても、勝手にくっつくわけではなく
アイロンで熱を加えて圧着しないといけません。
生地のシワなども同時に対処できる上に
重曹でやっつけられなかったポリウレタン防水の残骸が多
アイロンの熱で多少復活するということで
再生としては大きな意味があるのですが、とにかく面倒です。
まずは劣化したテープを剥がします。
重曹づげにしたあとなので簡単に剥がれますし、
縫い込まれているものも簡単にちぎれます。
細かい破片もできるだけ綺麗に取りましょう。
古い歯ブラシなどでシャカシャカするとキレイになります。
次に、新しいシームテープを長さを合わせてカットし、
縫い目からずれないように仮固定します。
片方の端っこだけ一瞬アイロン!
テープを縫い目に沿わせて持ちながら、当て布越しにアイロンです。
引っ張ってはいけません。
アイロンの熱で伸びますので、引っ張ると細長くなります。
慣れないと丸一日かかるかもしれません。
シームテープを貼り終えて、各部をチェック。
この時点で見た目的にはなかなかキレイになっています。
晴れた日専用ならこれでいいかも。
ただし紫外線にも弱くなっているでしょうね。
次はいよいよ撥水加工です。
あ、間違ってもシームテープが先ですよ。
撥水加工した後にシーム貼ってもすぐに剥がれますからw
ではでは続きは(その3)にて
※写真は準備中。
※これは書きかけ記事です。後に追記する予定です。