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男性諸君ならば、一度は憧れる(?)戦国武将の甲冑や兜。
我らが伊達政宗様のあの「三日月(弦月形)」の前立ての兜をかぶって、黒漆五枚胴具足を身に付けて、模造刀を振り回してみたりして、格好良く写真に収まってみたいもの。
でもこれが、実際の戰場(いくさば)においての戦装束となると話は違ってきます。
戦における飛び道具と言えば、弓矢が一般的でしたが、日本に鉄砲が伝来し、急速に広まると必然的に具足も強化され、武士が着用する当世具足は頭から爪先まででおおよそ20kg前後と大変重たくなりました。(兜のみで2~3kg)。
・本多忠勝所用 黒糸縅胴丸具足:15.2kg
・伊達政宗所用 黒漆五枚胴具足:22.0kg
・伝)井伊直政所用 朱漆塗仏二枚胴具足:27.0kg
兵隊である足軽の場合1日に15km前後行軍しますが、足軽は通常前後二枚の軽量な二枚胴鎧を着用し、兜はなく陣笠です。具足重量は 5~7kg、武器の長柄槍が 3kg、携帯する荷物の総重量は 5kg程度と言われるので、行軍時は 15kg程度の装備をしていたということになります。
この重さで羽柴秀吉の中国大返しのときは、10日で230kmを踏破したそうなので、 23km/日という1大トライアスロン大会となり、それはそれは、くったくただったことでしょうなぁ。
さて、ここで実際にみなさんの身近にあるもので、重さをイメージして頂きましょう!(^o^)
まずは、大事な頭を守る「兜」ですが、重さが2キロ~3キロありました。
だいたい 2リットル入りのペットボトルは、中身だけでちょうど2kgになります
ということは、容器を含めると大体「兜」と同じ重さになります。
想像してみてください、 2リットル入りのペットボトルを頭に乗っけている感じを、、、。
いくら、馬に乗っているとはいえ、首にはかなりの負担です。(-_-;)
さらに、甲冑関係が15キロ~20キロ。
ちなみに、18Lのポリタンクいっぱいの灯油が約15.5kgで、瓶ビール1ケースが20kgです。
ここまでを整理すると、こうなります。
2リットル入りのペットボトルを頭に乗っけて、体に18Lの灯油がいっぱいのポリタンクもしくは瓶ビール1ケースを体に巻き付けた状態で、不安定な馬に乗って揺られながらの行軍。
しかも、一触即発となれば、死と隣り合わせの恐怖!
現代人だったら、きっとこう思うはず。
「今の俺、なにやってるんだろう?」ってね。
ありえないわぁ。運悪く戦国時代の武士の子に生まれて来なくって良かったぁ、かも。
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