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親というものは子供を授かることが分かりますと、その子の行く末を案じてあらゆる神仏にすがりたいと思うもの。
最近では我が子に付ける名前も自分の好みで俗に言う”キラキラネーム”を名付ける方もいらっしゃるようですが、子どもの一生を左右する名前ですから、無責任な付け方をするという分けにも参りません。
そんなとき、身近で頼りになるのが「姓名判断」。使われる漢字や画数などで運気が判断できるのだそうですが、出来ることなら運気が悪いよりは良い方がいいと人の親ならば誰しも思うはず。
前置きが長くなりましたが、今回我らが伊達政宗様の名前をとあるサイトの姓名判断に掛けてみました。はたして日本一の伊達男”伊達政宗”の姓名判断の結果はいかに!?
姓名判断の結果は、こうなりました。
詳しいことはよく分かりませんが、総画が大吉で仕事運も家庭運も大吉と”政宗”という名前がいかに強運を呼び寄せたのかが確認できましたね。人格も地格も吉ですから決して悪いわけではありません。ただ、外格と天格が凶と出ています。この辺はこれからじっくりと詳細を皆さんと一緒に確認していきましょう。
なるほど、芸術面とは和歌の才能に優れ「鄙(ひな)の華人」と呼ばれた政宗様の文化人としての成功とぴったり一致します。誰かのサポート役に徹することでの成功とは、豊臣家、徳川家に忠誠を誓い、献身的に主君を支えたお姿そのもの。大器晩成として中年から晩年にかけて成功を手に入れ、運を開花させるというのは、仙台藩初代藩祖としての数々の功績にほかなりません。
がしかし、天格は「凶」。と出てはいますが、悪いことはそれほど書かれてはいない。
一歩一歩着実に歩みを進めていった結果が実を結んだということなのでしょうか。
人格は申し分ありませんね。部下や同僚から信頼されていたでしょうし、心の柔軟性を持ち合わせていたので、成功したということなのでしょう。
地格ですが、リーダー的な存在として人気ものになるタイプというところはいいのですが、言葉がストレート過ぎるため、自分の気持ちや真意が伝わらず、誤解されることもありますという点については、そう言われてみれば、大河ドラマでもそういう無骨なところが描写されていたような、、、。
さて問題の唯一の「凶」である外格ですが、浪費グセも強いので、お金の管理には注意が必要です、とあります。仙台城に大崎八幡宮、陸奥国分寺の薬師堂に松島の瑞巌寺等々を建造したうえにサン・ファン・バウティスタ号の慶長遣欧使節など多額の出費があったのが、そのあたりのところなのでしょうか。若くしてパートナーを得たというのは、愛姫様のことなのでしょう。
さて、最後は総画と天格で占う基本性格と宿命です。
総画では「粘り強く取り組むことで素晴らしい反映に繋がる物事がありますから、腰を落ち着けて向き合うと良いでしょう。まずは関心の向く物事には臆せず挑戦していくことが重要です。とありますが、まさに好奇心旺盛で常にチャレンジやーだった政宗様の姿勢とピッタリです。
天格では、縁の下の力持ちとありますが、徳川幕府を盤石なものにするべく三代将軍家光公まで忠義を尽くした政宗様のお姿そのものです。最後はご自分のやりたいこと、興味のある物事に自分の気持ちを優先されて、天寿を全うされたのだと思います。
さて、今回の伊達政宗様の姓名判断、いかがだったでしょうか?
もちろん実際は「藤次郎」が入っているとか、姓名判断の解釈は一概には言えませんが、こうしてみると政宗様の名前は立派な天運をお持ちだったということになるのではないでしょうか?