貸農園に昨年作った菌ちゃん畝1号の夏野菜は、ナス・空心菜・エゴマ・バジルが大収穫で大喜びした。

 

但し収穫を引っ張りすぎて秋野菜のブロッコリー・小松菜・ターサイは、定植時期が遅くなり大きくは育たなかったが、それでもブロッコリーは過去最高の頂花蕾サイズとなり、まずまずの結果だった。

 

そして今年、菌ちゃん畝1号は2年目に入っての夏野菜なのだが、キャベツ(夏用)・カボチャ・ナスを定植して暫く経つものの、どうも葉っぱが大きくならない。種から頑張って苗を育てたナス2株に至っては、去年と同じ場所に一番元気な苗2株を植えた(菌ちゃん畝では原則連作は問題無いと言われている)のだが、葉っぱを虫に齧られ定植をやり直そうかと迷う始末で、菌ちゃん農法としては異常事態だ。

(以下写真が可哀そうなナス2株。共に隣のキャベツの葉っぱは元気な色だが、サイズが小さいまま結球し始めている)

原因をアレコレ考えた処、ナスは定植した時期(4月23日)が去年(6月25日)よりも2ヶ月早かったので、これが悪かったのかと思ったが、同時期に庭のコンポスト畝に定植したナスはすこぶる元気に育っているので、早すぎた訳でもなさそうだ。(以下写真が同時期に植えたナスで、右上は葉っぱも大きくて元気。左下の緑色はタイナスで葉っぱはやや小さいが此れも元気。)

 

となると他に思いつくのはエサの事ぐらいだ。1年前に菌ちゃん畝1号を作った時はまだ手探りだったので、最近の3号や4号に比べると、丸太は入れてなくてトップに置くエサも遠慮気味だった様な気がする。丸太を入れれば5年~7年、入れなくても2~3年は持つと言われているのだが、それもエサの量次第だろう。以前から時々マルチ穴の隙間から枯葉と土を押し込んだりしているが、最初に置く10㎝の厚さと比べるとタカが知れている。それと菌ちゃん農法の畝作り手順も少しづつ改良が続いている様で、最近のビデオを見るとエサの厚さは10㎝どころではなく、どんどん積上げて20㎝はあろうかという感じだから、矢張り1号には糸状菌の食べるエサが足りなくなっているのかも知れない。

 

という訳で、菌ちゃん1号の2年目夏野菜は余り期待しない事にして、去年の様に収穫を長く引っ張る事は控えて早めに切り上げ、マルチを剥がしてエサの再設置メンテナンスを実施しよう。

 

少し気が早いが、秋野菜での新規まき直しになりそうだ。