5日朝から局地的に雷を伴った激しい雨
昨日、その局地的豪雨が発生した広島市の山間部に本社がある取引先と連絡が取れまして、無事とのこと。
とにかく雨と雷が超凄かったらしい。
ここからは昨日の朝の話(今現在どのくらい復旧されているか不明です。)
独自の無線基地局を設け(通信会社から独自回線を買い取った)、そこを100%太陽光発電で動かしているので、自分たちだけ携帯で通話が出来るとのこと。
他は街中や山間部の電柱が所々倒れ、停電や通信障害が発生している箇所があり、電車も動いておらず、物流が滞っている状況。
色々話を聞くと、豪雨に伴う雷によって防災無線が早々故障、どうすればいいのかという情報が入らなかった。
山のポンプ場が雷で破損して多くの場所で断水、山に向かう水道局浄水場や無線基地局の道が土石流で寸断されたため発電機の燃料を運べない。
あと12時間くらいで一般無線局の発電機燃料が終わるから、かろうじて使えたところの通信回線も止まるだろう。的な状況。
ほとんどの病院は停電し、入院患者を停電していない病院へ移送中。
ポータブル発電機は各家庭持っているというとても防災意識の高い地域でしたが、燃料が終わってしまって動かない。。
学校は休校、その地域の企業は、ほぼ100%休業。
その人の家と会社だけソーラー電源と避雷器によって日常生活や業務が出来ている状況。何の問題もなく朝からPC作業や電話応対業務を行っているとのこと。
病院は事前に太陽光無停電電源装置(MSD-BOX)を設置していた病院1件だけが、発電機と併用して通路照明や医療機器の電源を確保できているとのこと。(このシステムを構築してあったので、4週間は電源を自己完結確保できるとのこと)
足りない物は?とお聞きしたら、一般住宅で基礎部の鉄骨が剥き出しになってしまった部分の補強のための鉄骨とセメントが足りないみたいです。その地域で二次災害が起こる危険な建物は4件あり、次の雨に備えて補強しないと鉄道に直撃し、今後の物流に致命的なダメージを負う可能性あり。
早期復旧を祈念すると共に、 BCP(事業継続計画)はじめ、日頃の備えが大事ということを改めて感じた出来事でした。
もしこのブログを閲覧された方の中で動ける建築・土木・鉄工業者様、もしくは紹介できる方がおりましたら、広島市安芸区中野にある有限会社平川製作所にご連絡お願いします。
連絡先
有限会社 平川製作所
電話(082)893-6340
※独自の太陽光発電装置を有しており、連絡取れます。