世界最新技術、避雷技術ならぬ消雷技術が始まります。 | 某社員?

某社員?

私的な考え

いよいよ消雷技術の時代がやってきました!
(日本国内でご存知の方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。)

2014年9月にGEトランケルのアンテナ用が世界で試験販売され、遅ればせながら、弊社も今月より日本国内での試験販売を開始いたしました。

このSPDは雷接近時に大地との電位差をほぼゼロとし、アンテナに落雷を生じさせないようにするためのものであります。
すなわち地上波TVアンテナ自体を「空間電荷中和型避雷針」とする最新の考えを適用するためのもので、雷雲が接近すると必ず動作するのが特長であります。

これにより、UL雷対策技術を導入した一般住宅等の建物、および敷地全体の電位差をできるだけ解消し、落雷そのものの確率を大きく減じさせます。

CSA以外のサージアブソーバでは無論、実現できず、このタイプのSPDの登場によってはじめて可能になりました。
米国では一定の効果が確認できたとして、「消雷器」としての試験販売が2014年9月より開始されております。

まだ最新のものであるため、防護効果については米国で「統計計算中」でありますが、2014年時点で得られている、試験販売許可の条件としてのそれでは、1/600にまで減るとされております。ここに各々の地域の落雷確率を掛けます。
例えば落雷確率が1万分の1の場合、これの600分の1、すなわち600万分の1となり、ULの安全指示値、100万分の1の、6倍の安全性となります。

寿命は設置した地域の雷頻度より、稲妻の直撃を受けない限り、約30年と長寿命。
従ってアンテナのほうが先に寿命を迎えるため、アンテナ建て直しのときに、うっかり捨てないようにする必要があります。


早速、雷対策のお問い合わせをいただき、今月一般住宅において施工させていただきます。
この技術を導入した日本で初めての雷対策工事になります。

動作原理の部分について、米国最新のものを取り入れております。

電源用SPDには最終のRoHS指令に適合しているCE規格品を採用。(ペットへの影響を考えました。)そしてオールハイグレードトランケルであります。

施工させていただくお客さまより、事前に「雷でお困りの方へのご説明として活用してください。」と、ご了承いただいておりますので、詳しい説明は、弊社HPにおいて施工画像を交えてご説明させていただきます。

興味のある方はどうぞ。