平川製作所から、IZ社より製品供給を受けるという連絡をいただきました。 | 某社員?

某社員?

私的な考え

先日、平川製作所より、「スロヴェニアの欧州最大手イスクラ・ザシュチテ社と最新UL認証、CE適合SPDの製品供給契約を結んだ」と、連絡をいただきました。


イスクラ・ザシュチテはそもそも通信システムメーカーとして日本の工業界の中でも昔から有名です。


残念ながらスロヴェニアは昔はソビエト連邦の一部、スプートニク1号で世界的に知られるようにはなりましたが、日本も含め、当時の西側では「名前だけ」の状態でした。

ソ連崩壊、独立後、急成長し、特に雷対策部門では、近年、欧州最大のメーカーになりました。


GEにはおよそ及びませんが、世界第6位の巨大メーカーで、通信分野では今日、世界第2位の売り上げがあります。そしてSPD生産部門の規模は日本最大手様のおよそ160倍と、とんでもない会社です。


欧州の会社なので、こちらはCEクリアです。


基準の厳しさはULと同じで、欧州では、イスクラ・ザシュチテが各国のメーカーに信号線用SPDを「半製品」として供給している状態にあり、欧州での信号線用SPD市場を独占しています。


なお電源用はあくまでも「トランケル」として欧州でもGEが直接、押さえています。


平川製作所とIZ社の製品供給契約締結により、弊社でも「電話回線用トランケル」「火報信号線用トランケル」などの販売・施工ができるようになります。
これは防災屋(消防施設工事業)としての顔を持つ弊社として、困っている方の力になれるという意味で、とても重要なことです。

これで、電気というものに関わるおよそ全ての工事に使うSPDが揃うことになりました。


2003年、ドイツの進んだ状況を視察してきた平川製作所が、日本ではじめて雷による人権問題を学会提議しました。
しかし当時、理解を得られたのは、ごく少数の専門家のみ、この提議は抹殺され、平川製作所は日本国内の大手雷対策機器メーカー各社より「敵」として、ひどい嫌がらせを受けるだけの結果に終わりました。
しかし当時既に世界の常識からはおよそ考えられないこの惨憺たる結果は、直ちに海外の研究者や雷対策専門家の知るところとなり、その後、平川製作所は「知る人ぞ知る」メーカーとして、主に国外の第一級の研究者や雷対策専門家から高い評価を獲得、今日に至っています。

今回の製品供給契約により、日本でUL、CEの「防火保証付き」家庭用SPDの全ての取り扱いができるのは平川製作所だけであり、米国最大手GE社、スロベニアの欧州最大手IZ社から最新UL認証、CE適合SPDの「製品供給」を受けます。

これは平川製作所が日本国内で、これら最新SPDの「原理特許」を所有しているためです。


日本の頭脳は世界に追従どころか先駆していることの証明であります。


弊社は日本で唯一、ULの「生存権擁護のための雷対策=非営利主義」を支持、日本の利益主義の雷対策に断固反対し、大学など国内外の非営利団体と共にアカデミカルな見地より世界標準、UL基準の一般家庭雷対策システム設計を行なっている日本唯一のメーカー、平川製作所と協同、施工を担当している数少ない専門業者のひとつです。


近々、平川製作所HPにおいてIZ社製通信用SPDを掲載するかと思います。

IZ製通信用SPDに興味のある方は平川製作所HP をご閲覧下さい。