太陽光発電(独立型)は得なのか損なのか、はっきり書きます。 | 某社員?

某社員?

私的な考え

費用対効果について書きます。

太陽光発電を取り付けることにより、元は取れるのか?

結論

取れます。

ただし、独立型の場合です。

以下に根拠を書きます。



まず下記にポイントを書きます。


お客様が何をどう「得」とするかが、
元が取れるか取れないかのポイントになる。
それが小規模太陽光発電システムです。



某社員のきまぐれブログ


上図の24時間営業店舗例で考えてみます。

40W  蛍光灯   4灯
60W  白熱電灯 4灯
100W 白熱電灯 7灯

合計消費電力 1100W となります。

これを電気料金で計算すると。

照明にかかる電気代は月に約17000円。

白熱電灯・蛍光灯消耗交換費用を含め、
10年で約250万円かかる。
(概算です。最寄りの電力会社様の電気料金、その時の電気料の値上げ、値下げにより若干の変動有)


これをLED灯化すると…

18W  蛍光灯型LED   4灯
10W  白熱電灯型LED 4灯
10W  白熱電灯型LED 7灯


合計消費電力 182 W となります。
(メーカーにより若干W数変動有り。あくまでも概算です。)


照明にかかる電気代は月に約2800円。
10年で掛かるであろう電気代は約33万円。

LED灯化費用約15万円。
これにLED灯消耗交換費用などを含めて約50万円。

これらを先ほど出した250万円から引くと・・・

結果、10年で約167万円の得。

メリット  費用面では断然お得。
弱点   電力会社の電気が停電してしまった時には使えない。

この182Wを小規模太陽光発電で賄うとすると…

電気代 ほぼ0円。
バッテリ・制御給電箱部品消耗交換費 10年で約10万円。(概算です。)
LED灯化費用約15万円。
これにLED灯交換費用などを含めて約30万円。
ソーラーパネルを使って屋外露天自転車置き場を
屋根付き自転車置き場に改修するとして、
ソーラーシステム設置費用約60万円。よって約100万円。
結果、10年で約150万円の得。

ここで忘れてはいけません。
停電時にも安心代、安全対策に対する諸費用等、
自分の命を守る代金?
(人の命はお金では買えません。ですから、得とか損とか書けません。)

以上より
メリット   停電時でも使える。
デメリット  金額だけ見た場合、お得感が若干劣る。
となります。

ここからが、弊社宛に非常に質問が多く、
多くの方が疑問に思われているようですので、
大きな文字で、はっきり記載しておきます。

一般的な売電型太陽光発電システムは第三者のための商用発電所であり、日照による発電量のみならず、周辺の電力需要によっても売電量が変わります。ですから、電気を作っても全て買い取りをしてくれるとは限りません。勿論、法律上、第三者(自分を含め電気を契約している全ての需要家)の電気を、自分のため(私的利用)に、発電所において蓄電(盗み電気)なんて出来るわけがありません。また、今後いつ・なんどき・どのくらい・いくらで売買が成立するか分からないので、詳細な費用対効果計算は出来ない。もしくは過去の事例より、おおよそこれくらいではないか?という曖昧な回答になると思われます。

このことを、お客様にしっかりご説明なされて販売されているのか?
疑問に思う企業様もおります。(私的に)


しかしながら、
売電しないこの太陽光発電システムでは
かなりはっきり費用対効果が顕れます。

なぜならば、
およそ消費する量と電気を得る量が分かっており、
消費者以外の第三者が一切介入しないから。
です。

太陽光発電システムの設置とその維持費分、
LED灯化しただけよりも「費用面だけを見たお得分」が少なくなってしまいますから、

この例では

① 災害・長時間停電時でも電灯が消えないこと。
② 極めて安定した精密交流連続出力で、LED電灯の寿命が延びること。
③ ソーラーパネルを発電以外に「屋根」として有効活用できること。
④ 創意工夫で、緊急時に照明から通信回線に電気が行くよう配線しておき、状況に応じて切り替えられるようにしておくこともできること。
 
の四点より「価値ある利用法」をご提案させていただいております。
(あくまでも、この例での話です。設置の仕方などによって更なる費用対効果が見込めます)

使用全電力を賄う3~6kWクラスの太陽光発電システムも可能ですが、
その分、初期費やランニングコスト(特にランニングコストの割合が大きくなります)がかかり、
それを電気代との差額でシステムの耐用年数期間中に
埋め合わせるのは概して困難になります。
(ただ、電気代以外の莫大な損失を考えたときには費用的にプラスになることもあるでしょう)

このことから弊社ではお客様の使用実態に合わせた
小出力システムでのご提案をさせていただいております。

つまり、
全部をまかなおうとするのではなく、
足りない部分は買いましょう。という考えです。


概ね200~300W出力で、24時間常に電気を消費する電灯や
通信機器などへの適用がお得なものになります。

勿論、その他の製品もご要望に合わせて提案しております。