Q.太陽光発電で雷被害があるか?
A.あります!
誘導雷というものでパワコンという部分が壊れることもあります。
さて、どうしたものか・・・
こうすればいいのでは?ああすればいいのでは??
ちょっと待って下さい!
これでは、太陽光発電全体が雷をどうしようか?と、
なんだか後手後手に回っているような気がします。
ちなみに、これは売電型太陽光システムの話です!
ここで発想を変えます。
太陽光発電の為の雷対策をするのではなく、
独立型太陽光発電で他の機器の雷対策をします。
というよりも、ソーラーUPSならば可能です!
雷が来たら商用電源のコンセントを抜く。
良く聞く話ですね。
これは、ちょっと難しい言い方をすると
『物理的に切り離す』と言います。
何故これが効果があるのかというと
電気の道が存在しないので、電気が流れるわけがない。
ということです。
根拠を説明します。
以下の図を見て下さい。

太陽光発電システムに限りませんが、
電気機器の雷被害は電力会社の電源線から電話線
あるいは、その逆などに雷の電流が抜けていく
ために起こります。
簡単に言うと
抜けるところがあるから、電流が通る。
ということですね。
つまり、ソーラーUPSを導入すると電力会社からの電源を切っても、
独立した太陽電池、バッテリ、発電機のいずれかからの電気を
電話やパソコンなどの電気製品に供給するようになっているため
簡単に耐雷電源にすることができます。
しかし、これには一つ問題があります。
自分の意志で切らなければならない。。
つまり、切り忘れや時間的に遅れが生じると
電力会社からの電気を切る前に入ってしまう場合もあります。
はたして、絶対に雷が来る前に切り離すことが手動で出来るか・・・
ちょっっと厳しいかと思います。
上手く切り離せた場合、絶大な効果が期待できますが
絶対に100%なんて言ってはいけませんし、言えません。
もし仮に
あ~あ、雷に困っているんだよなあ。。。
という方がいらっしゃいましたら、
雷が分かる機械(雷検知器)と
自動で電源を切ってくれる機械を
電気の道に噛ませればいいと思います。
もし、興味のある方は平川製作所 に聞いてみて下さい。