貴重な体験 | 某社員?

某社員?

私的な考え

どーも。

頭は回るが胃が痛い。
某社員?でございます。

お盆休みというものをいただきまして、
あ~、多少休めるかも?と考えていたワタシ

さて、何をしようか?
勉強をしましょうか。
身体を動かしましょうか。
どこかへ行こうか。

色々考えてしまいます。

そんなときに電話が・・・

珍しい。もう10年ぶりだろうか?
高校時代の友人だ。
どうやって私の携帯を知ったのか?それは謎である。

彼曰く、
「都会の賑やかさもいいが、田舎もいいぞ。温泉でも入りに来いよ。」

これはつまり、遊びに来なさい。ということですね。

そうです。最近は東京など都市部に頻繁に行っていたためか、
田舎の現状を忘れていたような気がします。

というわけで行ってきました。栄村。

車で一時間20分くらい?(休憩時間込み)

これは旅行ですね。

到着するなり。F君は外出中とのこと。

さて、困ったなあ・・・と思っていると、
とりあえず家に上がって待っていて下さい。
という言葉を頂く。

そして居間に通され、初対面のFおじいさんと語り合う。

しばらくすると、Fが帰ってきて、今度はSの家に行くとのこと
私はFのご家族の方に感謝の挨拶をし、Sの家に向かう。

このS君。

高校時代の部活が同じで、仲良くさせていただいたのだが、
クラスも違うし、家もどこにあるのかも分からなかったし、
当然行ったことがないというのは言うまでもない事実。

F君はクラスが同じで、一回?高校の時に遊びに行った記憶が・・・

しかしまあ、10年近く音信不通で、久しぶりに連絡を取り合っていきなり
家にお邪魔するとは思わなかったぜ。。

話しは戻るが
S君を拾い、温泉へ向かう。

秘湯かな?と思っていたのですが、
私が想像していたよりも混んでおりまして、
分かっている人は分かっているんだなあ。。と思いました。

そしてお風呂に入ってS君の家に行って居間に通されると・・・

え??

4mの長机に色々な食事が並んでおりました。
もう、お寿司・オードブル・煮物・パスタ・サラダ類・汁物。
まだあった気がしますが、覚えておりません。

そして、親戚の方やSのご両親や祖母様が並ぶ席に通され、
お食事開始。

予想外の状況に内心動揺。
私的には友人の部屋で軽く語る程度のものだと思っていたので。。

「さあ、名前分からないけれど、君、食べて食べて。」
ご両親の方に言われる。

初対面の弟さんに

「さあ、飲んで飲んで。」

日本酒をコップ一杯つがれる。

食べづらい・・・
そして飲みづらい・・・

日本酒で唇をぬらす。
しかし、そこから私はひらめく。

こういう初対面の状況を打破してこそ、一流。

人間の印象は、ほぼ第一印象で決まってしまう。

私は積極的に話を振ることにした。

S君の結婚式に撮影した動画を見ることになった。

ちなみに私は呼ばれていなかった。


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そんなこと関係ないやい!
私はまるでそこにいたかのように、話しをする。

もう酒でも何でもかかってこい。私は戦う。

そんなこんなで、開始一時間。やっと名前を覚えて貰える。

F君は自分の祭りに行かなければならないとご帰宅。
残るはS君とそのご家族・親戚と私のみ。

そして二時間。お酒が何本か終わる。

もうその頃には
S君のお母様に美味しかった料理のレシピを教えて貰うくらいにまで覚醒。

他愛もない冗談まで出るようになる。

しばらくすると、祭りが始まると言うことで、料理はそのままで外に出る。

もの凄く涼しい。クーラーは必要ない。
風が少しあったので、稲のニオイがものすごくする。
芳香剤で言えば、森の香りと言ったところか・・。

手持ち花火で花火大会?


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良いではないか?デカイのも悪くないが、小さいものも協力性を感じるぜ。

それが終わると、提灯行列?みたいなことをやるようだ。

どうやら死者の魂が安心して帰れるように送り出す儀式だそうだ。

私は歩いた。知らない村を。
酒がさらに回る。それでも歩いた。

行く先々で、弟さんに酒を注がれて飲んだ。それでも歩いた。

道でほろ酔い加減のサラリーマンの気持ちが分かった。

普段は蛍も沢山飛んでいるようだが、その日は見ることが出来なかった。

ちなみにその提灯行列。歌を歌いながら歩く。


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何を歌うのかというと。信濃の国である。

長野県の人なら分かるでしょう。

私も知っていたのでなんとか歌うことが出来た。
そして酔っていたせいか、凄く気持ちが良かった。

最後にS君が言った。

「都会の祭りも良いが、田舎もなかなかだろ?俺たちは本当に贅沢だよ。」と。

私は、心の疲れというものが取れた気がしてとても満足しました。

ちなみにS君は名古屋で働いている。