こんにちわ！
SDアートの堀越です。
令和という新時代の幕開け。
長い10連休が終わり、
皆様少しずつ仕事の日々に戻って行っているのではないかと思います。
私もゴールデンウィーク中は、伊勢神宮に行ってきました。
令和元年の初日に参拝してきましたが、
本当にたくさんの人で溢れていました。
通常ですと、外宮・内宮を合わせて、
３時間ほどで終わる参拝ですが、
道路の混雑や入場規制などで、
倍以上の時間がかかりました・・・。
それだけたくさんの人が、新たな時代に対して、
「期待」や「ご利益」を求めているのだと思います。
これは裏を返すと、
「将来への不安」
ということでもあるかと思います。
本当にたくさんの情報が日々飛び交い、
技術が飛躍的に進歩し、
人間自体がどうなっていってしまうのか・・・。
そんな「変化に対する恐怖」が、
日本人の「祈り」という救いを求める行動に繋がっている。
そんな感覚をいだきました。
そんな世相を反映しているのだと思いますが、
最近よく売れているものが、
「疲れ」を解消するもの
だそうです。
・情報過多による疲れ
・SNS疲れ
・肉体的な疲れ
これまでの世の中にはなかなか無かったような「新たな疲れ」。
この疲れを解消するためのものとして、
・ヨガや瞑想等のマインドフルネス
・哲学などの「人生の原理原則」に関する本
・神社参拝等の旅
が多くの人に受け入れられているようです。
そして、この他にも疲れを解消するものとして、
「アート」
がキーワードになっているように感じています。
今年は特に、オーストリアとの国交樹立150周年という年でもあり、
オーストリアの芸術が特集されていますが、
その中で最も有名な画家である
ギュスターヴ・クリムト
は、この「疲れ」を癒してくれる最たるアーティストだと思います。
その理由は「愛」です。
彼は生涯に二百数十点ほどの絵画しか残していませんが、
その表現のほとんどは「女性」や「風景」といった対象を描いています。
その描いた対象を見る眼差しは「愛」に溢れており、
彼が得意とする装飾的な表現と、
素晴らしい色彩感覚が、
とらえた対象を「立体的に」浮かび上がらせる素晴らしい作品となっています。
この表現の根底にあるのが、
「愛」
です。
彼の絵画を見ていると、
なぜかとても安らいだ気持ちになり、
そして、私までも優しい気持ちになれる不思議な効果があります。
先日、東京都美術館で開催されているクリムト展を見てきましたが、
ある絵の前で立ち止まって１０分ほど放心状態になっていました。
それほど心を奪われたクリムト。
大変個人的な話で恐縮ですが、
どの画家が一番好きか、という質問をされた際には、
このクリムトを真っ先にあげます。
実は、大学の時にウィーンに旅行した際に見たことがきっかけで、
それ以来本当に好きになってしまいました。
その当時はなぜクリムト作品が好きかを言語化できませんでしたが、
今ではその理由が手に取るようにわかります。
■次回は愛と生死を描いた画家「グスタフ・クリムト」を取り扱います！
私が個人的に大好きなクリムトですが、
とうとう次回のアートセミナーでは、
このクリムトを取り扱います。
現在、
上野の東京都美術館、六本木の国立新美術館において、クリムトの展覧会が開催されています。
このようにクリムトが大々的に日本にくることは滅多にないので、
是非これを機にクリムトについて学んでいただけたら、
あなたの芸術に対する「見方」が大きく変わるのではないかと思います。
オーストリアの至宝「グスタフ・クリムト」
彼の生涯をたどる旅を一緒に体験いただけたら幸いです。
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ゼロからわかる！世界の巨匠から学ぶアート入門プログラム！
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●日時：
５月１８日（土）１０：００〜１８：００
●場所：
JR山手線「大崎駅」より徒歩3分の場所
※申し込みされた方にのみお知らせいたします。
●料金：
29,800円
▼過去の受講者の声などの詳細は以下よりご覧ください
https://sdart.jp/archives/2138
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