私たちが退職する一番の理由が、
「人間関係」です。
だいたい、
「上司がダメです」「上司と合わない」
ことによる退職が主な理由になることが多いようです。
逆に言えば、
「上司が良い上司であれば、離職率は低くなり、従業員満足度は高くなる」
ということでもあります。
私が人事関係のコンサルティングを行っているのですが、
その際に興味深い示唆のある事例を見つけました。
それがGoogleのProject Oxygenです。
https://hbr.org/2013/12/how-google-sold-its-engineers-on-management
■ 優秀な上司の8つの条件とは?
簡単に言えば、
優秀な上司(ハイスコア)の人には8つの特徴があったそうです。
それが、以下の8つです。
1、良いコーチであること
2、チームをエンパワー(活性化)していて、マイクロマネジメントをしない
3、メンバーの成功や、個人のウェルビーイングに大いなる興味関心を示す
4、生産性が高く、結果志向である
5、良きコミュニケーションをとれる人である。傾聴し、情報を共有する
6、キャリアディベロップメントを助長する
7、チームの明確なビジョンや戦略を有する
8、キーとなるテクニカルスキルを持ち、チームメンバーに助言できる
(1からが優先順位であり、重要なファクター順)
私が苦手としていた上司や人材はまさに、
・自分の話を一方的にし続ける
・細かいことまで口出しする
・メンバーの成功よりも自分の手柄や興味関心
という真逆の像の人です。
このような人が、部下を壊し、
会社にとって長期的な利益を損なっていくのだなといえます。
上記の8つを全てひっくり返すと、
逆に「避けるべきマネージャーのチェックリスト」になるかと思います。
私も今は人をマネジメントする立場ですが、
自分がマネージメントをしていく上で、
このGoogleのProject Oxygenがいつも頭の片隅に浮かび、
そして、行動の指針となっています。
いつもこの指針を忘れず、
謙虚さを持ってチームで仕事をしていきたいものです。
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