MAICO なつかしい。。そして外車について。。 | らな

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チャネスポーツさんのブログに紹介されていた「シングルで80馬力!!」という話。

MAICO というブランドのバイクです。
$FANTIC SCUDERIA らなのブログ


ちょうど、 OSET のUKでの普及について調べていた時に、ウエアや用品を扱う『Wulfsport International』が見つかり、調べるうちにMAICO旧車のパーツなどはWulfsport Internationalに問い合わせるように、という案内を見つけたのでした。
先週のことかな。。
そこで、「MAICOって懐かしいな~!学生時代に見たバイク雑誌には、KTMと並んで紹介されてたよなー!。ドイツだった筈だけど、今はイギリスのブランドになったんだー!」なんて思ってました。

maicomx.com
maico international
といったところから、調べることが出来ました。

Wulfsports自体は、イギリスでトップセールスを誇るオフロードレースウエアのブランドだそうです。
子供用のトライアルウエアを買いたいと思いましたにひひ



このような『名門ブランドの再建』というビジネス。。
FANTICも同様です。ブランドオーナーは、FANTICのほかにRGブーツやSWMというブランドも所有しています。
技術は進歩して普及します。特にヨーロッパのように各種パーツの名品を組み合わせれば素晴らしいバイクが仕立てられるような環境の場合、ブランドを再興して最新マシンを発表することも、そんなに難しいことではないのかも知れませんね。

問題は、そのブランドが好き!デザインが好き!というところかも。
細かなセッティングや工夫は、各自の車体に注ぎ込めば良い訳です。大まかな性能としては、各社で遜色の無いレベルじゃないかと思う訳です。
レバーだのペダルだのの動きがどうの~こうの~って。。自分で仕上げれば良いじゃん!部品はナンボでも手に入るし、ちょっと加工すれば付くじゃん!そのほうが『自分スペシャル』で嬉しいと思わない??


だって、バイクの性能は向上する一方で、自分の技量は。。。。
バイクの性能に助けられた~なんて話は、たまたまセッティングが合ったかどうかというレベルであり、「その前にバイクの基本性能を100%使い切ってから、しゃべれやー!」みたいなことが殆どだと思う訳です。
まぁ、セッティングの出しやすさも含めて、優位に立つ機種もあるとは思いますが。。
趣味として、競技としてバイクに乗ると決めて取組む以上は、自分で納得のいく調整を施してからマシンの基本性能を評価するか、そこまで出来ないなら「好き」、「嫌い」、「カッコイイ」などで決めるほうが潔いと思います。
下手に「ツインカードリッジ」だの「50Φ」だの「オーリンズ」だのとスペック信者になっても、使い切れないなら意味ないじゃん!!ってことになりますから~。。。

そもそも、外人が作った外車ですから、「ここは、何でこうなの~?」という理解に苦しむ仕様もあるかも知れません。日本人が作ったマシンのほうが日本人向けなのかも。。。
でも、外人向けに作られたものが全て日本人に向かないとは言えないでしょう。日本人が絶賛する機構も有るでしょうし、日本人が作るものでガラパゴス扱いされるような偏ったギミックも目立ちます。日本人にとっても、「要らんやろ~!」と違和感を感じるようなモノが。。


何度か言ってますが、私は日本が好きです。富士山と桜は、海外生活における「日本の心の拠り所」になります。
そして、日本車も好きですし、日本のバイクも好きです。
でも、外車も好きです!
多少は割高だけれど、異文化を感じることが出来る「何か」を持っています。
それが圧倒的なメリットになることもありました。今は世界標準化によって、差異は小さいかも知れません。逆に、グータラな異文化の影響を受けて不具合が出やすいかも知れません。
それでも、自動車というものを発明した人々が作り続ける自動車というものを感じてみたいし、エンデューロという競技が脈々と続く土地で育まれたマシンを味わいたいと感じます。アメリカでも、イタリアでもスペインでも。それぞれに違いがあるでしょう。

先日、フサベルの特集を組んだfrmを読みましたが、フサベルはスウェーデンの土地でこそフサベルらしくフサベルでいられるような話が出てきました。そこで走り込まれたことで生み出された仕様、セッティング。。
日本のフィールドで走り込まれ、生み出されたエンデューロマシンって。。。有るのかな??
海外での評価を高めるために、海外で走り込まれたデータがフィードバックされてるんじゃないのかな??外人が乗りやすいマシンとして??
いや、やっぱり日本車は日本で生み出されたと思いたい。そして応援したい。

そうだ。アメリカにはメーカーは無いかも知れないけど、アメリカンなマシンに仕上がってるよね!
味付けというか、仕様、セッティングだけでも、異なった文化を感じる!! 面白いー!!

でも、その前にオフロードバイクが根付かないと、それも消えちゃうかも知れませんよね。
もう、アメリカ人に作らしちゃえ~!とか。

あ~、イヤだなぁ。。
てか、メーカーがあるというのは嬉しいというか、誇りに思うけど、メーカーなんて無くても楽しんでるアメリカ人のほうが幸せなんじゃないの~!?って。。。

スペインで作られるイタリアンブランドのバイクでも良いじゃん!! それなりに良さは有る!!


それを、
誰のバイクでもない。
自分のバイクにして、
日本のフィールドに合わせながら、遊び倒したもんの勝ちー!! 
でしょ??

てか、烈さん! おもしろすぎます~!!