ウクレレ ワースブラウン弦 | スカジーのウクレレ奮闘記

スカジーのウクレレ奮闘記

埼玉県春日部市在中のスカジーが、2019年11月よりライフワークとしているウクレレを、奮闘しながら成長していく姿を記録しています。
色々な人との交流のキッカケになったら嬉しいです。
地元で「ウクレレコミュニティ」もやっています。








おはようございます、スカジーです︎︎👍🏻


今回は、先日交換した

「WORTH(ワース)ブラウンフロロカーボン弦」

についてのお話です。


弦交換の経緯はコチラの記事から👇

過去の記事 




弦交換したウクレレは、私のメインウクレレである、テナーサイズ・スロテッドヘッドの「ターくん」です。


この子はテナーサイズですが、今回使用の弦は「ソプラノ・コンサート用」を選びました。

理由としては、ワースブラウンは「ややテンションの柔らかめ」の弦と、私の聞いた情報にあったからです。

ここ最近、私はテナーにはチタニウム弦や、ダダリオのクリアフロロカーボンなどの太めでテンションの高めの弦を使っていたので、あまり柔らかめだと演奏しづらいかなと考えていました。

ちなみにターくんに元々張ってあった弦は「オルカス ブラックフロロカーボン テナー用」です。 弦は細いものの、スロテッドヘッドの特性である「テンションが高くなる」事が効いているためか、とても弾きやすいテンションでした。 ⋯切れちゃったけどね💦

話が戻りますが、今回テナーサイズ用のブラウン弦も売っているのに、何故「ソプラノ・コンサート用」をチョイスしたのか? それは⋯

テナー用よりも「ソプラノ・コンサート用」の方が弦が細いからです。


以下、私の思考回路。

「ワースブラウンは柔らかめの弦」

→ 「テンション高くするには?」

→ 「適正スケール長が短いコンサート用をテナーに使えば、テンションピンピンじゃね?」

こんな感じでした。



はい、お気づきの方もいますね?

間違いです☝🏻‪‪

正解は「同じスケール長(ナットからサドルまでの距離)ならば、弦は細い方がテンションは低く(柔らかく)なる。」です。

そりゃそうですね。

 1弦と3弦を比べたら、適正チューニングの音色が低い3弦の方が太いです。

それを1弦と同じ「A」まで音を上げたら、めちゃくちゃ巻いてテンション上げる感じになりますよね💦

そんな訳で、今回買った「ソプラノ・コンサート用」は、テンションが「低くて」めちゃくちゃ弾きづらかった⋯







という訳でも無かったのです💦


理由は分からんのですが⋯

テンション、バリカタです🍜


安定の前フリの長さですが、ここからがワタクシの
「個人の感想ですよね?」的なレビュー
になります。

・音色
めちゃくちゃ好みです。 ボディのハワイアンコアと相まって、かなりの煌びやかサウンドではありますが、元々私の好みはそちら寄りなので👌 耐久性に難あって使用を断念した「マーチン フロロカーボン」。 過去イチの好きな音色だったのですが、ワースブラウンが抜いて一位かも知れません☝🏻‪‪ テンションが高いせいか、音の粒立ちも良かったです。

・響き
 めちゃくちゃ響きます。 これはさっきから書いている「テンションの強さ」に比例するんだなと今回、新たな気づきでした。 響く = 弦が強く振動する。 これのおかげでハンマリングもハーモニクスも音が大きく出やすかったです。 しかしそれ故のデメリットが!! これは後で詳しく書きます。

・テンション感
 先程書いたように、スロテッドヘッドのせいか、バリカタです。 ですが、細い弦なので適正位置を押弦すれば、セーハなども問題無く鳴ります。 「ワースブラウン」しか使わない、コンサートのスロテッドヘッドを使うK3さんに試してもらった所、コンサートサイズに使った時より硬いのは間違いないとの事です。後述する問題点さえ無ければ、弾きやすさや硬さは私の理想かも知れない⋯のになぁ。 テンションが高いと、音の粒立ちが良くなり、ハンマリング、プリングオフも音が鳴りやすい気がします。 それと比例して「ポヨリング」(弦を離した時に出る音)も出やすくなりました。 あとは響いている弦に、右手の親指の爪が不意に触れると出る「ビビり音」がめちゃデカい音で出ます。

・問題点
  問題点というのは「私にとっては」でありますが💦 それは「テンション強すぎ」の部分です

弦がカチカチ。 でもその分よく振動するので「響く」。 ここまでは良いのですが、その為に起きる弊害が「ビビり音」なのです。

まず、1~3フレット辺りのフレット間が広いエリア。 ここはちゃんと高フレット寄りに指を押弦しないとビビります。 ターくんはそんなに弦高が高い訳では無いので、今まではフレット間の半分の位置や、少しくらい低フレットに指が寄っていてもビビり音は鳴りませんでした。 今回のワースブラウンではそのビビり音が出ちゃうのです😭

他には私の悪い癖「次の音のための右手の指が弦に触れる」がビビり音に繋がるのです。 「テンション」の項目でも書きましたが、ストロークでは無く、単音を鳴らしている時に狙っている弦の隣に親指の爪が当たることがあります。 響いている場合は、その際にビビビッと雑音が出ます。 この音が今までは気にならないレベルだったのが、かなりのノイズになりました😣 結局、私が未熟だからそういうことが起きるのですけどね💦


◎総評
  とても良い弦です。 ただ、スロテッドヘッドのウクレレに使う場合は、テンションは高い方だと思います。 コンサートの弾かせてもらったけど、テナーほどでは無いにせよ、硬かったです。 音色は私の感想では「オルカス フロロカーボンブラック」より煌びやかです。 好みが分かれるところかもしれませんが、私は好きです😊

ラーメン屋🍜で注文するなら
「細・硬・煌びやか」で☝🏻‪‪
って感じですね。
※ラーメン屋で弦は買えません。


以前こんな記事を書きました。


ここに書いたように、弾き方で音色は結構変わるので、感想等はあくまで参考までにどうぞ。

弾き心地、テンションの高さに関しては⋯。

スロテッドヘッドのウクレレの方は良いとして、他のペグタイプのウクレレの方は、未確認ですので、こちらも参考までにどうぞ。(なんつーレビューだ💦)

あと、この弦は長めに入っているので「ウクレレ2本分取れる」とよく聞きますが、テナーに「ソプラノ・コンサート用」を張った感じでは「テナー1回・ソプラノ1回」位は使えそうですが、流石にテナーサイズ2回分は無かったです(笑) コンサート2回はいけるのかなー?‪🤔‬

ビビり音等の問題点は、私のテクニックの問題です。 そりゃ他の弦なら誤魔化せていたのですから楽ですけど、この弦で綺麗に弾ければ上達の証✨ですよね? 今の私の課題なんだと真摯に受け止め、頑張って練習していこうと思います💪


以上「WORTH(ワース)ブラウンフロロカーボン弦」のレビューでした。

実際の音などに関しては、今後の動画などをお持ちください🙇‍♂️


それでは今回はこの辺で🖐

最後まで読んでくれて、ありがとうございました😊