組み立て式の家具を購入したのである。
組み立てにはドライバーが必要だ。
早速上京した時に実家から持ってきた
ドライバーセットを探す。
見つからない![]()
買うしかないのか?
普段全く使わないドライバーセットを?
しかしドライバーがなければこの家具は
家具として機能しないただの板の集まりでしかない。
買おう![]()
どうせ買うなら安くて可愛いのがいい。
調べてみると2014年のゼクシィの付録で
「乙女すぎるドライバーセット」
なるものがあったらしい。
画像を見るとめちゃ可愛いかった![]()
欲しいぃぃぃぃぃぃい![]()
しかし発売から2年くらい経っていたので
手に入れられず![]()
仕方なく無印でスタイリッシュな透明の
ドライバーセットを購入。
お値段はそれ相応にしたよ・・・無印だもの。
さあ組み立て用ではないか![]()
説明書をよく読んでみるとトンカチも必要とのこと。
・・・トンカチ![]()
そんなもん1人暮らし女性宅にあるわけなかろう?
まるで誰もが持っているかのように考えないで
いただきたい。
※組み立てにはトンカチが必要です
とネットの商品ページに記載してください。
しかも一人で組み立てるのは不可能そう![]()
ということで友達を呼ぶことに。
その子は教師をしているので、学校のトンカチも
持ってきてくれることになった。
ありがたすぎる![]()
そしてトンカチを持ってきてくれたその友達と
一緒に組み立てている時に、
ゼクシィのドライバーセットが欲しかった話を
したところ、
「私それ持ってるよ」
まさかの![]()
なぜ?お互いフリーではないか。
ゼクシィを買う機会なんて・・・
どうやら同僚の結婚式の2次会の幹事を頼まれ
会場選びの際に使用したらしい。
「欲しいならあげたのに」
欲しかった・・・。
でも買っちゃったもん無印の。
まさか友達がそれ持ってるなんて
想像すらしんかったもん。
これからはすべての可能性を信じて生きる。
そして無事組み立てが終わり友達も帰った後に
私は見つけてしまった。
上京した時に実家から持ってきた
年季の入ったドライバーセットを・・・。
ゼクシィの乙女すぎるドライバーセットを欲しがる必要も
無印のドライバーセットを買う必要もなかったのである。
てかサンリオのドライバーセット
メッチャ可愛くない?欲しい。
夏休みの宿題で一番苦手だったもの。
それは自由研究。
自由という言葉は大好きだが、
そのあとに続く言葉が研究となると
話は変わってくる。
私には研究したいものなどなかった。
小5ですでにナマケモノの私は
学研の自由研究シリーズに目を付けた。
これはいくつかある研究内容に合わせて
あらかじめキットが用意されており、
手順書に従って実験するだけというもの。
しかもレポートの例まで載っているという。
これしかない![]()
一番楽に終わりそうなテーマを選び、購入。
全てはお金で解決だ。
そしてキットが届き、実験を進めていく。
途中、火を使わなければいけない部分があった。
マッチやライターが苦手な私はスルーすることにした。
しかしそれでは内容に不足が出る。
考えた私は、さもその部分もやったかのごとく
レポートを詐称して完成させた。
レポートの見本があったので、
どうとでもなったのだ。
そうして提出した自由研究が、
まさかの事態に。
コンクールで銅賞をとり、体育館で
全校生徒の前で名前を呼ばれ
舞台で表彰されることになったのである。
罪深かった。とても。
だってやってない部分があるのだから。
校長先生が自由な発想が素晴らしいと
褒めてくれた。
発想も何も、なにひとつ自分では
考えていない。
あらかじめ用意されているキットの中から
楽そうなのを選んだだけ。
やはり先生たちはすべてお見通しということか?
なにもかもを知っていて、わざと??
私に反省させるために???
真相は深い霧の中だが
私はこの夏休みを通し、
不正をして得たものは自分の中の
なにか大切なものを失わせることを学んだ。
すっかり夏である![]()
世間の学生は夏休みに心躍っていることだろう。
特に7月は始まったばかりでテンションは最高潮、
といった感じでしょうか。
しかしそんな夏休みに暗い影を落とすもの。
それは宿題。
この世には2種類の人間がいる。
先に宿題を終わらせて
残りの夏休みをまっさらな心で
満喫する者。
宿題の存在を一旦なかったことにし、
時折罪悪感を感じながらも遊びほうけ、
8月後半に泣きながら宿題をやる者。
私は圧倒的後者だった。
好きなものは一番先に食べるのだ。
明日が必ず来るとは限らないのだから。
なんてかっこつけてみるものの、
ただ単にナマケモノなだけ。
さて小学3年生の夏休み、
いつものように宿題を大量に残したまま
始業式というXデーが刻々と近付き
私を追い詰める。
ついに始業式前日・・・
どう頑張っても宿題が終わらないことが
決定した。
体力のない私に、
徹夜するという選択肢は私にはない。
今も昔もそれは変わらない。
そして始業式。
読書感想文を残して、私は登校する。
私はここで禁じ手を使った。
「やったけど、持ってくるの忘れました。」
と嘘をついたのである。
先生は完全に疑っていた様子だったが、
本当にやったんだけど、持ってくるのを
忘れてしまった、としきりに繰り返し
怒られるのを阻止した。
私はとにかく怒られるのが大嫌いなのだ。
今も昔もそれは変わらない。
始業式は半日で終わるので、帰宅して
ソッコーで読書感想文をやっつけで
書き上げ、翌日提出。
これで事なきを得た・・・
そう思っていたのも束の間、
先生から校内の読書感想文コンクールに
クラスの代表として出すことを命じられる。
もちろんあんなやっつけで書いた感想文を
そのまま出すことは許されず、
先生に修正点を指摘され、結局私は
夏休みが終わった後も
感想文に時間をとられることに。
先生はすべてお見通し、ということか。
しかし当時目立つことが大好きだった私は
コンクールという響きに悪い気はせず
それなりに真面目に取り組み、
入賞したのであった。
選んだ本は「ヘレン・ケラー」だったと思う。
そうして小学3年生の夏休みの宿題は完了した。