私はとても面倒くさがり。
それは子供の頃から。
小学6年生の時、日頃から何かにつけて
「めんどくさい」と発言する私に対し、
とうとう担任の先生はキレた。
そしてこれから一切「めんどくさい」と
言わないことを約束させられた。
そして私のほかにも同じ約束を交わすことを
強要されたクラスメイトがもう一人いる。
彼の面倒くさがりは私以上だったと思う。
だって彼は、習字の授業で課題の字を
書き終え道具をすべて片づけた後に
名前を書き忘れていることを先生に指摘され、
油性ペンで付け足そうとしたのだ。
いや気持ちはわかるけど!
めちゃめちゃわかるけど、
絶対怒られるやん。
その勇気なに。
好きだわ。
先生も呆れて笑っちゃってたよ。
そして過去に習字のはみ出た部分を修正液で
修正しようとした生徒がいたが、
あなたはその生徒を超えた、と話していた。
超えたくはない、と私は思った。
ふと思い出す。
中学の頃、クラスメイトの何人かで
サン宝石の商品をまとめて注文して
購入していたこと。
その方が1枚のはがきで済むし、
送料的にもお得だったからかな?
みんな何を買っていたんだっけ。
ストラップとか、
はがせるマニキュアとか。
多分そんな感じ。
当時は雑誌の後ろとかにサン宝石の
商品ページがあって、
皆で覗き込んで真剣に選んでいた。
その時だけは、どのグループも仲良くなる。
もしかしたらサン宝石を買うことよりも
私はその一体感が好きだったのかもしれない。
ドッジボール・・・
それは人にボールをぶつけるという
なんて暴力的なスポーツなのでしょう。
中学・高校と上がるにつれ
投げられるボールの速度も力強さも増し、
運動の苦手な私はひたすらに逃げるしかなく
本当に恐怖だった![]()
ソフト部の子が外野の場合は特にな!
あの数字をカウントする戦法なんなの。
そんな私も小学生の頃までは
このドッジボールというスポーツを
楽しんでいたのである。
体育がドッジボールっていうだけで
テンションが上がったし、
クラス対抗のドッジボール大会にも
非常に真剣に取り組んでいた。
今では考えられないことだ。
小学2年生のある日、
いつものように体育がドッジボールになり
張り切る私![]()
張り切るといっても投げる力の弱い私は
常に逃げる専門だった。
最後の一人になるまで逃げることが目標という
たいして戦力にはなりえない取り組み方である。
そしてたまにボールをとることができたら
万々歳!という自分に甘めスタイルをとっていた。
しかしその日はいつもと様子が違ったのである。
敵が投げるボールを避けるのではなく
取りまくる私がいた。
取っては投げ、取っては投げ・・・
自分でもなぜこんなにボールがとれるのか
わからない状況。
滝沢カレン風に言うならば
ゾーン・・・とでも言うのでしょうか。
(ちなみに投げる力は弱いままなので
投げても取られてしまうのだが)
そんな私にクラスメイトも戸惑っていた。
最後に毎回、皆で今日の振り返りをするのだが
いつもの私からは考えられないくらい
ボールを取っていたことを
クラスメイトは発言してくれた。
私は皆の視線を誇らしげに受け止めていた。
こんなにもドッジボールで満ち足りた気持ちに
なったことは後にも先にもこの日しかない。
この日の出来事がまるで夢だったかのように、
次からは再び逃げる専門に戻ったのである。
そしてそれは高校卒業の時まで続くのであった。