
これは日本の、とある港に積んである「解体屑」である。
これだけで約1000トンあります。
これが船に積まれて中国に渡り解体されます。
モーター、配電盤、厨房機器?など本当に色々。
これを解体して出てくる金属は
鉄、アルミ、銅、ステンレス、亜鉛、鉛、半田など。
また中に入っている基盤からは、半田、銅、金、銀などが
回収できます。
基盤に関しては、日本の貴金属の回収技術は
世界一なので、多くは日本に戻ってきます。
中国に渡る解体屑のメインは鉄です。
でも現在中国の鉄屑価格は下がっています。
これは鉄鉱石が大幅に値下がりしているのと、
中国国内の鉄屑消費の問題が関わっています。
要らなくなると、すぐに「要らない、高い」と言うのに、
欲しくなると「いくらでも欲しい、すぐ売ってくれ」平気で言う。
中国の法律などはいきなり変わる。
日本人はその執行の早さや、理屈のなさに驚くが、
逆に中国人は慣れている。
政府なんか信用しない。
だから法律が変わったら変わったで
自分達もすぐに対応する。
対応しないで怒っていてもどうしょうもない事を
よく知っているからだ。
さて今回のこの荷物、買った中国人は儲けるのだろうか?
判るのは解体後の1ケ月後、相場はどうなるのか?
誰にも判らない。まるでギャンブルの様だから。
つづく