毎度おなじみscrap511が酒を飲みながら昔を懐かしむ為の記事です。
いい事なんて書く気はありませんし。
面白い話もありません。
酒のつまみだから体によくありません。
1:scrap511と音楽
「ありの~ままで~」の歌にいい加減うんざりしてきました。いい曲だと思いますが、こう毎日テレビから流れてくると流石にねぇ。いくら流行っているからって、流しすぎでしょうに。
流行りの歌だから、2015年になれば勝手にフェードアウトしていくだろうと期待していたんですが、ディズニーランドでイベント開催中の為、未だ勢い衰えず。恐るべしアナ雪。
さて、歌は聞くんですが、映画自体まだ見てません。同僚からは「結構面白いよ!」と聞いているので、見てみたいです。あと、最近知った事なんですが、オラフっていう雪だるまの声、ピエール瀧さんが吹き替えているんですってね。
私の中でピエール瀧と言えば、やはり電気グルーヴでしょうか。ヒット曲「シャングリラ」のPVが、モロにソープをイメージした感じで、石野卓球さんがマジキチスマイルで皆に微笑む旋律の映像でした。
あとこの頃、「ピエール体操30歳」という謎のMVとか作ってますよね。
役者としての印象も強いです。一番良かったのは「SIREN2」というゲームで演じていた自衛官の役ですね。今までピエール瀧というと、狂人に近い天才のようなおっさんというイメージだったので、無骨で屈強な自衛官というのは意外な一面でした。
あとこの人、漫画の原作も手掛けています。『樹海少年ZOO1』という漫☆画太郎(現まん〇画太郎)先生が作画をしておりました。とんでもない漫画でした。内容は主人公獣一がハチャメチャするギャグ漫画でして、途中で主人公の敵役の回想篇に突入。回想篇なので、本編に繋がらなくてはならないはずが、人類が全滅してしまいました。
「これどうなんの?」と次週のチャンピオン読んだら、「今までの話は無かったことにしてください」と断り書きがあり、その後普通に主人公視点の本編が始まっていました。めちゃくちゃだよ。
30歳にして謎の体操を踊り、シリアスからコミカルな役まで演じ切り、漫画の原作まで行い、ついには日本で一番人気のある雪だるまとなったおっさん、ピエール瀧。ホントこの男、何者なんだ?
話は変わりますが、音楽関係で一番うれしかったことはSLIPKNOTの最新作「5;ザ・グレイ・チャプター」が発売され、日本に「KNOTフェス」しに来たことです。前作、「オールホープイズゴーン」発表後、ベースのポール氏が急忌され、数年前凹んでいました。せっかくここからという時期で、活動停止や解散もうわさされていたんですが、新メンバーも加入し、また元気に「へこんだぺーい」しています。良かった良かった。
SLIPKNOTがメジャーデビューした1990年代は、ロック黄金期でした。当時中学生の私も、洋楽に触れる機会を得た時期です。今思えば、非常に贅沢な時代でした。ニルヴァーナの「ネバーマインド」や、リンプビズキット「シグニフィカント・アザー」、KORNも活躍していた時期です。また90年代を過ぎてもリンキンパークやアーキテックモンキーがデビュー。ロックの人気と栄光は永遠であると信じていました。
しかしながら2010年、レディーガガが登場し始めてから、下火傾向に。もうこの時、ニルヴァーナのカート・コバーンは自殺していましたし、リンプビズキットは新しいアルバムを出せば出すほど売れなくなっていましたし、KORNは時代の流れを受けてか、エレクトロを音楽に入れ始めました。お前らそんなんちゃうやん。
思い出すのはレスラーという映画の中で「80年代は楽しかった。ガンズ&ローゼス」「でもニルヴァーナが出てから…」「楽しいのが台無し」というやり取り。この時のおっちゃん、おばちゃんの気持ちをわかる日が来るとは。レディーガガのせいで…。
そんな中、未だに元気に活動するSLIPKNOTを見ていると嬉しい。ニューアルバムも、前作のようなメロディアスなサウンドではなく、デビュー時を彷彿とさせる狂乱に満ちた暴力的音楽となっていました。メンバーもみんなけっこいい年だけど、がんばれ!おいちゃんは応援している!
あと彼らが主催した「KNOTフェス」には、今では落ち目でもあのころ輝いていたリンプビズキットとKORNもしっかり参加していた事もうれしい。自分は行けなかったけど、あのころの音楽はまだ息をしているんだと、思いました。メデタイ!!