今回は彼らの考える形而上学的あの世の仕組みを解説します。

 

今回もこちらの本から。

 

 

 

今までのシリーズ。

 

 

 

 

 

 

前回、双子の宇宙について書きましたが、ユミットの言うあの世は双子の宇宙とはまた別です。

パラレル的な宇宙があの世ではない、と言うことです。

 

以前簡単にこちらでユミットのあの世観を紹介しました。

 

 

 

ユミットの考えるあの世。

ユミットはあの世を解説するのに、さくらんぼと砂糖水を例に説明をします。

砂糖水に浮かぶさくらんぼを想像してください。

さくらんぼの皮が「自我」。

さくらんぼの皮は半透明なので、砂糖水と情報交換だけはできる。

砂糖水は集合的心的現象(集合魂のことです)。

さくらんぼの中身は「身体的現実」を感受するための諸要素が入っている。

さくらんぼと砂糖水は同じ素材で出来ている。

死ぬとさくらんぼの皮は溶解し始め、中身が砂糖水(集合魂)に流出し始める。

非常にエゴイストな人は皮が分厚く、溶ける速度も極めて遅いので、死後に集合魂に溶け込むのに時間がかかってしまい、孤立した苦しい時間を過ごすことになる。

倫理法則に従うとは、他者に向かって開かれることであり、死後のプロセスを容易にする。

 

 

あくまでもユミットたちの解剖学的見地なのですが、ユミットは肉体とあの世を繋いでいるのは、「第三脳室の稀少ガスのクリプトン原子」だと結論づけています。

ユミットと地球人の脳がまるきり同じだとは思えないのですが、地球人の第三脳室はこんなかんじ。

 

 

 

ユミットによると、脳内のクリプトン原子の動きと脳神経インパルスが、完全に連動していることを、そしてなんと、クリプトン原子の動きの方が、神経インパルスが出るよりも約1マイクロ秒早いことを発見。

この現象から導き出される結論は、「クリプトン原子の中の電子の動きが、肉体の行動を司令している」ということ。

受信で起こったクリプトン原子間の共振現象を、肉体の意識でも理解できるようにコード変換がされる。

そして驚くべきことに、メッセージ(司令)は同時に全ての人間に受信されるが、ある人は無意識が働いて遮断してしまうと。

ユミットにとって死とは、脳内のクリプトン原子のネットワークが崩壊することである。

 

脳内に稀少ガスがあることは発見されてるのですが、地球人はまだここまで解明できていませんね。

ただ、クリプトン原子を調べていて、気になる記述を発見。

 

 

 

クリプトンは18族の希ガスの一つで、フッ素以外とは不活性な元素としても知られます。

 


「松果体の活性化を妨げるために、歯磨き粉にフッ素が入っている」ということを聞いたことがある方もいると思いますが、フッ素はクリプトン原子に何らか作用するようです。

基本的に不活性なので、他の原子と電子交換することはないので、脳内であの世の司令が受け取れると推察されます。

つまりクリプトンガスがあるところにフッ素があると、クリプトン原子の電子がうまくあの世の司令を受信できないのではないでしょうか?

「松果体がフッ化してしまうと機能しなくなり、あの世と繋がりづらくなる」というのも、あながち嘘ではないのかも。

私は歯磨き粉はフッ素が入っていないものを愛用してます。

 

 

 

 

地球人に分かっているのは、私たちが実際に意識するより、脳神経パルスの方が早く出ているということ。

「自覚するより先に動く司令が出されているのだから、私たちに自由意志などないのではないか?」というのが「受動意識仮説」。

ユミットは、クリプトン原子の電子が脳神経パルスを出していると言っているのですね。

二つの説を合わせると、司令系統が出る順番としては、

「クリプトン原子 > 脳神経パルス > 個々の表層意識」

であるということです。

 

 

前々回で、惑星の「脳神経」について書きましたが、説明が不十分で「惑星の脳神経 = 地球人の集合魂」の説明を忘れいました。

読んでいて「???」と思った方もいらっしゃったと思います。。。m(__)m

地球のあの世のネットワークの中に、我々個人の魂が含まれているのですね。

個人の自我意識は1つ1つの脳神経細胞と置き換えて理解してもらって構いません。

それら個々の魂である自我意識同士は、ニューロンでつながっています。

ユミットは、あの世の個々の魂と肉体をつなぐものが、クリプトン原子だと言っています。

 

また出てくるヤバいレベルの絵www

自我意識をエゴと置き換えるのがスピリチャルの鉄板ですが、この場合は魂と同義語と思ってください。

 

 

個々の肉体は惑星の集合魂の眼と耳、手足であり、集合魂は人間の現実の経験によって進化し、個々の人間の意識レベルではこの集合魂を理解するのは不可能だと述べています。

個々の意識はあの世でつながってますが意識されることは少なく、生きているうちは身体外の情報を処理することに集中し、「より良く考えること」に集中する。

「脳内のクリプトン原子のネットワークの崩壊」で死に至った自我意識は、処理すべき情報収拾先を失います。

そうするとつながっているニューロンを集合魂に向けて、集合魂と同化する。

以前紹介したこの絵で理解しやすくなるかと。

 

 

ということは、私たちが人間が住めない惑星に地球をしてしまったら、私たちの成長を目的とする集合魂は、成長進化のために必要な情報収拾先をなくしてしまうということなのです。。。

 

この惑星の集合魂ですが、他の惑星と接触交流することはないそうです。

しかし時がくれば、必ずもっと大きな構造の中に個々の惑星の集合魂が組み込まれるのであり、それが宇宙の自己構造化の一般法則なのだそうです。

なので、私たちが地球を住めない惑星にしてしまった場合は、その大きな宇宙の進化を待つか、他の接続先である居住可能な惑星に移住するか、二択だと思うのですよね。

 

最後に私の理解ですが、「より良く考えること」は、「認識をあげて霊格を上げること」であり、個々の人間レベルでの理解が不能な集合魂が、地球人が「神界」と呼ぶ意識集合体なのかなと思います。

また、恒星や銀河の集合魂もあると思うのですが、その辺の説明がなかったのが、ちらっと「やはり眉唾か?」と思うところではあります。

そこが解明されれば、古神道の「人は死んで恒星になる」やエジプトやチベットの「死者の書」も、論理的に説明がつけられるのですが。

 

 

今回はここまでとうことで。

次回はユミットの考えるあの世と、突然変異がなぜ起こるかについて。