本日は終戦記念日です。

本当は敗戦なのに、終戦と置き換えたのは誰なのかと思いつつ。

(副作用を副反応と言い換える、同じ種類の潔よくない感覚を受けます)

 

終戦記念日といえば玉音放送ですが、なにかと誤解を受けているので、こちらの動画を。

玉音放送の全容をこちらで確認いただければ。

むすび大学さんから。

 

 

生前の祖母に、玉音放送当日の様子を聞いたことがあるのですが、

「お昼に放送があるから聞けと言われたが、音声が悪く何を言っているか分からなかった。

戦争が終わったと言っても、相変わらず戦闘機は飛んでいるし、畑に爆弾を落としていった。」

と語っていました。

戦争が本当に終わったのは9月に入ってから、と解説されていて納得です。

 

 

よしりんといえば、私にとっては参政党の吉野さんではなく、漫画家の小林よしのり氏です。

学生の頃「ゴーマニズム宣言」にハマってました。

そのよしりんの書いた漫画で一番印象に残っているもの。

 

 

こちらを振り返ろうと思ったのですが、1000pくらいある、どんでもない長編なので間に合わず。

代わりにこちらを。

 

 

 

歴史をずっと振り返ってきましたが、やはり現代の日本人は天皇とは何なのか?という問題から逃れることはできない。

 

 

宇宙と一人一人が繋がっていた縄文時代には、天皇という存在はなかったのだと思います

しかしそれ以降、右脳がある意味閉じてしまい、人類と宇宙をつなぐために必要になった存在なのだろう、と今の時点では考えてます。

しつこいですが初期は宇宙と人類をつなぐのは女性祭祀の役割でした。

しかしある時点(大和朝廷以降)で権力+政治とセットになり、男性の役割になった。

 

今の社会には階層が存在します。

天皇は第二階層。

第二階層の君(昭和天皇)は、どのように日本とその民と激動の歴史を見ていたのか。

その一端を垣間見ることができる書です。

小林氏は兎に角半端なく調査するので、書かれていることは信頼できます。

戦後に西洋の民主主義と個人主義が入ってきて、ここを理解しない人が増えていく様も、この書には描かれています。

 

 

しかし、右脳が機能し始めたら、一人一人が自主的に動き始めるので、そうなればこの階層は必要なくなるのですが。

それこそが、王族をはじめとする支配層が一番恐れていることでもあるのです。

 

 

 

書の紹介に戻ります。

 

 

先の大戦は、陸軍が暴走して内閣も抑えられず、戦争が無駄に長引いた側面があります。

 

ですが、玉音放送当日の早朝に自刃した、最後まで徹底抗戦を唱えた陸軍大臣の阿南惟幾のエピソードは涙なしには読めませんでした。

今の激甘な日本人とは、根本的に精神構造が違う。

 

こちらの書を読んで、皆様にも共有したい点。

 

「人間宣言」はしておらず、マスコミのミスリード(GHQの意図による)により「人間宣言」が定着してしまったこと。

一神教が染み付いている西洋人には、日本人のいう「神」の概念は決して理解できないこと。

吉田茂をはじめとする戦後の政治家がダメすぎて、昭和天皇が動かねばならなかったこと。

沖縄をアメリカの領土的野心から守ったのは、実は昭和天皇であること。

マッカーサーは虚栄心と自己顕示欲が強い、霊格の低い人物だったこと。

昭和天皇は日本的なやり方で、GHQの思惑をかわし続けたこと。

実にアメリカ白人的発想で昭和天皇に戦後の全国行幸を許可したが、結果はGHQが想像したものとは真逆になったこと。

立憲君主制の性質上、昭和天皇には戦争責任はないこと。

戦後できた事後法により、法の不遡及性の原理を破って、戦勝国は日本人を戦犯として裁いて処刑したこと。

「開戦責任」と「戦争犯罪(原爆による大虐殺)」は戦勝国にもあるが、それは裁かれなかったこと。どちらに関してもアメリカのほうが重罪であったこと。

藤原五摂家出身の近衛文麿は、敗戦間近に天皇は退位すべきで、自決すべきだと述べたこと。

等々。

 

GHQは日本の神話や皇室に関わる本を焚書してますが、これも戦勝国が戦敗国にやってはいけないことと国際法で決められいます。

しかしアメリカはそれを日本に対して行い、裁かれていない。

 

また近衛文麿は戦後に、GHQに裁かれることを嫌い服毒自殺しています。日本の歴代総理大臣経験者としては自殺は彼だけです。

藤原家は自分たちの私服を肥やして権力を強大にするために何度も天皇を利用していますが、ここでもか!と思いました。

 

 

天皇とは「公、無私を体現する人」と理解しました。

そして完全に四次元を抜けて、五次元以上に意識が存在する方だと。

 

書から引用します。

「天皇という無私の主君がおり、臣下は天皇を仰ぐからこそ、時として個を超えた能力を発揮できる。」

「我欲、我よし、小我、今だけ、金だけ、自分だけ」から行動するのではなく、「公、社会の利益、大我」から行動した時に、人は大いなる能力を発揮できる、と置き換えても良いでしょう。

 

同書のコラムから。

「戦後直後の食料危機の際、アメリカがなかなか食料を放出しないため、昭和天皇はマッカーサーに、皇室の財産を代償としてアメリカに渡すことを申し出て、何とか国民に食料を放出してほしいと頼まれました。」

 

昭和天皇のお陰で、アメリカから食料が提供されたのですね。

 

 

その最期は覚えてらっしゃる方も多いかと思います。

行政の都合上、年明けまで延命されたとも。

自由に逝くことままならない。

 

 

 

昭和天皇から見たら、戦後の日本の民衆はどう見えていたのか?
きっとGHQに見事に手玉に取られて、自虐して卑下して自国の文化と歴史を捨て、欧米の文化をありがたがる国民を悲しい目で見ておられたのではないでしょうか。。。
自分も大学に入って政治学を学ぶまでは、日教組に染め上げられた戦後の日本人そのものだったので、諸々の存在に対して「本当にごめんなさい!!!」しかないわけです。。。
 
 
余談ですが、これを読んでいて左翼というのは「子供の正義」だと思いました。

左翼は人のせいにばかりにして文句を言うだけで、自分で世界構築に参加しませんから。

責任追及論は誰かを悪者にして自分を正義サイドに置くだけで、2項対立でしか物事を見れていなく、全く多次元視点ではありません。

 

 

私の両祖父はどちらも戦地に行きました。

二人とも私が10代の頃に亡くなってますが、家庭で戦争について語ることはありませんでした。

父母、叔父叔母に聞いても、彼らから戦争の話は聞いたことがないとのこと。

当時戦地に赴いて帰ってきた殆どの方がそうだったと思います。

祖父は海軍に配属されていました。

私たちに孫に語った戦争の話は、東南アジアで食べたパパイアとマンゴーが美味しかったことが一つ。

そして広島で原爆に遭って黒い雨に降られたこと。その後、広島で遺体の処理にあったったこと。。。

それだけでした。

祖父はマンゴーが本当に好きだったようで、母が時々買ってきていました。

なので私にとってパパイアとマンゴーは慣れ親しんだ味なのです。

 

父方の祖父の弟は学徒出陣し、そのままシベリア抑留され現地で亡くなっています。遺骨は届いていません。

出陣してから父母に宛てて送っていた達筆な書の手紙が、今でも実家の蔵には残ってます。

 

祖父のもう一人の弟がまだ存命中なので、彼から聞いた知られざる地元の戦争エピソードを。

終戦間近、栃木県那須に飛行場が設けられ、ここから神風特攻隊が出陣していたそうです。

決して戻ってくることのない片道飛行ですが、出陣前に兵隊さんにイチゴが与えられていたそうです。

食力不足で満足な食べ物もなかったので、地元の人のせめてもの思いでのイチゴだったそうです。

それを食べて彼らは出陣していった。

栃木のイチゴは有名ですが、そのイチゴにはそんな歴史があったのです。

 

 
日本では、蛇族(ユダヤモドキ)が2000年前に日本に入ってきてしまって以来、歴史が段階的に隠さてきました。
白村江の敗戦、大化の改新、藤原氏の台頭で更に侵食され、更に隠されてゆきます。
そして決定的なのは、GHQ(ユダヤモドキ)による焚書と戦後の教育で、日本人は魂を抜かれた状態になってます。
データムグループの「The Shift」の講座によれば、日本人は今、その隠されてしまった歴史と神話を取り戻さなければならない時期なのだそうです。
自分も人に言われて調べているのではなく、気がつくと調べてしまっている状態です。
なのでYouTubeでそういったチャンネルが花盛りになっているのです。

いま日本人(龍族、レムリア)としての魂を取り戻さないと、ユダヤ(蛇族、アトランティス)に完全に潰される直前の状態のようです。

 

 

 

一神教の神は、その支配層が自分たちの都合の良いようにでっち上げた存在なのでしょう。
選民思想とか、彼らの数々の悪行を正当化する言い訳に過ぎないのではと思います。
 
 
ユダヤモドキについてはこちら。