そんなわけで年明けからこっち

わが前庭でいい気になっていた

コッパーミラン種雄鶏2羽は

流刑が決定したのです。

 

罪状:クリームレグバー種雌鶏

(通称『青たまご姉妹の妹』)を

取り返しのつかない

結果に追いやったため。

 

ただですね、

ニワトリ飼いの世界では

雄鶏は雌鶏に比べ人気がなく。

 

卵を産まないし

声はうるさいし、と・・・

 

その場合はチキンカレーか、と

腹をくくっていたところ

捨てる神あれば拾う神あり、

無事引き取り手が見つかり

コッパー兄弟は余所の家に

貰われていきました。

 

ただですね、いざとなれば

チキンカレーまで

考えていた人間

言うのもなんですが

・・・この引き取り手が

生きた雄鶏を欲しいのではなく

超大型ローストチキン用の

鶏肉が欲しい人だったら

どうしよう、みたいな・・・

 

失礼にならない程度に

探りを入れたところ

こちらの引き取り希望者殿は

ローストチキンが大好物な

料理研究家ではなく

純粋な鶏マニア、もとい、

愛好家であることがわかり

私は胸を撫で下ろしたのでした。

 

いや結果はこうなりましたけど

このコッパーマランどもも

半年ちょっとの間は

私にとっても可愛い

雄鶏たちでしたからね。

 

 

青たまご妹嬢と

抜群に相性が悪かっただけで

雄鶏としての資質に

問題はほとんどないですし

人間に対しては驚くくらい

穏やかな態度を

見せる子達でしたし。

 

ともあれそんなこんなで

コッパー兄弟は

わが前庭から追放完了。

 

・・・夫(英国人)は

ぽつりと言いました、

「これで残した雄鶏が

どうしようもない

役立たずだったら

どうしましょう」

 

前庭統治の重責が

突然肩にのしかかって来た

ウェルサマー雄鶏君の話は

明日に続くのでございます。

 

 

ともあれ

さようなら

コッパー君たち

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