今回の日本滞在中、

母(イメージ武将:

豊臣秀吉)の枕頭に流れる

ショパンのピアノ曲を

延々繰り返し聞いた私が

スコットランドに帰ってからも

思い返している旋律は。

 

ショパン作曲夜想曲1番

変ロ短調 作品9-1。

 

 

 

 

・・・日本にいる時は

「スコットランドに戻ったら

『軍隊ポロネーズ』が弾きたく

なっちゃうんじゃないかな」

(注:弾けるとは言っていない)

と思っていたんですが、

夜想曲第一番の

あの中間部の

浮遊感が忘れられなくて・・・

 

全音ピアノピースの

難易度で行くと『E』なので

 

 

 

 

頑張ればいけないこともないか?

とは思うんですけど(この

変な楽観主義というか無謀さが

私の美点でもあり

また欠点でもあります)、

しかし待って欲しい、

今回の日本滞在中は

あまり鍵盤に触れる機会もなく、

日本に行く前の年末も

正直忙しくて、一時期

ある程度引けていた曲さえ

今の自分は

弾けなくなっているのが現状。

 

確認のために愛しの

電子ピアノちゃんの前に

腰を据えて

手持ちの楽譜をさらってみたら

まあ本当・・・

 

お前本当に

いい加減にしとけよ、と・・・

 

あ、これ好きな感じ、と

手当たり次第に手を出して

結局は一曲も仕上げられていない、

恋愛市場でいうところのこれは

惚れっぽくてそれなりに

相手とお出かけは

出来るんだけれども

その関係を突き詰めることが出来ず

「あの人、悪い人じゃないけど

浮気者っつーか

誰にでもいい顔して

いい加減だからね、真剣に

付き合う価値はないわ」と

言われてしまうというそういう・・・

 

ちなみにショパンの夜想曲といえば

私は第二番(9-2)も

途中まで手を出したところで

その後のケアを放置していて・・・

 

 

 

そろそろ例の引退将校

箪笥の奥で

むせび泣きを始めそうなので

・・・やっぱり第一番に

手を出す前に第二番をちゃんと

自分の物にしなくては・・・!

 

つまり暗譜を

完了させなくては・・・!

 

なお当然のごとく現在

ドビュッシー三連星

(『アラベスク第一番』

『月の光』『亜麻色の髪の乙女』)も

ひどい有様になっております。

 

私は何をしているのでしょうか。

 

 

ショパンの夜想曲なら

第一番派のあなたも

いや、やはり

第2番ですよなアナタも

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