タイトルは

昨日の記事からの続きです。

 

というわけで

辞めちゃいましたね

トラス首相。

 

まあ来週までは一応

暫定首相ではあるんですけど。

 

首相就任から45日で

辞意表明というのは

それにしても早いですよね。

 

私は日本の安倍元総理や

小泉元総理が一部に

あれだけの人気を

誇った理由の一つは

『長く政権を保ったから』だと

思っておりまして、

いや、それは逆で

人気があったからこそ長く

政権を保てたんでしょう?

という見方も勿論正しいんですが、

ほら、人間ってなんのかんので

環境の変化を嫌うじゃないですか。

 

民主主義国家における

長期政権というのは

なんのかんので国民に

安定感と安心を

与えると思うんですよ。

 

第二次安倍内閣の前とか

すごく頻繁に首相のすげ替えが

起きていた印象ですし、と

首相官邸HPを見てみましたら

短命政権の代名詞的存在である

羽田内閣も宇野内閣も

それぞれの首相在職日数が

64日・69日と

トラス首相よりは長い。

 

・・・45日というのは

やはり早いですねえ!

 

それはともあれさてこうなると

気になるのは次の

英国首相は誰なのか、です。

 

ボリスのジョンソン

前首相(7月に石もて

追われたばかり)の名前、

取り沙汰されていますよ!

 

トラス首相が議会で

集中砲火を浴びていた間

ボリス前首相は

ドミニカで休暇を満喫、

次期党首選に本人は

出るとも出ないとも

まだ言っていないんですが

名前だけが

独り歩きしているというか。

 

ブックメーカー(賭け屋)の

配当から見ると

本命はスナク(第二次

ジョンソン内閣の財務相、

前回の党首選では

決戦投票まで進んだ)で

対抗がなんとボリス。

 

この間までは対抗は

ペニー・モーダント

(前回の党首選で3位)

(党首選用のメッセージ・

ビデオがアレだったことで

私の記憶に残った方)で

あったはずなのに

ボリスのこの追い上げは

どこから来ているのか。

 

というか!

 

正直、今のこの時期に

英国の首相の座に

座りたい人は

あんまりいない

思うんですよね!

 

党首選への立候補を

正式に表明している人が

まだ誰もいない、というのが

その証左というか何というか。

 

まあだからこそ世間からは

ボリス復活論が

出ているんでしょうけど。

 

ほら、あの人、

『叩きやすい』でしょ?

 

物価が上がりポンドは弱り

打開策は見当たらない、

議会において次の首相も

そこらへんの責任・対策を

やいやい言われること

間違いなし、でもボリスなら!

 

ボリスなら野党から

「この無策無能の大飯喰らい!」

とか罵倒されても

「確かに、たーしかーに

私は少食ではありませんが!」

とかなんとか

適当に相手を煙に巻いて

その裏で堅実に財政再建を

進める・・・かどうかはともかく

国民の不満は

軽減してくれそうっていうか!

 

あの悲壮感のなさ

芸の域だと思うんですよね。

 

野党労働党は総選挙を

求めていますけど

ここで労働党政権が誕生したら

この絶望のインフレを

どうにかしろと国民から

詰め寄られるのは今度は

スターマ労働党党首の

ほうになるわけで。

 

国民すべてを幸せにする

景気対策ってのは

なかなか存在しませんよ。

 

ともあれ英国保守党の新党首、

すなわち新首相は

来週には決定するそうです。

 

・・・するんですかね?

 

 

小首を傾げながらの

1クリックを


ヨーロッパランキング