間もなく12月ということで
朝晩は洒落にならない冷え込みをみせる
北国スコットランドでございます。
「ならばそろそろ
野鳥への餌やりを再開しても
環境学的に問題はないのでは!」
「そうですね、
朝起きると一面霜が降りている日も
最近はありますものね!」
なんでも春から夏にかけて
野鳥へ餌を与えるのは
鳥の健全な育成を阻害するため
自粛したほうがいいのだそうです
(以前の記事 をご参照ください)。
でももうどう考えても
今の季節は春でも夏でもないから!
と、いうわけで、
町の雑貨屋で鳥の餌を購入しまして。
どういうものか説明しますと、
昔、小学校の水道の蛇口に
赤い石鹸ネットが
引っかけてあったじゃないですか、
あの中身が石鹸ではなく
鳥の餌になっているのです。
「1個25ペンスのところ、
5個買うと1ポンド
・・・これは5個買うしかないな」
「当然でしょう。でもどうしますか、
その5個を一つずつ順次
窓の外に吊り下げていきますか」
「それでもいいけど、
まあ給食再開記念ってことで、
今回は5個いっぺんに
窓枠に吊るしてもいいんじゃないか?」
「おお、それは大盤振る舞いですね!
小鳥たちも大喜びすることでしょう!」
家に帰ると夫は台所で
なにやらごそごそ作業をしておりまして。
「よし、準備完了!
では餌は5個まとめて吊り下げます!」
・・・何その『人体模型:肺胞』。
5個まとめてというのは・・・
1つ1つをばらばらに一挙に5個、
という意味だったのが・・・
まさか5個すべてを
スジコ状にまとめてくるとは・・・
しかしこのスジコ、
いやいや肺胞模型、
じゃなくて餌玉は思いのほか
小鳥たちに好評でして。
窓枠に餌玉を吊り下げた翌朝から
スズメとアオガラの群が
我も我もと食事に来てくれております。
餌をめぐって
スズメ同士が小競り合いをしたり
その間隙を縫って
アオガラが好位置を確保したり
一日中見ていて飽きません。
「判官贔屓と
いわれてしまうかもしれないが、
やはりスズメとアオガラだと
体が小さいぶん
アオガラを応援してしまうよな」
「でもこのスズメは、
例のスズメ親父(前述 )の
子供たちかもしれませんよ」
「・・・そうなると私はスズメ派だな。
けっこう身贔屓が激しいんです、私」
なおスズメとアオガラの
勢いにおされてか、
コマドリ君はここ数日間
姿を見せてはくれません。
頑張れコマドリ君!
アオガラ君は時々我が家の窓を
こつこつくちばしで叩いて遊んでいます
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