春の困惑、君の名は

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去年、屋外用の鉢植えに使った

花の球根のうちいくつかを

この春の屋内用鉢植えに

再使用しております。

 

状態のいい球根もあれば

悪いものもある、しかしそこは

当たるも八卦当たらぬも八卦、と

適当に鉢に水をやっていたところ

そうした鉢植えの一つから出た緑の芽が

にょきにょきと伸び、球根の形状から

これはヒヤシンスと思い込んでおりましたら

 

 

・・・君は誰?

 

1.栄養失調状態のヒヤシンス

 

2.ムスカリ・・・?

 

いや、ムスカリの球根って

もっと小さいと記憶していたのですが。

 

でも花のつぼみの形からして

これはムスカリっぽいなあ・・・

 

ちなみにヒヤシンスの芽は

正しくはこんな感じでございます。

 

 

とりあえずこのままですと

我が家の室内開花第一号は

この謎のムスカリになりそうな気配です。

 

 

もしもこの子がムスカリだとすると

これは夫の幼馴染のお母上から

2年前に頂いた球根であるはず

 

・・・でもいただいた球根は

小さなさくらんぼサイズだったのよ

 

これ、スモモサイズなのよ

 

・・・成長・・・ということでいいのかしら

 

それともやはりこの子は

痩せこけた可哀そうなヒヤシンスなのかしら

 

ムスカリ派の貴方も

ヒヤシンス派の貴方も

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スノードロップ準備中

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わが前庭では現在

地面のあちこちから

硬く尖った新芽のかたまりが

顔を出してきております。

 

 

先日の雪がとけた頃から

目立つようになってきたこの子の素性を

今年の私は胸を張って断言できます、

この勇気ある健気な緑の小人の名前は

スノードロップ(Snowdorop、和名:マツユキソウ)

・・・あれ?違うかな?

 

(ガーデニング初心者の悲しさ)

 

この年末年始に帰省した

わが夫(英国人)の実家で

園芸談義になった時に

「私はスノードロップが好きですね。

わが前庭ではあれこそが

春の最初の花ですから」

と申し上げたところ、夫の父、

つまりわが義父(白色シュレック)が

「スノードロップは春の最初の花ではなく

冬の最後の花なのではないかね」

 

・・・そう言われますとあの子は確かに

雪が降ろうが風が吹こうがあまり構わず

花を咲かせる気質ではございますが

でもそれを言ったらスコットランドでは

普通にチューリップが満開になった

翌日に厳しい霜が降りたりもする訳ですし。

 

近頃は緑色のてっぺんに

眩しい白色も顔を出し始め、

私はもうワクワクが止まらない。

 

 

だってスノードロップが咲いたら

次はクロッカス、そしてスイセンと

春の三役が揃い踏みと

いうことになるんですもの!

 

 

こちらクロッカスとなっております

 

たぶんこれもクロッカス、の、はず

 

小さく可憐な白い花が開く朝を

指折り数えて待つ日々です。

 

 

『森は生きている』で

『4月に咲く花』とされていたのが

このスノードロップだと思うのですが

 

 

・・・そうか、ロシアでは

スノードロップの開花は4月か

 

・・・4月か!

 

スコットランドは

まだまだ恵まれているなあ

 

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2017初たまご

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まだまだ薄暗い日の続く

1月のスコットランド、

しかしこのたび

我が家の1羽の雌鶏嬢が

本年1個目となる

たまごを産んでくれました。

 

 

少し前から雌鶏がたまごを産むときに出す

特有の切羽詰まった鳴き声

何故か我らのニワトリ集団唯一のである

橙色センチネル閣下が出していて

あれはいったい何の意味が

あるのだろうと首を傾げていたのですが

・・・何かしら、呼び水・・・みたいな?

 

鳥インフルエンザの発生が気になる

この年末年始、我が家のニワトリ集団には

ひきこもり気味な生活を送らせていて

私は良心の呵責を感じていたのですが

そんな状況でもしっかりと

たまごを産んでくれるんですからねえ、

我が家のニワトリは本当にいい子たちですわ。

 

 

というわけで鳥インフルエンザ、

あれは渡り鳥などから

家禽に感染する可能性があるので

ニワトリと野鳥の接触を防ぐようにという

お達しがこちらでも出ております。

 

そこからちょっと話がずれまして、

英国のスーパーマーケットでは

ここ数年『フリーレンジ

(Free range)たまご』が人気です。

 

このフリーレンジたまごは

狭い屋内に押し込められた雌鶏が

絶望の涙とともにうんだたまごではなく、

広い敷地に放し飼いにされた雌鶏たちが

自由を満喫しつつ幸せに生産した

たまごなんですよ、というのが売り。

 

鳥インフルエンザの影響はまずこの

フリーレンジたまごに出るのではないか、と

予想していた私ですが、どうもこれまでのところ

そんな差し障りはないみたい。

 

つまり英国における『フリーレンジ』の定義には

『屋外での放し飼い』は別に含まれないって

理解で正しいんでしょうか。

 

(英国きっての嫌われ者動物愛護団体

RSPCAによれば『フリーレンジ』の

法的定義は存在しないみたいです)

 

(RSPCAはそのあまりの悪名の高さ

団体トップがなかなか決まらない事態となり

やっとのことで就任を受け入れた新責任者は

まず最初にRSPCAの過去の所業について

公式謝罪を表明したものでございます)

 

完全屋内飼育でも既定の広さを

雌鶏1羽あたりに

与えていれば問題なし、みたいな。

 

だって何百羽という雌鶏を

屋外で放し飼いにしつつ

その敷地への野鳥たちへの侵入を

完全に絶つのって不可能じゃありません?

 

ともあれ、この鳥インフルエンザ禍、

早く終息して欲しいものでございます。

 

日本の養鶏家の皆様も

どうかお気を付けくださいませ。

 

 

せっかくの酉年、来月あたり

スノードロップで真っ白な我が家の前庭を

堂々と闊歩なさる雄鶏閣下の写真を

当ブログにも掲載したく存じます

 

でも2月28日(終息宣言

発令予定日)までそれはお預け

 

あの、私、スコットランドで

鳥を飼っているんですが

実際のところ何に

気をつけたらいいんですか?

というそこの貴方はこちらのHPへどうぞ

 

本当に皆様気を付けてまいりましょう

 

鳥好きの貴方も鳥嫌いの貴方も

まずはインフルエンザ終息を願っての

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夫(英国人)を迎えに行こうと

車を出した時にラジオをつけたら

耳に飛び込んできたのがメイ首相の

EU(ヨーロッパ連合)

離脱交渉方針演説のニュース

 

EU離脱後に英国は単一市場への

アクセス維持を目指すソフト路線で行くのか

それとも離脱するからには単一市場からも

身を引きます、のハード路線で行くのか

メイ首相の決断が注目されていたわけですが

発表されたのは堂々の

ハード・ブレクジット(Hard Brexit)、

「(英国は)単一市場に留まることはできない

この宰相はハード・コアなお人やでえ!

 

私の聴いたラジオ番組では

この演説について『識者に聞く』

みたいなことをやっていてまして、

アナウンサーの質問に答えるその

『識者』の声が完全に上ずって動揺しており、

うん、これが生放送の醍醐味ですね。

 

とにかくこの『識者』は

メイ首相の今回の方針に大反対らしく

「財政的にも大間違いです、大打撃です、

英国経済はこのままでは潰れてしまいます!」

 

そこにアナウンサーが冷静な声で

「ではメイ首相は今回どのような方針を

発表すべきであったとお考えですか?」

 

「とにかく単一市場へのアクセスを

維持する姿勢を示すべきでした!」

 

「ですが移民数制限と

単一市場へのアクセス維持の2つを

同時に望むことは

出来なかったわけですよね」

 

「いいえ!出来ました!

・・・頑張れば出来たはずです!」

 

ちょうど車を右折させるところだったので

細かい点は間違って

記憶しているかもしれないのですが

・・・紳士よ、お待ちくだされ、メイ首相は

ずっと『移民流入規制』と同時に

『単一市場アクセス維持』をEU側に求めていて、

しかしEU側はそれを受け入れない姿勢を

明確に示していて、そうした流れを踏まえた上での

今回の方針演説ではございませんか。

 

ここでメイ首相が二兎を追おうとしたら

EU側の反応としては

1.英国は我々の意見を

理解する努力さえしないのか

2.時間稼ぎか、その手は食わん

3.ヘーイヘーイ、英国ビビッてるう、

よーしじゃあここが攻めどころだぜー!

みたいなことになる展開しか

予想できないんですけどこれは

私の想像力が貧困なせいでしょうか。

 

しかし私が思っていた以上に

今回のメイ首相の

ハード・ブリクジット決断は

英国の皆様に衝撃を与えているようなので

ここはわが家庭における

英国人代表・夫にも

少しは優しく接しなくては、と

私は車を下りつつ決断しました。

 

職場の前に立つわが背の君に近づくと

気持ち軽く膝を曲げ両手を腰に、

次に片手を高く宙にあげつつ膝を伸ばしながら

(つまり『エイエイオー』のポーズ)

「(『ジーク・ジオン!』の掛け声と

同じトーンで)ハード・ブリクジット!」

 

夫はしばらく私を見詰めた後に

「何ですか、それ」

 

「おや、ニュースを聞いていないのか。

メイ首相、ハード路線をご選択だぞ」

 

「いえ、それは聞いていますけど。

君はハード・ブリクジット派なんですか?」

 

「ううん、別に。ただラジオを聴いていたら

一部の人はずいぶん悲観的に

なっているみたいだからさ、

せめて君の気持ちだけでも

上向かせてあげようと思って」

 

「・・・そうですか、ありがとうございます。

でもね、それね、他の場所で、

他の人の前では

絶対にやらないでくださいね?

誤解されますからね?僕の職場でもすでに

何人かの同僚がこの方針表明に

深刻な懸念を示しているんですからね?」

 

「そうか。わかった。しかしだな、これ、

やってみて思ったが結構気持ちいいぞ。

全身を使うし背中も伸びるし、懸念を抱いて

暗い気持ちになっている人にこそ

お薦めしたい全身運動というか・・・」

 

本当に誤解されますからね?」

 

わが健康体操はこうして封印されました。

 

春の訪れを前に気分が沈み込みがちな貴方、

騙されたと思ってやってみてください、

「ハード・ブリクジット」掛け声体操。

 

そんなわけでメイ首相、

彼女の政策に対する

世論の好き嫌いはともかく

政治家としてはかなり胆の据わった

御仁であられる模様です。

 

 

掛け声体操に興味はあれど

私はそもそも

英国のEU離脱に反対の立場なので

「ハード・ブリクジット!」とか

元気に口に出したくないんです!

というそこの貴方、お任せください、

その場合、片腕を宙にあげると同時に

片足も上げるようにし、そこから

大きく足踏みをしつつ腕を胸の前で

クロス、広げて、クロス、広げて

「ノー・サンキュー!」、これです

 

まあでもお試しの際は

周囲に人がいないことを確認してくださいませ

 

猫の前でこれをやるとかなり

軽蔑されることがわかっております(当社調べ)

 

 

ともあれメイ首相の今回の演説は

あくまでも「方針」の表明、

EU側との折衝を経て

最終的にどこが落としどころになるのか

非常に興味深いところです

 

メイ首相の方針演説に納得した貴方も

度肝を抜かれた貴方も

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小豆を探して三千里

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先日、悪天候(雪)のため

外に出るのが億劫だった私は

夫(英国人)に買い物をお願いしました。

 

「牛乳と野菜と・・・購入して欲しい品の数は

そんなに多くないからよろしく。

唯一お店で見つけるのが難しそうなのが

小豆(レッドビーンズ、Red Beans)だな。

乾燥している状態でも煮てある状態でも

どちらでもいいから、とにかく

『レッドビーンズ』と

書かれてある商品を買ってくれ」

 

 

その日の夫は可哀そうなことに

諸般の事情で残業をせざるを得ず

普段の帰宅時間を大幅に過ぎた頃に

弱々しい疲れ切った声で電話をかけてきて

「・・・今からスーパーに寄って帰ります」

 

「・・・あのな、買い物な、無理して

くれなくてもいいぞ。今日明日は

冷蔵庫の中のもので乗り切れるし」

 

「いえ、いずれにせよ僕は牛乳が欲しいですし、

大丈夫ですよ、買う物の数も限られていますし」

 

30分後、夫は再び電話をかけてきて

「あの、『レッドビーンズ』ってスーパーの

どの棚にあるものですか?さっきから

探しているんですが手がかりがありません」

 

「乾物か缶詰のコーナーだと思う」

 

「乾物コーナーって何が売られているんですか?」

 

「乾いた豆とかドライフルーツとかだ」

 

「このスーパー、『インターナショナル食品』という

コーナーもありますけど、そこにある可能性は?」

 

「もしかしたらあり得るかもしれない」

 

「じゃあそこも探してみます」

 

10分後の次の電話で夫は悲しそうに

「妻ちゃん、ありません、乾物コーナーにも

缶詰コーナーにもアジア食品コーナーにも。

乾物コーナーって『クスクス』とかが

売られている棚のことですよね?」

 

「うん、そう。あのね、考えたんだけどね、

小豆は買わないで帰って来てくれていいから」

 

「いえ、もうこうなったら

買わないでは済ませられませんよ。

ところで本当にこの品の英名は

『レッドビーンズ』であっているんですね?」

 

「あっている。さっき辞書でも調べた。

それでな、これはお店の人に

尋ねてみるのが一番早いんじゃないかな」

 

「・・・」

 

(夫は何故かスーパーの店員さんに

物を尋ねることを好まない時があるのです)

 

「もしかしたら在庫切れかもしれないし。

時間の節約にもなるからさ、頼むよ」

 

再び電話を切って待つこと5分、

夫は泣き出しそうな声で電話をかけてきて

「妻ちゃん、『レッドビーンズ』は

『レッドキドニービーンズ』とは違いますよね?」

 

「違う。『レッドキドニービーンズ』は

赤インゲンマメのことだ。

私がよくメキシコ料理に使うやつだ」

 

 

 

 

「でもお店の人は皆が皆、

『レッドビーンズといえば

キドニービーンズだ』って言うんです。

『赤い豆といえばこの豆のことだ』って。

でも君が欲しい豆は

キドニービーンズじゃないんですよね?」

 

「じゃない・・・けど・・・いや、もういい、

ごめんな、そのキドニービーンズの缶を

買ってくれ。それで代用してみよう。

難しいことを頼んじゃって本当にごめんな」

 

疲弊しきった顔で帰宅した夫を

その日は心からねぎらって翌日。

 

作ってみました、赤インゲンマメでお汁粉。

 

キドニービーンズ缶400グラムに

お砂糖150グラムと水300ミリリットルで

煮るべし煮るべし、しかるのちに焼き餅投入。

 

 

「夫よ、君、お餅が苦手だったな。

嫌いだったら残していいぞ、

私はこれ、好きだから」

 

「妻ちゃん、安心してください、

僕もこれ、好きみたいですから」

 

「そんな気を使わなくていいぞ」

 

「気なんて使っていませんよ。

ところで僕がまたあの赤豆の缶詰を買ってきたら

君はこれを作ってくれたりするんですか」

 

災い転じて福となす、

人生すべて塞翁が馬、

キドニービーンズのお汁粉は

大正解の結果となりました。

 

 

なおWHOは成人の砂糖摂取量として

1人「1日25グラムまで」を

目途として発表しておりますが

・・・甘味は罪の味だなあ美味しいなあ

 

まあ滅多に食べないものですしね、

たまのご馳走、羽目外しも認めて欲しい

 

お汁粉はあの

砂糖ー!豆―!お餅―!の

ジェットストリームアタック、

黒い三連星の三本の矢こそが正道

 

砂糖が脳に回って

わけがわからなくなっているNorizoさんに

まあ何事も節度を保ってね、

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