わが夫(英国人)は

何かの拍子にひどく私を

驚かせてくれることがございます。

 

しかし今朝の一言には

わたくし、度肝を抜かれました。

 

 

「妻ちゃん、ジョニー・デップは今

大変なことになっているらしいですね」

 

・・・ジョニー・デップ?

 

「君の口からそんな名前を聞くとは・・・

(夫は芸能情報に興味ゼロむしろマイナス)」

 

「ジョニー・デップは映画

『パイレーツ・オブ・カリビアン』の

ジャック・スパロウ船長役の人ですよね」

 

 

 

 

「そうだ、その通りだ!しかしまた

何故突然そんなことを君は言い出したんだ?」

 

「『テレグラフ』に彼の記事が載っていたんです」

 

「彼の記事ってつまり彼の離婚問題の話か。

奥さんの方が離婚したがっているんだよな。

しかしそんなネタをニュース扱いするとは

『テレグラフ』は本当に

高級紙の皮をかぶった大衆紙だな」

 

「ジョニー・デップは薬物中毒で

家庭内暴力の加害者であったと

彼の奥様は主張しているみたいですよ」

 

あらまあ、それはまたずいぶんと

離婚交渉がこじれていらっしゃるご様子ね。

 

「あの奥様は離婚を求めると同時に

今後も元夫婦として自分を扶養するよう

デップ側に要求しているんだよな」

 

「・・・妻ちゃん、君はどうして

そんなことを知っているんですか?」

 

えっ、だってこの件、ここ数日間

割と大きく扱われていたゴシップでしょ?

 

「まあジョニー・デップのニュースについて

今後君に理解できない点があったら

遠慮なく私に尋ねてくれたまえ。

たぶん君よりは私のほうが

この事案に関しては

知識の蓄積があると思われる」

 

「君はいろんなことを知っていますねえ」

 

「それでだ、その代わりに、という訳ではないが、

同じ日の同じ新聞の経済面をにぎわしている

この『モンサント』の記事について、

ちょっくら解説してもらえないか?

何故人々はここまで熱く

反モンサントの姿勢を示しているんだ?」

 

経済面を夫はちらりと眺めると

「モンサントは現在世間で

最も悪いイメージを

持たれている企業の一つなんです」

 

「えっ、そうなのか?モンサントが

大企業であることは知っていたが

そんなイメージがあるとは知らなかった。

どうしてそんな悪い印象が生まれたんだ?」

 

「モンサントは遺伝子組み換え作物の

製造・販売世界最大手なのですが、

そうした作物の販売方法が強引過ぎると

一部の人は怒っていますね。

作物も雑草も殺す強力な除草剤を作り、

売り出し、それと同時にその除草剤に

耐性を持つ遺伝子組み換え作物を

世に出す手法にも批判があります。

こうしたことを背景にモンサントは

『邪悪な(evil)企業』と

批判者に呼ばれているわけです」

 

「で、記事によればそのモンサントを

ドイツの製薬会社バイエルが

現在買収しようとしているんだよな?

それがどうしてここまで大きな話題になるんだ?

そりゃ大企業同士の合併だが

三菱自動車だって現在印象は最悪だが

日産は三菱自動車を買うつもりで

そして世間はその動きに

ここまで注目してはいないと思うぞ」

 

「バイエルはバイエルでですね、長いこと

ずっとその企業イメージを改善すること、

悪いイメージを払しょくすることに

全力を注いできた企業なのです」

 

「・・・バイエルにそんな

悪いイメージがあったか?

『アスピリン』の会社だろ?」

 

 

 

 

「バイエルの前身である

『イーゲー・ファルゲン』社は

第二次大戦中にナチスに協力し

強制収容所で大量殺戮に使われた

ガスを製造した過去があるんです」

 

ああ・・・

 

それは・・・

 

「三菱自動車救済に旧ミドリ十字社が

名乗りを上げるようなものか。

それは確かに印象として最悪だな」

 

ジョニー・デップ氏とモンサントの

今後については、夫婦間で

情報の共有を緊密に行いつつ

事態を観察していく方針であります。

 

・・・破れ鍋に綴蓋ってこういうことでしょうか。

 

 

まあモンサントが

大きなニュースになっているのは

モンサント憎しの世論だけが背景ではなく

大企業と大企業が手を組んで

超巨大企業になってしまって

本当に大丈夫なのか、という

懸念が第一なのだとは思います

 

市場の独占・寡占ということかと

 

しかし、三菱自動車もねえ・・・

 

先日とある事情でこちらで

四輪駆動車をレンタカーしたのですが

それが三菱自動車の車でですね

 

「やっぱり日本でも三菱車は人気ですか?」

とカウンターの人に笑顔で問われ

(明らかにお世辞半分な感じで)

私はもうどう答えたらいいものかと

 

私はホンダ派なのですが

それでも三菱のことは残念です

 

デップが心配な貴方も

モンサントが怖い貴方も

三菱が悲しい貴方も

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ヒナ7羽をめぐって雄ガチョウ2羽が

激しい戦いを繰り広げたその3日後。

 

流血の事態以来

ヒナとその保護者である里子姉妹は

雄ガチョウ『兄君』と

常に行動を共にするようになり、

よかった、これが『雨降って地固まる』か、

色々紆余曲折はあったものの

きっと今の時点でヒナにとっての親鳥は

里子姉妹と兄君の3羽で確定したに違いない、

里子姉妹と兄君のペアならぬ

トリオとしての絆も

いっそう深まったのではないだろうか、と

私も夫(英国人)も安心していたそんな時。

 

 

外出から帰った我々が庭を見ると

水場に3羽のガチョウ成鳥と

7羽のヒナの姿がありました。

 

 

・・・この構図には何の問題もないはず、

であるのに、何かしら、この違和感は。

 

皆様におかれましてはこの間違い探しの

正解、つまり間違った個所が

おわかりいただけますでしょうか。

 

この3羽、本来そうであるべき

里子姉妹と兄君の

3羽ではなかったのです。

 

そう、この3羽は里子姉妹と

雄ガチョウ『父君』だったのです・・・!

 

どこをどうやって抜け出したのか、

父君はいつの間にかその居住区域から

隣のヒナたちのいる区画に移動し、

そして本当に何をどうしたのか

里子姉妹2羽を味方につけ

堂々と父親面をしていたのでございます。

 

その際兄君は少し離れた場所から

じっとこの集団の姿を眺めていたという・・・

 

 

ちょっと!これは残酷すぎるでしょ!

 

非道を正そうと私と夫が二手に分かれ

ガチョウ集団を分断しようとしても

里子姉妹のうち1羽が短時間のうちに

すっかり父君に心を奪われてしまったらしく

必死にその羽根に追いすがろうとし、

そしてどうやらヒナたちはこの雌ガチョウを

刷り込みの対象としていたらしく

本能の求めるがままそのお尻を追い掛け回し、

そうなるともう1羽の雌ガチョウも

ヒナたちについて行かざるを得ず

・・・不憫すぎる!兄君が不憫すぎる!

 

事態を重く見たわが夫は

今回もまた強制介入を実施。

 

父君の首根っこをつかむと

有無を言わせずその居住地域に連れ戻し

力づくで集団を分離。

 

その際ヒナ1羽が父君ガチョウの

足に踏まれひしゃげる場面もありましたが

さいわい怪我の程度は軽かった模様です。

 

しかし恐るべきは父君ガチョウ。

 

 

己の手を汚すことなく

里子姉妹が自発的にヒナを連れて

自分の元に来るよう誘導するとは・・・!

 

これがマインドコントロールの実態か・・・!

 

(そう思うとこの上の写真にも

『ハンニバル・レクター博士近影』とか

書き込みたくなる雰囲気がある)

 

 

 

 

一方の被害者である兄君ガチョウですが、

そろそろ彼に真実の幸せ

訪れてくれないことには

何か近い将来取り返しのつかない悲劇が

起こりそうな予感がする私です。

 

彼にはすでに試練が

与えられすぎてしまっていると思うんです。

 

このままじゃ重大犯罪に手を染めるか

悟りを開いて宗教開祖になるかしか

選択の余地がない程度には

追い詰められているのではないかと。

 

ともあれガチョウたちは今日も元気です。

 

それが一番大事なことです。

 

はい。

 

 

朗報:父君ガチョウの

つがいの相手である『母君』、

現在たまごを温め中です

 

 

うまくいけば6月中旬にまた新しく

何羽か黄色いヒヨヒヨが出てくる予定

 

そうなれば父君の興味も

ヒヨヒヨ7から新顔に移るであろう、と

 

それにしても自分の奥さんが抱卵中に

他所の若い娘さん2羽とその子供を

手なずける、というのは

男の度量なのか鬼畜の所業なのか

 

ガチョウ社会の奥は深い

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この春たまごから孵り

以来すくすくと大きくなっている

ガチョウのヒナ7羽。

 

 

そんな7羽に当初から

熱い視線を注いでいたのが

我が家のガチョウ社会において

最高位に君臨する

雄ガチョウ、通称『父君』でありました。

 

ヒナ7羽を育てている里子姉妹と

雄ガチョウ『兄君』の暮らす区画は、

父君ガチョウとそのつがいの相手である

母君ガチョウが住まう区画とは

柵で隔てられているのですが、

そのフェンス越しにまあ父君が

うらやましそうな顔をして

ヒナたちを眺めること眺めること。

 

 

手前が父君

 

また止せばいいのに里子姉妹と兄君も

行水に行くにしてもわざわざ

父君の居住区の前を通る道を選び

黄色いふわふわを見せつける見せつける。

 

 

個体として子煩悩なのか

それともガチョウ社会では最高位の雄が

ヒナの面倒を見るものと決まっているのか

時に父君はその喉を振り絞って

いいなあ!いいなあ!」となきわめく。

 

しかし何かの拍子に

ヒナが自分のそばに寄ってくると

大きな声は子供を驚かすと思うのか

ぴたりと声を出すのを止め

明後日の方向に顔をひねり

ヒナの存在に

自分は気付いていないふりをする。

 

健気というか巧妙というか・・・

 

ある日ヒナが3羽ほど

うっかりフェンスの下の隙間から

父君居住区に潜りこんできた時などは

父君はまるで氷の彫像のように

その場で動きを止め

3羽が自分の周囲を

歩き回るに任せておりました。

 

ええ、その間の里子姉妹と兄君の

「子供達!こっちに帰っていらっしゃい!」

の絶叫は、なかなかに

聞きごたえのある響きでございましたよ。

 

問題のヒナ3羽は父君の足元を

しばらくノコノコうろちょろした後、

里子姉妹のお腹の下に駆け戻って行きました。

 

ともあれその時の父君にはヒナたちに

危害を加えるそぶりは全くなく

故に私も少し油断していたのだとは思います。

 

その1週間後のとある朝。

 

父君と母君にお風呂を使わせようと

まずその2羽を先に水場に出した私。

 

水浴を終え、とことこ自分の領地に戻る途中、

何かに気付いたらしい父君が

里子姉妹と兄君とヒナ7羽の住む

小屋に向かって一直線に駆け出しまして

(母君ガチョウはそのまま

自分の住まいに戻っていった)、

まあでも7羽と3羽の住む小屋には

ちゃんと鍵をかけてあるし

父君が近づいていっても問題はないだろう、と

余裕を持って父君の後を追ったところ、

ヒナ3羽、まさかの朝家出決行中

(また変な抜け穴を見つけ出した模様)。

 

つまり父君ガチョウは遠目に

黄色いふわふわが3体ほど

親なしで遊んでいるのを見つけ

これは一大事とその場に

駆け付けたわけでございます。

 

しかし父君はヒナを守ろうとしたのか

それとも親が手出しできないうちに

ヒナを自分のものにしてしまえと考えたのか。

 

私と夫(英国人)が駆け寄った時は

小屋のフェンス越しに父君と兄君が

かなり本気の喧嘩をしておりまして、

特に子供を盗られそうになっている兄君は

血相を変えて金網越しに

父君に噛みつこうとしていて、

対する父君は兄君の攻撃をかわしつつ

まだ小屋に残っているヒナたちに

君たちも外に出ておいで、

おじさんと一緒に遊ぼう、と

甘い声で誘いをかけておりました。

 

 

我々の姿を見ると父君は声の調子を変え

自分のそばにいるヒナ3羽とともに逃亡を開始。

 

 

そこを未成年誘拐の現行犯で夫が逮捕。

 

 

犯行目的はいまだ不明であるものの

とりあえずの事件解決とはなりました。

 

しかしこんな書き方をしてはおりますが

子どもを原因とした雄ガチョウ2羽の

本気の喧嘩はかなり凄まじいものでした。

 

兄君は自分と相手との間に

フェンスが存在することを一時

完全に忘れていたものと思われます。

 

父君を追い払ってから改めて

里子姉妹と兄君と他のヒナたちを

小屋の外に出したのですが

よく見たら兄君、くちばしから大流血。

 

 

「ガチョウはこれが怖いんですよ。

頭に血が上ると

自分を止められなくなるんです」

とは夫の言です。

 

今回のことは管理者である自分の

怠慢が招いた事態であると理解し

今後はいっそう気を引き締めて

ガチョウたちの安全に配慮したい私です。

 

 

皆で守ろう、家族の平和、でございます。

 

 

しかしそんな私の反省を

見事に踏み躙ってくれるのが

我が家のガチョウたちでございます

 

明日の続編をお待ちくださいませ

 

それにしても子育てって・・・

本当に大変ですね!

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タマリーゴールドこと

マリーゴールド諸氏の

植え替えを開始しました。

 

 

違うの!

 

この花壇はこれから夏にかけ

大きく育つ草木が揃っているので

今はこう殺伐とした印象でも

数週間後には

もっと元気な見た目になる予定なの!

 

・・・たぶん!

 

 

ラッパスイセンおよびチューリップ諸君が

頑張って『花の盛り』を今日に至るまで

維持してくれていることを

私は心から感謝したい所存です。

 

確かにスコットランドは

春の花の息が長いですよね。

 

 

さて話を戻してマリーゴールド、

彼らの種をまいたのが春の初めで、

現在植え替え可能な状態にまで

育ちあがっている株数が約80本。

 

これは豊作なのかそうではないのか。

 

同じく種から育てた

スイートピーと一緒に

寄せ植えなどもしてみました。

 

 

しかしこれがわが前庭の支配者

雄鶏閣下の好奇心を

えらくくすぐったらしく

「・・・妻ちゃん、閣下が君の

スイートピーの味見を

なさろうとしていますよ!」

 

「閣下、それはご無体!」

 

閣下は『乾いた土』がお好きなので

そのご興味を逸らすためあわてて鉢に

どばどばと水を振りかけた私です。

 

/無粋な\

 

ともあれ、うまくいきますとこの鉢では

スイートピーがするすると上に

伸びあがるその根元で、マリーゴールドが

いかした暖色を主張する予定です。

 

マリーゴールドと同時期に種をまいた

ロベリア君たちは植え替えまで

もう少し日が必要な感じ。

 

夏の恐怖の吸血虫

ハイランド・ミッジ(ヌカカ)が出る前に

なんとか花の植え替えを終えたい

今日この頃なのでございます。

 

 

次回大目に雨が降って

そして日が射したら

満を持してミッジが庭に

やって来そうな気配なのです

 

気分はもう締切との闘い

 

芝生の雑草取りも終わっていないのに!

 

夏の到来を前に気ばかり焦る私に

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・・・しかし一休みしている時間などないのだ!

 

この元ネタはこちらです:

 

 

 

 

 

 

恐怖!壁からの怪音!

テーマ:

ある晴れた昼下がり、

私は自宅の壁の奥から

怪しい音

することに気が付きました。

 

何かが必死に爪を立てて

壁の裏側を削っているような・・・

 

かと思うと足音高く移動して

また別の場所でガリガリと板材を擦り

懸命にもがいているような・・・

 

これはまさか・・・!

 

ある疑念にとらわれた私は

書斎で仕事をしていた夫(英国人)を呼び

「さっきから壁の後ろに

何かいる気がするのだが、

これは私の気のせいだろうか」

 

私の言葉に夫は眉を寄せ

耳をそばだてました。

 

しばらくすると聞こえてくる

かすかな、しかし耳障りな掘削音。

 

「・・・なるほど、何かいますね」

 

「壁の後ろを走り回り

ガリガリと何かを削る、

これはつまりアレだろうか」

 

「・・・ネズミは一度出たら

始末が大変なんですよね」

 

やはりネズミか!

 

英国ではゴから始まる

某害虫の勢力が弱い反面

ネズミが堂々の家庭害獣

首位の座についておりまして、

「これはどう対応すればいいんだ?

ネズミが潜りこんだ壁の穴を見つけ、

そこから猫を押し込めばいいのか?」

 

 

「殺鼠剤を使えば一発ですが、

殺鼠剤で死んだネズミを嬉々として

食べそうな猫が我が家には存在しますからね、

できることなら毒餌は使いたくないですよね」

 

 

しかしこのまま放っておいては

貯蔵してある野菜や穀類を齧られた挙句

ペストに感染させられてしまうではありませんか!

 

(Norizoさんは育成暦において

害獣としてのネズミに悩まされたことがないため

学生時代に歴史の教科書で習った内容そのまま

『ネズミの害』として理解している面があります)

 

夫が力いっぱい壁を叩くと

怪音発生源は静かになるのですが

しばらくするとまた例の

ドタドタ(移動音)ガリガリ(掘削音)が始まり。

 

しかもこの音がかなり大きい。

 

我が家の猫が絨毯に爪を立て

飼い主の気を引こうとする時よりも

音量・迫力が桁違いに大きい。

 

このネズミ、ネズミとしては

相当大きなネズミなのでは・・・

 

それでも冷静に音をたどっていると

この怪音発生源はどうやら

居間の壁の裏のみを

活動個所としている様子で

「こいつ、屋根の穴か何かから

ここに入っては見たものの

どうやらここから出られないらしいな」

 

「ええ、そうなると数週間後に

僕らの居間の白い壁に赤黒いしみが出来て

そこから異臭が漂うことになりそうですね」

 

これから短い夏がやってこようという

この季節にまたそれは何という時限爆弾・・・

 

怪音はこの日1日続きました。

 

不思議なことに翌朝になると

壁からは何の音もせず

「ネズミが時限爆弾化したにせよ

音を立てなくなるまでの期間がいやに短いな。

夜のうちに抜け穴を見つけたのかな」

 

それはそれで困るのですが、と

何気なく外を見ると、

問題の壁の向こう側、

コンクリート敷きの車寄せに

見事なモグラ山がひとつできていました。

 

 

「・・・夫よ、怪音発生源は

ネズミでなくモグラだった、という

可能性はあるのだろうか。

つまり壁の上方からではなく下方から

うっかり隙間に侵入してしまい、

そして同じルートを通って

壁の裏から逃げていった、という」

 

「普通に考えてその可能性は低いですが、

でもこの家はこれまでに色々と

僕らを驚かせてくれていますからね、

可能性はゼロではありませんよね」

 

その後壁の裏から音はしません。

 

あとは異臭とシミが出て来ないことを

日々祈るだけでございます。

 

 

ネズミとゴから始まるあの虫ならば

ネズミのほうが百倍マシですという貴方も

いえ、ネズミのほうが

嫌でございます、な貴方も

その2つを比較することさえ

本気でお断りしたいです、な貴方も

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