今日の記事の更新が遅れたのは

風邪を引いたからでも

例の無断転載の件に

心が挫けたからでもなく・・・

すみません、

昨夜はちょっと飲んでいました。


というわけで、まずとりあえず


スコットランドひきこもり日記

以外のタイトルのブログ

こちらの記事をご覧になっている方、

それは無断転載された文章なんですよ


申し訳ないんですが

私の本来のブログである

スコットランドひきこもり日記 』に

お越しいただいて、で、

続きを読んでいただけますか


ご面倒をおかけしますが

どうかご了承ください


さて、飲んでいた、といっても

パブで殿方に声をかけられるのを待ちつつ

酔態をさらしていたわけではなく

おとなしく友人を招いて自宅で

飲食をともにしていた

だけの話でございまして。


夫(英国人)と一緒に

町中でお酒などを買い、帰り道に

「ワイン、これで足りるとは思うけど

足りなかったらちょっと悲しいかね」

「近所の雑貨屋がこの不況で

閉まっちゃったのが辛いですね。

前は牛乳とかビールとかが欲しくなったら

ぱっとあそこで買えたのに」


同じ通り沿いにもう一軒

似たような雑貨屋はあるのですが

気持ち少々

わが家からは遠いんですよね。


「まあ本当にお酒が足りなくなったら

あそこまで買いに出ればいいよね」

「妻、君は何を言っているんですか。

あのお店のオーナーはパキスタン系、

つまりきっとムスリム(イスラム教徒)でしょ。

イスラム教にお酒はご法度、

アルコールを取り扱っているはずが

ないじゃないですか」


えっそういうものですか?


でもあのお店は朝は7時前から開店して

新聞の配達も請け負っていたり

手づくりサンドイッチサービスもしていたりして

ものすごく商売熱心かつ

地域密着型店舗であることで

有名じゃないですか!


「顧客の多数を占める

スコットランド人のために

お酒の取り扱いに踏み切っている、

という可能性はないものかね」

「ないと思います。

でも君が気になるのなら、

ちょっとお店の中を覗いてみましょうか」


おりよくそのお店の前に

差し掛かっていたので

「どーもー、こんにちはー」

と愛想良く挨拶などをし

ぐるりとお店の中を一周。


・・・夫よ、君は正しかった・・・


パンやアイスクリーム、雑誌などは

店内に所狭しと陳列されているものの

お酒はビールもワインもウイスキーもいっさいなし

煙草は売られているんですけどね、

と嫌煙家のひとりとして呟いてみたい。


「残念だがお店の方針は尊重したい、

ここは諦めて静かに帰ろう」

とレジの人に会釈をしつつ外に出ようとすると

いかにも『座右の銘は顧客重視です!』という

やる気に満ちた目をしたお店のお兄さんが

「お客様、何をお探しですか?

店頭にない商品でも、お声をかけていただければ

すぐに在庫を確認いたしますが!」


なんというサービス精神。

しかしなんとなく自分が恥ずかしくて

お店で何を探していたかを口に出来ない私。


逡巡する私の隣で夫はにっこりと笑い

「ありがとう。でもいいんです。

僕たちはビールかワインを買いたかったんです」


夫の言葉にお店の人は深く頷きながら

「ああ、わかりました。

しかし当店では

アルコールは取り扱っておりません。

よりよき道、より善き世界のために!」


わかります、今度は

アルコール以外のものを買いに来ます!

と力強く宣言する私に

レジのお兄さんは愛に満ちた微笑を

送ってくれたのでした。


とりあえず飲み会のお酒は足りました。



しかしブログの更新は遅れました、という・・・

申し訳ない


そして何故か私がこんな有様なのに

ブログランキングは上昇している不思議


無断転載がらみの同情票なのでしょうか

ありがとうございます

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