草むしりという行為の価値観について考える | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^。^)


最近週末になると雨降りの日が多い。


雨が降る=雑草が伸びる


アタシが勤める会社にはキューピクルと呼ばれるいわゆる受変電設備(高圧な電気を一般家庭用に切り替える施設)がある。


こうした設備は立ち入りができないように普段は金網で囲われているのだが、ここが放っておくと、あっという間に雑草が伸びてしまう。😱


どこからともなく飛んでくる雑草の種がいつしか根を生やし、成長する。


ここの管理を任されている身のアタシとしては、以前は伸びたら草刈りを定期的に作業員にお願いしていたのですが、いい加減こういう無意味なルーティーンを止めたいと思っていた。


なので、土の上に撒いて乾燥すると固まって雑草が生えてこないようにするやつを買って、試してみた。これが結構いい感じで機能している、あっぱれである。


今回、残り半分の面積を同様に雑草対策をする事にした。まずは、今生えている雑草の草むしりからスタートである。


百歩譲って自分の家の庭の草むしりだったら、まあしゃあないかと思うのだが、よりにもよって会社の施設の草むしりである。当然ながら誰もやりたがらない。


誰かに頼むにしても🙏気が引けるし、頼んで嫌な顔をされるのは目に見えている。それに、そもそも草むしりをしている姿を見られたくはない。


なので1人でやるという結論に至るわけなのです。日中帯の就業時間内だと業務に差し支えるので、昼休みに何日かに分けてやる事にした。


でね、やってるとですよ、たまに通り過ぎて「ご苦労様です。」とを掛けてくれる人がいたりするけれど、「手伝いますか?」と声を掛ける人は皆無である。


まあ確かにね、アタシも逆の立場で「助っ人発言」をするのかと問われれば、たぶん🤔しないでしょう。


そもそもタイパ、コスパ重視の今の世の中で今どきそんな天然記念物みたいな心のピュアな心の持ち主がいるとは到底思えない。(少なくともうちの職場では)


でさ、大概の人は草むしりって面倒だし、疲れるし、何にも良い事ないじゃん!って思うかもしんないけど、意外とそうでもないのですよ。


目の前の雑草を余計な事を考えずに一心不乱にむしる。そもそもさ、日常生活において、一心不乱に何かに没頭する事って、そうそうないでしょう!


実はこれってかなり集中力持続のトレーニングにもなり、良いストレス解消にもなるのです。


それに、草が小さい時だとむしりやすいので、伸びてから草を刈る事に比べれば断然こちらの方が労力は少なくて済む。


果たしてこの事に気づいているアラフィフ、アラフォー世代はどれぐらいいるものなのか?


たかが草むしり、されど草むしり

草むしりという行為をどれだけの人が無駄で面倒臭いだけの時間の無駄と捉えているのか?どれだけの人が意味のある事と認識しているのか?


程よい疲れもいい運動になったという証拠。常に草の🌱発育状況を観察し、目を配っているから成せる技なのである。


例の固まる砂も撒き終わったので、しばらくは草むしりの苦労も軽減されるかなぁ。