どうも、すこっちです。(^。^)
仙台城ガイドを始めて今年で10年目。
仙台城には土井晩翠先生の胸像と荒城の月の歌碑まであるというのに、生前彼が住んでいたお住まいが今でも残っている「晩翠草堂」には行った事がなかった。
あーそうそう、ご存知ない方のために説明をしますと、「土井晩翠」先生というのは仙台出身で「荒城の月」という唱歌の作詞をした方でして、作曲は滝廉太郎さんです。
たまたま今日機会があって、晩翠草堂の前を通り掛かったので、入ってみることにしました。
青葉通りにひっそりと立たずむ古民家みたいな住宅、それが晩翠草堂。
入場は無料で毎週月曜日以外は9時5時で開いている。
入り口の玄関がこちら💁
いかにも昔の建物の玄関って感じです。
入るとね、ちゃんと説明してくれるガイドの方(ボランティアなのかな?)がおりまして、説明によると戦前までここに晩翠先生のご自宅があったんだけど、戦災で燃えてしまって別なところに住んでたんだけど、戦後に有志によって同じ場所にこの「晩翠草堂」を建てたんだって。
でもそれは、晩翠先生が晩年になってからのことで、晩翠草堂が出来上がる1年前に奥様が亡くなり、お子さん3人も早くに亡くなり、入居される時はお一人だったんだとか。
でね、奥の方にベットが写っているでしょう。
な、なんと!🫢このベットと枕と掛け布団は晩翠先生が亡くなったままの状態で保存されているんだそうです。↓
いや、こういう保存の仕方をしている施設ってそうそうお目に掛かれないよ。
さすがに寝具に触ってはみないけど、なんとなーく晩翠先生との距離感が縮まったような心持ちになりましたよ。
こちらが晩翠草堂の全景模型