すこっち、班長として町内会費を集める | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^)

 

人生五十路を過ぎて、初めて経験をすることってあるものです。

 

自分が居を構えていながら、普段は仕事にかまけて関わり合いが薄い「町内会」という存在もその一つだったりします。

 

令和7年度、アタシが住む町内会の班長役が我が家に回ってきた。

 

これでウチが担当するのは2回目なのですが、前回は何から何までカミさんに預けっ放しだった。さすがに今回は前回のこともあり、「アタシはやらないからね!」と最初から宣言されてしまい、止むなくアタシが班長業務の一切を引き受けることとなった。

 

まずは町内会の班長役の引き継ぎ会合なるものに参加。今年度班長役、幹事役が回ってきた人が一堂に顔を合わせるわけなのですが、昔~昔の仲の良かったご近所さんという付き合いに比べて町内会の親密度も希薄になったもので、そもそもご尊顔を拝したところで、この方がどこの誰でどこに住んでいるのかも分からない。(-_-;)

 

引き継ぎに関する内容が粛々と進められていく中、アタシの中では疑問が次から次へと頭の中を飛び回り、だあれも質問をしない中、速射砲のように質問を連発する、すこっち。

 

「あの~町内会費を徴収するのは分かりましたが、年額4,800円でしょ。普通に考えたらどうやったって、急に自宅に4,800円集めに来たら、5,000円出すに決まってるじゃないですか!お釣りは用意してもらえるんですか?まさか自分で用意しろって言うんじゃないですよね?じゃなに1万円出された場合は5,200円を自腹で用意するんですか?」(実際はもっと柔らかーい口調で質問してますからね、念の為)

 

との質問に対する答えは、、、はい、みなさんがお察しの通り、「自分でなんとかしてください」

でした。(全く、やる人の苦労ってものを全く理解しようとしていない)

 

続けて質問する、すこっち。

 

「あの~留守がちで町内会の行事や活動に協力的でないご家庭に対してはどのように対処したらいいのでしょうか?何回も町内会費を集めに行くのも疲れるんですけど。」(実際はもっと柔らかいからね)

 

と、この質問に対しての回答は、「お手紙をポストに入れてきてください、ひどい場合は町内会の役員に相談してください。(問題児がポストのメモを見て、訪ねてくるかぁ?)

 

まあ、最初の会合はこれぐらいにしといたろうかな。ジャブは打っておいたし。

 

そうして始めた、「THE 町内会費集め」。(みなさん、やったことあるかな?)

 

厄介なことにウチの班は世帯数が多くて全部で15世帯。しかも、震災後の空き地に家が建ったために、範囲も広いと来たもんだ。(歩くねぇ~)でも、頑張って5月1日には15軒中11軒の集金に成功!がしかーし!案の定11軒中11軒が揃いも揃って4,800円に対して5,000円を出してくるんだわ。だから、言ったじゃないの!お釣りが足りなくなるって。なんとかかき集めた自腹の100円玉で乗り切ったものの、とてもじゃないけどお釣りを用意してもらわないとやってられません。

(みなさんの町内会ではどうしてるんでしょ?)

 

まずはどうにかこうにか今週末には全世帯分が集められそうなのですが、町内会費以外にも赤十字の募金だとか、掃除に出ない人からの罰金徴収だとか、面倒な徴収業務が待っている。

 

それにしても、こういうのってなんか時代にそぐわないなぁと思っているのはアタシだけでしょうか?昔はさ、子供の数も多かったし、子ども会や町内会の存在価値も十分あったけど、果たして今ではどうなんだろうかねぇ。ある意味、過渡期に来ているんじゃないかと。

 

かくしてすこっちの町内会班長の旅は続くのでありました。(-_-)