宮城県内の物価事情を考察してみませう | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

昨日、ヨークベニマルというスーパーに行ったらなんと!キャベツが1個税込みで500円。

 

比較的物価高の影響を受けにくい、宮城県の塩釜・多賀城地区周辺でこれなのですが、北海道では1個700円という話をラジオで聴いた。

 

以前にスーパーのもやし売り場がすっからかんになっていることをブログを書きましたが、こまで来ると、本当に庶民が糊口を凌ぐのが耐久レースみたいになっていくような気がします。

 

でね、ふと日常の生活に目をやるとみなさんもお気づきかとは思いますが、世の中のフツーの一般ピープルが感じる基準単価がいつしか「千円」になりつつあるように思うのです。

 

すこっちの感覚で言うとね、宮城県内に限ってですけど、まず庶民の味であるラーメンは確実に千円に近付きつつありますな。トッピングの少ないレギュラーラーメンは辛うじて700円台後半から800円台をキープでしょうけど、チャーシュー麵とか味噌バターラーメンとかは千円に手が届きそうですし、セットメニューは間違いなく千円越えですね。

 

次に挙げるのがカフェのコーヒー。

 

これって大体500円ぐらいが相場だと思っていたんですが、年末に訪れたJAMCAFEではブレンドが1杯=700円だった。チーズケーキと合わせたら1500円。昨今のじわじわ値上げモードを考えると、世界的にコーヒー豆も値上がりしているそうで500円台のキープも難しくなっているのが現状なのでしょうか。

 

コンビニ弁当も値上がりが著しいよね。500円以内で購入できるラインナップが少なくなってきているし、汁物やドリンクを付けたら700円ぐらいになっちゃいますもんね。

おにぎりと+1品ぐらいが落としどころかな。

 

日帰り入浴もおいそれとは気軽に出来なくなった。アタシも昔はね帰りが遅くなると、スーパー銭湯でひと風呂浴びて帰宅したりもしていたけど、それは入浴料が500円ぐらいの時の話。

今では、だいたいが700円台から800円。新しいとこだと千円つーのも普通にあります。

 

財布と相談することなく、気軽に足を運べた庶民の息抜きがどんどん遠いものになりつつあります。

 

そして、仙台市内の駐車場代。これが、今や1日停め放題だとほぼほぼ千円。辛うじて安いところで700円台から800円台のところはありますけど、奪い合いの競争が激化!

いかに安い停め放題駐車場の場所を自分なりにインプットしておくかが肝になります。

 

あと勘弁してほしいのが、ガソリンと灯油ですよね。なんでも1月16日からまた値上げだそうじゃないですか?いやホント生活に欠かせないものはお国がコントローしてもらわんと困りますよ。

 

こういう状況を垣間見るに、アタシは思うのです。

 

こうやってねどんどん物価が値上がりしていって、仮に勤め人の賃金がいくらかアップしていったところで、明らかに庶民の財布の紐はそうそう緩むことはなく、節約志向がある日突然浪費志向に切り替わるなんてことは考えづらい。(ただもし、今年の7月5日の例のアレ予言をメディアが煽りだして、その気になって浪費する人が増えたりして?でも現実に起きたらえらいことだわね)

 

質素倹約のDNAが備わっているわが日本国民ならば、少々のことは辛抱できるんでしょうけど

こうなると、軍部が独断でおっぱじめた太平洋戦争の戦時下の配給制と形は違えど、国民のマインド的には同じような感じになるのではないでしょうか。

 

世界情勢がどうなろうと、物価高が続くことになろうと、心が腐ってしまっては元も子もない。明るい未来が見えるか、見えないかは各々の心の持ちよう次第。

 

お金を掛けないエンジョイの仕方はいくらでもありますし、創意工夫でどうにでもなる。

 

政宗様の言葉を借りれば、「心の月を先だてて浮世の闇を照らしてぞ行く」しかないのですから。