どうも、すこっちです。(^^)
昨日の続きになるのですが、馴染のBARで店員さんとの話の中で、最近の映画やドラマの話になって、最近何を観たとか、そんな話の流れの中でこんな話になった。
すこっち「なんか、最近の作品って映画でもドラマでもひねり過ぎだと思いません?」
店員さん「あー、それ私も感じます。なんかやたらといじり過ぎですよね。」
ふたりとも意見が一致した、彼は年齢的にはアタシの5~6歳下ぐらいだろうか。
そうなのである、最近の映画もドラマもシンプルさが欠けている。そして、妙に小難しい。
象徴的なのが、アメリカ映画や最近の是枝監督の作品のように最後のエンディングがなんだよく分からない終わり方をして、「あとは観ている人が感じたままに結論を出してください」的な消化不良の釈然としない「視聴者丸投げエンディング」作品である。
あのねぇって、こちとらね例えば映画館だったらそこそこの料金払って観に来ているわけですよ、なんだったら電車賃とかガソリン代とか掛けてね。そしてね、1日24時間のうちの2時間とか3時間をこの作品のために割いているわけ。なのに、「なに、終わったの?これで?」みたいな終わり方で「閉店!ガラガラ」ってお金を払って観に来ている人に対して失礼なんじゃないかとアタシは思う。
お金を返してもらえるシステムだったら、返金して欲しいよホント。
たまたまこの日のテレビ朝日で「新暴れん坊将軍」なるものの予告があって、そのことを話題に出したら、「そう!まさにこのシンプルでベタな勧善懲悪が良いんだよね」って話になった。
そうなのです、アラフィフ、アラフォー世代にはそんな小難しい駆け引きとか、トラップとか裏の裏とか、伏線とかそういうのいらないとは言わないけど、そこそこの味付けでいいんですって。そんなね、ニンニク増し増しとか求めてない。
YとかZ世代がどう思っているかは知らないけど、意外とシンプル・イズ・ベスト的な要素って受け入れられるんじゃないんですかねぇ。
実は今、FOD(フジテレビのオンデマンド)で「北の国から」を観続けてみているんです。
名作であることは知っていますが、まともに観たことがなかったので。1980年ぐらいの作品ですから今から40年以上前の作品なんですが、これがひじょうに面白いと感じています。
シンプルだけど、笑いあり、ホロッと来る場面あり、シリアスな場面あり、こってり系の味付けもいいんだろうけど、あっさり塩ラーメンでも十分イケるんだよね。
今すこっちの中では、映画もドラマも「古きを訪ねて新しきを知る」マイブームが来ている今日このごろです。(^o^)