見始めた過去ドラマ「ビーチボーイズ」の魅力とは? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
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あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^)

 

日々仕事が忙しい、特に締めの時期はホント憂鬱な気分。(-_-;)

 

でもそんなアタシの気分を唯一アゲアゲにしてくれているのが、最近では大河ドラマ「篤姫」と

ドラマ「ビーチボーイズ」である。

 

「篤姫」の魅力は何度かこのブログにも書いているので、今日はもう一方の「ビーチボーイズ」について書いてみたいと思う。

 

この作品、月9ドラマとして1997年に放映されたドラマだから、さかのぼること今から27年も前になる。

 

当時のアタシはちょうど結婚をした年でして、仕事もプライベートもなんやかんやで超忙しい時期だったこともあり、反町隆史と竹野内豊が主役で当時の女性陣が熱狂していたような雰囲気は感じていたけど、アタシの中では「どうせ、イケメン二人が女を取っ替え引っ替えする内容なんでしょ」ぐらいにしか思っていなかった、当然観ていない。

 

だがこれが、11月2日のブログにも書いたのですが、観始めたらこれが面白いのです。

 

でね、このドラマ。イケメン二人がW主役として出演してはいるものの、恋愛を連想させるようなシーンは一切出て来ない。ラブシーンはおろか、キスシーンも抱き合うシーンも出て来ない。

当然誰と誰が別れて、誰と誰が引っ付いたかなんて泥々の恋愛劇なんかもない。

 

出てくる登場人物も少ない。せいぜい、春子役の稲森いずみとマスター役のマイク真木とその孫娘の真琴役の広末涼子ぐらい。さすがに広海(ひろみ)役の反町隆史と水泳で勝負する敵役としてれいわ新選組の代表である山本太郎さんが出てきたのにはびっくりした。( ゚д゚)ハッ!

 

毎回起きるハプニングと言えば、民宿?ダイヤモンドヘッドとビーチを舞台に繰り広げられる他愛もない出来事ばかりであり、今どきのドラマに多い謎解きが散りばめられているわけでもない。

 

ただただ、ビーチを舞台にW主演とダイヤモンドヘッドに関わる人達が夏のひと時を過ごす日常を描いている、ただそれだけの内容だったりする。

 

でも、面白いのである。言葉で説明するのは難しいのですが、今の時代だとコスパだタイパだとせわしなく、背中から煽られるような日常生活に身をさらしている現代人にとっては、ゆっくりと時間が流れ、共に暮す仲間と悩みを打ち明けたり、相談したり、ときには叱咤激励したり、怒ったり、悲しんだり。そこには当然スマホもSNSも無いわけで、お互いが接したときに感じたままに気持ちを吐露したり、行動したりって、なんか今どきの人たちに欠けてることなのかもなぁって感じさせてくれるところがある。

 

なんでもかんでも詰め込んだコンビニみたいなドラマも悪くはないけど、こういう観るだけで良さを感じさせてくれるドラマもあるんだなということを、気づかせてくれた作品のように思います。(こういう感じ方をするのって、昭和なのかなぁ)

 

ご覧になったことのない方は、すこっちオススメですので是非ともFODなどでご覧頂きたい。

 

最近アタシの頭の中では、ドラマの中のシリアスなシーンで掛かる主題歌反町隆史の「forever」のインストゥルメンタルが流れまくってて、歯笛なんか吹いてしまってます。↓