すこっち過去の映画名作劇場「花束みたいな恋をした」を鑑賞 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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どうも、すこっちです。(^o^)

 

夏季休暇(お盆休み)の最終日、借りてきたDVD「花束みたいな恋をした」を鑑賞しました。

 

2021年公開の映画なので、今から3年前の映画になります。

 

 

この作品、カミさんと一緒に観たんですが、いやあ良かったぁ。

 

まあ主演が菅田将暉と有村架純っていう鉄板俳優二人の配役って時点で期待度MAXだったんですけど、なによりも映画やドラマにありがちな偶然の出会いから二人が恋人同士になって、同棲をするラブラブな5年間の幸せ時間の描写が「イイね!」を10回、20回ぐらいあげられるんだったら、あげたくなるぐらい琴線に触れる場面が目白押しなんですよ。

 

そしてね、映画やドラマの手法として主人公や登場人物が自分の心の声をナレーションで入れることを「ボイスオーバー」と呼ぶんだそうですが、このボイスオーバーが観ている人も共感ができて、ときに笑えて、ときに心に響いて、俳優が声を発する以上に効果が大きかった。

 

この作品を観るとね、ホント恋愛って山あり谷あり、紆余曲折、禍福はあざなえる縄の如しということを痛感するんです。

 

お互いが盛り上がって、幸福度MAXのときは世界中の人の幸せを自分たちが全部独り占めしているような、マリオがスターを取った無敵状態みたいな感じで突き進んでいけるような気がしているんですが、お互いの取り巻く環境や立場が変わり、周囲の人の介入、金銭問題、仕事の優先度への偏りやなんかで、温度差や価値観の相違が表面化してくる。

 

そうなると、難しいよねぇ。それでも今まで積み上げてきたものを形を変えてステップアップすることを建設的に捉えて、結婚に向かっていける二人ならいいんだろうけど、キャッチャーの出すサインに首を振って、自分が投げたい球だけを投げるバッテリーのような関係になってしまっていたとしたら、関係の修復は難しいと考える二人も出てくるでしょう。

 

そんなことを、ふと考えさせられるとっても素敵な映画でした。

 

御夫婦の方、カップルの方、シングルの方、いずれが観ても笑えて、心が温まって、恋愛の素晴らしさを共感できる作品です。

 

ご覧になっていない方でパートナーのいる方は、ぜひご一緒に鑑賞して頂きたい。

 

そして、今のお二人が仲睦まじく時を過ごせていることにあらためて感謝して頂きたい。

 

「ラブ」と「ラフ」は一字違い、でもその濁点の価値は地球よりも重いのかも。(^^)