どうも、すこっちです。(^^)
放送大学の科目で「錯覚の科学」というのを勉強しておりまして、授業の中で出てきた言葉にこんな言葉がありました、「ヒューリスティック」。
なんだろなぁ~と思って調べてみると、こうあります。
ヒューリスティックとは、経験則や先入観に基づいて、ある程度正解に近い答えを得る思考法や手法のことです。心理学用語で、「発見的手法」とも呼ばれます。
ヒューリスティックの例としては、次のようなものがあります。
①空模様を見て「これから雨が降りそうだ」と判断する
②礼服を着た人を見て「結婚式帰りだろう」と考えたりする
③同僚がコロナに感染したことにより、社会でコロナが大流行していると考える
ヒューリスティックのメリットとしては、意思決定が早くなる、少ない判断基準だけでも難しい決断ができるなどが挙げられます。一方、ヒューリスティックは、自分の経験など偏った視点をもとに判断するため、必ずしも正しくない可能性があります。
ヒューリスティックと似た言葉に「バイアス」がありますが、バイアスは認知の歪みを指すのに対し、ヒューリスティックは問題解決の手がかりとして機能する点で異なります。
なるほどねぇ、①とか②とか③って普段から常にやってることじゃん。
つまり、アタシらの行動は目の前で起きた出来事に対して、じっくりと時間を掛けて考えて次の行動を導き出すよりも、自分の過去の経験則や知っている知識なんかを総動員して、思考をショートカットしてるってことになるんですかね。
これって人類が生存競争を生き抜くために、備わった特殊能力みたいなものなのかな。
でもさ、当たり前のことを当たり前に処理するんだったら、ヒューリスティックでいいんだろうけど、今どきの言葉で言う「イノベーション」ってやつを起こすためには、あんまし好ましくないんでしょ。独創的な発想に結びつかないっていうかさ。
みなさんもヒューリスティックに頼りすぎるのも考えものかもしれませんね。
でも、覚えたから明日から使えるね「あっ今の俺って、ヒューリスティックやってる」みたいな感じでね。(でもそれって、誰かに言っても分かんないわな)