どうも、すこっちです。(^^)/
みなさんがお勤めする会社が当てはまるのかどうかは分かりませんが、アタシが勤めるいわゆる転勤のない地元の中程度の企業だったりすると、えてしてあり得る話。
人事とは本来、会社の社長や経営陣若しくは人事部や総務部といったところが、社員の能力、適性、性格などを判断し適材適所に配置を検討していくべきもの。
がしかし、そこには「出す側」と「受ける側」の力関係や「望む」と「望まざる」というデリケートな問題も介在し、必ずしも教科書通りに物事が運ぶ分けでもない。
アタシもその辺のところはある程度の理解は出来る。
でもね、そこにどうしても納得できない問題がある。それが題名にある「タバコとゴルフと酒飲み」の3点セットでもって構築された人間関係における力が働くという力学なのである。
これねーけっこううちの会社では影響力が大きいんですわな。
例えばK君が新入社員として入社したとする。彼は喫煙者である。喫煙は決められたモクモクポイント(喫煙所のことね)でしか吸えない。そこに集まってくるのは当然喫煙者であり、役職上位者も含まれる。おおよそ朝と午前10時と昼食後と午後3時と相場が決まっている。
そうするとね、1日仕事場を抜け出してきて、公然と10分~15分喫煙という大義名分のもとにダベッてる分けですよ。(吸わない人にとっては、かなりムカつく)それが、1日2,3回顔を付け合わせて、好き勝手なことをしゃべくってる分けですから、親しくもなるし、上層部のなかなか降りてこないような情報も耳に入る。
人間ね、常に顔を付け合わせて会話をしてれば、情も沸く。それだけで単なる新入社員のK君が仕事がどの程度できるのかも分からないのに、タバコを吸わない新入社員よりもレベルアップしたようなレッテルを貼られる。そして、本人もいつしか勘違いをしてしまう。
そして、喫煙が縁でゴルフに誘われ、飲みに誘われ、付き合いが良くて、関係が深くなればなるほど、K君の株は上がる!
気が付けば、本人の人格や人間性などはそっちのけで、そこそこ上司に大目玉を食らわないような仕事が出来ていれば、たばこ組に評価の「モクモクシード権」なるものが授与される。
こうなるとよほどのしくじりをしない限り、自分の身は安泰である。こうして、たばこを吸わない善良な社員が貧乏くじを引き続けるという構図が出来上がる。
今や世間ではスマートな社会が構築しつつあり、嫌煙ムードがほぼほぼ浸透しつつあるというのに、一方ローカルではこういう現実が存在しているというのに、そのことについては誰もが見て見ぬふりである。
社内を見回すと、「どうしてこんな人が〇長なの?」って光景がけっこうあったりする。
こういう日本的文化が粛清される日は果たしてくるのでしょうか?