ピッチクロックよりも何よりも、プロ野球の試合時間短縮について考える | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
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どうも、すこっちです。(^o^)

 

最近のプロ野球界において、海の向こうのメジャーリーグから黒船のごとく圧力が掛かり始めているのが、いわゆる「ピッチクロック」と呼ばれる試合時間短縮に向けた取り組み。

 

それではこのピッチロックをご存じない方のために、富山敬ばりに説明しよう!

 

ピッチクロックとは、野球の試合で投球間隔に制限を設けるルールです。試合時間の短縮を目的としており、投手、捕手、打者のそれぞれにルールが設けられています。


投手の場合は、ランナーがいない場合は12~15秒以内、ランナーがいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければなりません。違反するとペナルティーとしてボールカウントが1つ追加されます。また、打者も制限時間の8秒前には打席に立ち、打撃準備を完了していなければ1ストライクが宣告されます。

 

けん制球を投げるのも3回までと上限が決められていて、3回以内にアウトに出来なければボークとなる。


ピッチクロックは、日本では社会人野球で昨シーズンから導入されています。メジャーリーグでは2023年シーズンから導入され、2024年からポストシーズンも含めて適用される新ルールとして、走者がいる場合は18秒以内に投球動作に入ることも決まっています。

 

詳しくはこちらをご覧ください↓

 

いやねって、ベースボールはどうだか知らないけど、そもそも「野球」って間を楽しむというか、駆け引きを味わうみたいなところがあるので、単なる試合時間短縮というところだけ切り取って合理主義を持ち込んだとしても、ダシのない味噌汁を飲んでいるようなもんでね、野球自体が味も素っ気もなくなるとアタシは思うのですけどねぇ。

 

それにあのデカいストップウォッチみたいなのをいちいち地方の球場とかに持っていく分け?

やっかいだねぇ~。試合が終わったら片付けて、移動?意味がわからない。

 

でね、みなさんも一緒に考えてみましょうよ!ピッチクロックなんか導入しなくても、試合時間を短縮できる画期的なアイデアってやつをさぁ。そんでもって、アメリカ人よりも日本人はこんなに優秀なんだよって、アイデアだけでこんだけ試合時間を短縮したんだよってなところを見せつけてやりましょうよ!

 

じゃあ言い出しっぺのアタシが考えたプロ野球の試合時間短縮アイデアを3つ披露します。

 

アイデアその1「余計なファンサービスやグランド整備なんかを減らす」

 

最近のプロ野球の試合を観に行くと、まあ始まる前の前置きイベントがやたらと長い。そして、試合途中に挟まれるファンサービスなんだろうけど、イベントごとが多過ぎ!そもそもチアガールのダンスなんて5回とラッキーセブンの7回と試合に勝利したときぐらいでいいんじゃないの

 

そして、グランド整備の回数もまた多い。人工芝や天然芝でそんなにグランド整備が必要かい?

5回の裏終わってからの1回だけでも良くないですか?そりゃああんまし荒れてたら状況に応じてやるとかはあってもいいだろうけど、あんなにスタッフが出てきてやんなくても。

あーそうそう、もちろん以前書いたジェット風船ももちろんいらないっす。

 

アイデアその2「打者はファールを打てる回数に制限を設ける」

 

これねぇ、たぶんいちばん効果があると思うのです。だってさ、よくあるじゃんファールで粘って、一人の打者にピッチャーが10球以上投げさせられるというシーン。あれっておかしいとは思いませんか?なんでバッターは何回ファールを打っても2ストライク以上はカウントされないのに、ピッチャーは打ち取るために延々と投げ続けなきゃいけないのよ!その分体力的に疲れるし、打たれたらまずいから神経も使うし、サインを出すキャッチャーも疲れる。さらに守っている野手も「またファールかよ」って守備への集中がリセットされて、疲れる。

 

いつだったか甲子園の高校野球でもあったよね、花巻東の小兵な選手がいかにも意図的にファールを打ち続けて、相手の投手のスタミナを奪うみたいなことが、、、。

 

もうね、ここは思い切ってバッサリと打者がファールを打てる回数に制限を設けたらいいんじゃないですか?そうねぇ、2ストライク後は一人5球まで。6球打ったら三振ってことで。

そうしないと、好投手を攻略するためにファールで粘ってとかっていう、どっかの球団の常套手段みたいな姑息な戦略がまかり通ってしまう。

 

もし、これを導入したら①投手のスタミナロスを防げる②試合時間の短縮③主審が変えのボールを用意する手間が減る④ファールボールで観客が怪我をするリスクが減る⑤打者は緊張感を持ってバッティングをするので、確実に捉えるため集中力がアップする。といいことづく目なのである。あえてマイナス要素といえば、観客がファールボールをもらえる機会が減ることぐらいかな。

 

アイデアその3「バンドの回数を制限する」

 

これもかなり効果があると思うのです。日本の野球の場合、バントはお家芸みたいなもの。

これがなくては試合が成り立たない。


これを例えば1試合3回までにする。

そうすると、野球のルール自体は変えてないけど、試合の戦略も変わってくるよー。


3回をどこで使うのか?もちろん延長線になったら回数はリセットされるでいいんじゃない。


ある意味バンドを使いたがらないメジャーの野球に近くなるのかもね。結果試合展開は早くなり、試合時間も短縮されるはず。

 

以上がすこっちの考えた試合時間短縮アイデアですけど、みなさんの考えたアイデアがあれば教えて頂きたいです。

 

まあ、こうしたアイデアがNPBに届くなんてことはないんでしょうけど、、、。(-_-;)