アンコンシャスバイアスってなあに? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

毎日暑い日が続きますなぁ。

 

暑いと面倒なことから逃げたくなる。新しいことを覚えようという気持ちもめげる。

 

でもね、昨今の新しいことが次から次へと湧き出してくる世の中においては、見て見ぬふりをしていたらどんどん時代に置いていかれてしまう。

 

いい機会ですので、すこっちと一緒に最近のニューワードを覚えていきましょう。

 

今日の単語は「アンコンシャスバイアス」です。

 

えぇ、なんですか?聞いたことがない。でも、バイアスっていう単語は耳にしたことがあるって人もいるのではないでしょうか?

 

では、アンコンシャスバイアスついて説明いたしましょう。

 

アンコンシャスバイアスとは、日本語では「無意識の思い込み」または「無意識の偏見」と訳されておりまして、自分自身では気づいていないものの見方やとらえ方のゆがみ・偏りのことを指します。


過去の経験や知識、価値観、信念などによって、脳が自動的に情報を処理し、判断を下すために生じるものなのです。アンコンシャスバイアスは、誰にでも存在するものであり、良い悪いというものではありません。しかし、アンコンシャスバイアスが意識されないまま判断に影響を与えると、以下のような問題が生じる可能性があります。

 

差別や偏見: 特定の個人やグループに対して、不当な扱いをしてしまう

誤った意思決定: 正しい情報に基づいていない判断をしてしまう可能性があります。
非効率なコミュニケーション: 相手の立場や考えを理解できず、誤解が生じる可能性がある

 

アンコンシャスバイアスには、様々な種類があります。代表的な例としては、以下のようなものがあります。


ステレオタイプ: 特定の集団に対する固定観念や思い込みです。
確認バイアス: 自分の意見や信念を裏付ける情報ばかりを集めてしまう傾向です。
アンカリングバイアス: 最初に得た情報に引きずられて、その後の判断が偏ってしまう傾向

ハロー効果: ある特定の目立つ特徴によって、全体を判断してしまう傾向です。

 

いやこれって、今の時代めっちゃ当てはまることがあるとは思いませんか?

下手をすると世の中アンコンシャス・バイアスだらけじゃん。

 

例えばさ、入社面接のときにどこの大学出てるから優秀だとか、どこどこだからダメだとかって漏らしてる人事担当者とか。誰々さんがこう言ってたから、あいつはダメなんだとか。

アンカリングバイアスなんてありそうだよね。最初の情報に引きずられっ放しのまんまの人。

 

差別や偏見は決して良いことではない。でも、脳が今までの積み重ねでもって無意識に判断しているってこともある。なので、せめてアタシらはアンコンシャス・バイアスってものがあって、それによって引きずられてしまうこともあるってことを頭に入れておきましょうね。