今、中国発のある企業が実に賢い戦略で急成長をしているそうな | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
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どうも、すこっちです。(^^♪

 

インターネットが普及して、アマゾンなどのいわゆるグローバル企業のGAFAMだけが一人勝ちをする世の中なんだと思っていたら、実はそうともいえないようで、時代は常に移り変わっているみたいです。

 

アタシらアラフィフ世代は時代の波に浮かぶいかだのようなもの。情報に取り残されないように付いていくのが、転覆しないように前に進むのがやっとの状態だというのに、、、。

 

今日たまたまネットで大変興味深い記事を見つけた。

 

なんでも、中国発のファッション通販サイトの「SHEIN(シーイン)」と「Temu(ティームー)」という企業が、実に新しい手法で業績を伸ばしているのだという。

 

シンガポールを拠点とするシーインと、中国のIT企業PDDホールディングス(PDD.O), opens new tabが所有するティームーは、低価格ファッションと奇抜な商品に夢中になる米消費者の心理をがっちりとつかんでいるところが強味なのだそうだが、両社が欧米のライバル企業よりも安い価格で商品を販売できるのは、①無駄のない製造過程と②アルゴリズムを駆使した仮想店舗ゆえなのだそうだが、実は③非課税枠のおかげでもあるのだそうです。

 

アメリカでは海外からアメリカに送られたものに対して非課税枠というのがあり、800ドル以下の商品であれば、個人宛ての荷物を関税を支払わずに米国に出荷できる。

 

これは、米国に住む人々が海外から贈り物を受け取る場合や、休暇先で買ったちょっとしたアクセサリーを持ち帰ったりお土産にしたりしても、課税されないようにするというのがこの制度の本来の目的だったのですが、、、。

 

「SHEIN(シーイン)」と「Temu(ティームー)」は中国の工場から個人宛で直接消費者に商品を届けているのです。そう、明らかにこの制度を利用することで、関税を払わないで済むって寸法なんですわ。

 

賢いねぇ。

 

ちなみに、米税関・国境取締局(CBP)によると、昨年9月までの1年間に非課税枠を通じて入ってきた荷物は10億個と、2018年の2.5倍に増えたんだとか。(-_-;)

 

やり手はいくらでも頭が回転するもんなんですな。

 

リンクを貼っておくので、ご一読ください。

https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/25QTRMMWSVNULO2CQWLAYQDHP4-2024-06-21/?rpc=122