試験があるから、試験勉強をする。この習性、アラフィフ世代に残された唯一の財産かもね | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^)

 

この週末、アタシはある決断をしていた。

 

放送大学の図書館から教科書を借りて、1ヶ月も早くインターネットの配信授業に取り組み始めていたと言うのに、講義は早く終わったものの、5月に入ってから連休やら体調不良やらなんやらで全くと言っていいほど勉強らしい勉強をしないままだった。

 

ふと気がつけば、来月は放送大学の単位認定試験が行われる。

 

これはさすがに、いつまでも遊び呆けているわけにはいかない。

 

「試験前」というワードを耳にすると、なぜかスイッチが入っていわゆる試験勉強モードに入ってしまうのが、昭和世代。「スポ根精神」なのか?単なる「悪あがき」が好きなのか?

とにかくしないと気がすまない性分だったりする。

 

ということで、この土日は家だと集中ができないんで、図書館やらカフェやらでひたすら教科書を熟読するという作業に取り組んでおりました。

 

そしたらねぇ、配信授業を受けてる時は右から左でじぇんじぇん頭に入ってこなかったようなことも、時間を掛けてじっくり熟読をしていると、これがなかなか面白かったりする。

やっぱ、教科書を読み込むっていうのは大事なんだね。仮に試験に出題されなかったとしても、そのときに覚えたことは、あとあと別な場面でフッと降りてくるってことあるからね。

 

そんで分かんないワードをスマホで調べ、調べやってたんですけど、せっかくなんでアタシが今日調べてて、気になったワードをみなさんにもご紹介します。(いつか、どこかで役に立つかもしれませんよ)

 

その1「メタファー」とは?

 

えっ、なに旧Facebookの新しい名前かい?それは「メタ」ね。

これだけだとなんのことやらさっぱり分かんないよね。でも、みなさんが知らず知らずのうちに頻繁に使っているんです、このメタファー。

 

日本語では「隠喩」「暗喩」などと呼ばれてまして、比喩の一種でありながら、比喩であることを明示する形式ではないものを指します。ある概念を別の概念になぞらえて表現する修辞技法です。直喩と異なり、「~のように」や「~のようだ」などの接続語を使わずに、直接的に表現したもののことなんです。


メタファーは、以下の3つの要素で構成されています。
標的領域:説明したい概念
車両領域:標的領域になぞらえる概念
共通項:標的領域と車両領域の共通点


例えば、「人生は旅だ」というメタファーの場合、
標的領域:人生
車両領域:旅
共通項:どちらも目標地点に向かって進む点
となります。


メタファーは、以下の3つの効果をもたらします。
理解の促進:抽象的な概念を具体的な概念に置き換えることで、理解しやすくする。
印象の深化:鮮明なイメージを喚起することで、印象を深める。
表現の創造性:独創的な表現を生み出すことができる。


メタファーは、詩歌、小説、広告、スローガンなど、様々な場面で使用されています。


メタファーの例
人生は旅だ:人生を旅に例えることで、様々な経験をすることや、ゴールを目指すことを表現している。


時間はお金だ:時間をお金に例えることで、時間の大切さを表現している。

ねっ、分かりましたか?そういやぁ、アタシのブログもドラクエやらドラゴンボールやらその他いろんなメタファー使ってたわ。みなさんも使ってるでしょ。

 

その2「ケイパビリティ」とは?

 

あちゃぁー、これもなんのこっちゃですよね。

 

ケイパビリティ(capability)とは、一般的には「能力」「才能」「可能性」といった意味を持つ言葉なのだそうです。ビジネスでは、企業や組織の持つ「企業全体の組織力」や「組織固有の強み」として使われます。具体的な例としては、デザイン性・スピード・効率性・高品質などが挙げられます。


ケイパビリティは、技術力や開発力などの単体資産ではなく、資産を活かして強みにする「バリューチェーン全体の組織的な能力」と定義されています。競争が激しい市場で企業が生き抜くためには、自社のケイパビリティを正確に把握し、刷新し続ける必要性が高まっているんだとさ。

 

ケイパビリティとコアコンピタンスの違い


ケイパビリティとよく混同されるのがコアコンピタンスです。コアコンピタンスは、「他社には真似されにくい中核的な能力」を指します。


ケイパビリティは、コアコンピタンスを含む企業全体の組織的な能力です。つまり、コアコンピタンスはケイパビリティの一部と言えるでしょう。


ケイパビリティの重要性
ケイパビリティは、企業が競争優位を築き、持続的な成長を遂げるために非常に重要な要素なのです。なぜなら、ケイパビリティは以下のような様々なメリットをもたらすからです。


顧客満足度の向上
収益性の向上
コスト削減
市場シェアの拡大
新規事業への参入
ケイパビリティの強化


ケイパビリティを強化するためには、以下のような取り組みが有効です。
人材育成
組織改革
情報システムの導入
研究開発への投資
外部とのアライアンス
ケイパビリティは、企業にとって非常に重要な資産です。自社のケイパビリティを正しく理解し、強化していくことが、競争を勝ち抜き、持続的な成長を遂げるための鍵となるでしょう。
上記に加えて、以下のような点も補足説明として提供できます。


ケイパビリティの具体例
トヨタ自動車の生産技術
アマゾンの物流網
楽天のデータ分析力
ソフトバンクの情報通信技術
ケイパビリティの評価方法

ケイパビリティの事例
アップルは、デザイン性と革新性というケイパビリティによって、スマートフォン市場で圧倒的なシェアを獲得しました。
ナイキは、マーケティング力とブランド力というケイパビリティによって、スポーツ用品市場を席巻しました。

 

分かりましたか?まあ早い話が「長所」とか「優位性」とか「強み」ってことなんですかね。
みなさんの個人的なケイパビリティやコアコンピタンスは何ですか?

 

その3「ディシプリン」とは?

 

はい?新しいプリンの名前?いえいえ全然違います。

 

ディシプリン(discipline)とは、英語では「規律」「訓練」「鍛錬」「懲罰」「学問分野」という意味を持つ英単語なんだって。

 

日本語では、文脈によって様々な意味で使われます。代表的な意味としては、以下のものが挙げられます。


規律:集団生活や組織活動において、秩序を保ち円滑な運営を 実現するための規則や規範。
訓練:何らかの技能や知識を習得するために、繰り返し練習すること。
鍛錬:心身ともに強くするため、厳しい修行や訓練をすること。
懲罰:規則を破った者に対して、罰を与えること。
学問分野:体系化された専門的な知識体系のこと。


具体例としては、以下のようなものが挙げられます。


軍隊における規律:厳しい規律によって、命令の徹底と戦闘力の向上を 図る。
スポーツ選手の訓練:日々の練習を通して、競技能力を高める。
武道の鍛錬:心身ともに鍛え上げることで、精神的な強さを養う。
犯罪者に対する懲罰:刑罰によって、犯罪者の更生を促す。
大学の学問分野:専門的な知識や研究を深める。


近年では、「セルフディシプリン」(self-discipline)という 言葉もよく使われるようになっています。これは、自分で自分に規律を 課し、目標達成に向けて努力することを意味します。

(あー大谷翔平なんてまさに、毎日がセルフディシプリンだわね)

 

セルフディシプリンは、自己管理や目標達成に 重要な役割を果たします。
ディシプリンは、個人にとっても、組織にとっても、 重要な概念です。
規律を守り、訓練を積み、鍛錬を続けることで、様々な目標を達成することができるでしょう。


補足
ディシプリンは、ネガティブな意味で使われることも ありますが、本来は、ポジティブな意味を持つ言葉です。
ディシプリンを向上させるためには、継続的な努力 が必要です。
ディシプリンは、自分自身と向き合うことが重要です。

 

みなさんはセルフディシプリンやってますか?

 

その4「インシデント」とは?


インシデントとは、一般的には「出来事」「事件」「事例」「事案」「事象」「出来事」といった意味を持つ英単語です。しかし、近年では、何らかの問題が発生して事故に発展した可能性のある状況のことを指す言葉として使われています。


アクシデントは、すでに発生した重大な事故そのものを指します。
ヒヤリハットは、あと一歩で事故が起きそうだった状況を指す言葉です。


インシデントとアクシデントの違いとしては、インシデントは重大な事故につながっていた可能性はあるけれど、実際にはアクシデントに至らなかった出来事を指す点です。
つまり、実際に事故が起きたか、起きなかったかによって使い分けます。
インシデントは、様々な状況で起こり得ます。


情報セキュリティ:不正アクセス、情報漏洩、システム障害など
ITサービス:システムダウン、データ損失、パフォーマンス低下など
医療:医療事故、薬剤副作用、病院感染など
交通:交通事故、電車遅延、飛行機欠航など
建設:工事事故、建物の欠陥、火災など


インシデントが発生した場合、迅速かつ適切な対応が重要です。
具体的には、以下の手順を踏む必要があります。
状況を把握する
原因を特定する
再発防止策を講じる
関係者への報告
インシデントを未然に防ぐためには、以下の対策が有効です。
リスクアセスメント:発生可能性の高いインシデントを特定し、対策を講じる
インシデント対応計画:インシデント発生時の対応手順を定める
社員教育:社員にインシデントに関する知識と対応方法を教育する
技術的な対策:ファイアウォール、アンチウイルスソフトなどのセキュリティ対策を施す
インシデントは、誰にでも起こり得るものです。
インシデントが発生した場合、慌てずに、迅速かつ適切な対応を行うことが重要です。インシデントを未然に防ぐためには、日頃から対策を講じておくことが大切です。

 

なるほどね~、例えば昨今よく聞く不正アクセスや情報漏洩っていうのは、それによってどこかの誰かが経済的損失を被ったら事故=アクシデントとなるんだけど、そうなっていない場合はインシデントとなる分けだ。

 

具体例で言うと、ソフトバンクホークスの柳田選手が怪我で長期離脱したけど、それによってホークスが優勝を逃したら、アクシデント。優勝したけど、クライマックスシリーズで危うく敗退しそうになったけど、勝ち進んだらヒヤリ・ハット。無事に優勝できて、日本シリーズに出場できたら、インシデント。ということになるんでしょうかね。


今日のテーマ、お勉強になりましたか?