どうも、すこっちです。(^^)
プロ野球もシーズンが始まってようやく1ヶ月が経ったばかりだというのに、お隣のセ・リーグでは1位阪神から6位ヤクルトまでのゲーム差が3.5ゲーム差の中にひしめき合っている。
ついこの間まで辰年の追い風か?と思わせた昇り龍中日ドラゴンズが首位をひた走っていたかと思えば、さすがはディフェンディング・チャンピオンの阪神が悪いながらもいつの間にか首位を堅持している。そこに離されないようにピッタリと並走しているのが、監督も変わり、心機一転のジャイアンツ。しぶとい広島が肉薄し、そこに筒香効果で息を吹き返したDeNAがいる。
こうしてみると、セ・リーグは阪神が昨年優勝の一日の長があり、手堅く勝ち星を積み重ねている感じはあるものの、どこのチームも抜け出すほどの決め手に欠けている。中日だって得点力が上がってくれば、投手力は悪くないのだから星を落とすことも少なくなるだろう。ヤクルトは投手の駒不足という永遠の課題を克服できるかどうかが鍵ではないだろうか?
と、セ・リーグの話になるとアタシもそこそこ語れる。そして、決め手にかける分、面白みも感じられるところはあるにはある。
しかし、なんなんでしょうパシフィック・リーグは、、、。(-_-;)
首位のソフトバンクが勝率7割ですよ。貯金が14ですよ。なんなんすかこれ。
2位の日本ハムが新庄監督の成長戦略が実って、唯一ソフトに差を広げられないように踏ん張ってくれていますが、それでも4.5ゲーム差。2位と3位のロッテとの差が3.5ですから、これでもう首位のソフトとは8ゲームも開いている。このあとにオリックス、楽天と続く分けだけど、悲鳴しか聞こえてこない。打てない西武は最下位で5位との差が2.5ゲームではありますが、ピッチャーが戦隊ヒーローものなみのスペシャルなメンツだけに、ちょっと打ち出したら楽天はあっという間に抜き去られてしまうでしょうなぁ。
こんなリーグに誰がした!
あれだけスリリングで盛り上がっていたパシフィック・リーグの灯が今早々と消えようとしている。「だって、ソフトは反則だろう!」と罵るのは簡単だが、問題は別のところにあるようにアタシは見ている。お金のある球団はセ・リーグにもかつて進撃の◯◯みたいなところがありまして、確かに大金に物を言わせて、有名選手をかき集めて、時代の寵児みたいな時期もありました。でも、結局若手の育成が中途半端なまんまで世代交代が上手くいかず、低迷期を迎えたじゃないですか?
そう考えると、地味ではあるものの三連覇を達成しつつ、若手の育成も同時進行で進めてこられたオリックスのフロントと中嶋監督はあっぱれとしか言いようがない。
じゃあ、同じようなことが他の球団がやれてこれたのかと言えば、そうなんですやれて来なかったんですわな。日本ハムは辛うじて膿みを出して、正常化した土壌に種を撒いて、どうにか今年は形になってきたけど、我が楽天イーグルスは相変わらずのベテラン頼みの活性化不足。
ベテランが悪いとは言わないし、実力の世界で若手が力不足なのであればそれは仕方がない。
でも今出場しているレギュラーを脅かすぐらいのヤツが出て来て、チームの全体的な底上げが成就しなければ、優勝なんて夢のまた夢ってことになる分けでしょう。正直、他のチームはもっと底上げが出来ている分けなんですから。
このままソフトが独走態勢になってしまうとですね、楽天ファンが出来ることと言ったら、せいぜい対ソフトバンク戦にソフトクリームでも食べて、「ソフトを喰らう!」ぐらいのゲン担ぎしかやることがなくなってしまう。(同義語として、ハムを食う、ロッテを食うがある)
9月からの試合が消化試合となってしまったら、楽天モバイルパークに閑古鳥が鳴くかもしれませんなぁ、鳥に縁のある球場なので、、、。(-_-;)
楽天に起死回生の一手はあるのか?このままハムが明け渡した指定席に居座るようなことだけは避けてほしいものです。