繁盛していたお店がなぜ閉店したんだろう?その理由が今日分かった。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^)

 

今日は22日で明日が23日。

 

2年前までは23日が天皇誕生日でお休みだったので、日曜日と月曜日が連休となり、最高のクリスマス・イブ・イブ~クリスマス・イブ~クリスマスだったのでしょうけどね。

 

まあ、でも街はコロナ明けモードってことで、仙台もにぎわっておりますなぁ。

木曜日のブログに書いた「日本酒3時間の旅」の日もお店の席は満席だったし、あっちでもこっちでもサラリーマンやOLが浮かれモードで飲み歩いているって雰囲気でした。

 

さて、この週末みなさんはどのように過ごされるのでしょうか?

 

ちなみにアタシは、今日床屋に行きました。

 

髪が伸びてきた=白髪が目立ってきたので、カット&白髪染めをそろそろするタイミングになってきたという分けなのです。まあ、年が明けてからよりは、今年のうちにということでね。

 

そんでもって、いつもお世話になっているプロレス談義が出来るマスターがいる床屋に行きましてね、木曜日の「日本酒地獄」だった話なんかをマスターとしていたら、多賀城駅裏にある有名な居酒屋の話になった。

 

その居酒屋の名称は仮称「すこっち屋」ということにします。

 

その「すこっち屋」がね、もともとは駅前のこじんまりとした居酒屋だったんだけど、大変人気があって、料理も美味しい評判のお店だったんです。でね、その「すこっち屋」さんが駅の高架化(踏切渋滞を緩和するために駅を上の方に作った)に伴って立ち退きを迫られて、その代替地として駅裏にちょっと広めの土地をもらったのかな?それで、お店の名前はそのままで団体客も受け入れられるぐらいの大きい箱のお店に拡張した分けなんです。

 

それからですね、駅近だし、箱は大きいし、料理は美味しいしで大繁盛してたの。

それが、今年に入ってからなぜか閉店したらしく、お店は閉まったままだった。

 

以下すこっちと床屋のマスターの会話。

 

すこっち「マスター、あのすこっち屋ってなんで閉店したんですかね?」

 

マスター「ああ、あの店ね。なんでも、コロナ禍で客入りが悪くなったときに、経営者がそれまで抱えていた料理人や従業員を全員解雇したんだってよ。コロナが収まって、慌てて従業員を引き戻そうとしたけど、時すでに遅しで、自分は調理が出来ないもんだから、料理人を再雇用することもままならず、閉店ということのようですよ。」

 

なんとも痛ましい話ですこと。

 

移転に乗じてお店を拡張し、利益の最大化を図ったところまでは良かったでしょう。順風満帆に経営も軌道に乗っていた。がしかし、降って湧いたコロナ禍。利用客は激減し、お店を維持するためとはいえ、従業員を解雇!

 

まあ、はたから見ればね、なんでこのときに腕の良い料理人の何人かでも雇用を維持してあげれなかったのかなぁと思ってしまいますが、これもねえ~その時々の経営者の判断ですから、外野が簡単に結論付けられるもんでもないんだろうけど、もったいないなぁと。

 

コロナ禍がある程度沈静化して、カムバックを叫んだんだろうけど、そん時には別なとこで働いてるんだろうし、各々生活があるからおいそれとは辞められない。(-_-;)

 

お店の拡張政策が悪かったのか?従業員の解雇が悪かったのか?今となっては、たらればになってしまいますが、コロナ禍で姿を消していったお気に入りのお店が無くなってしまうのは寂しい限りです。

 

こういう話を聞いてつくづく思うのは、料理を提供する飲食店って、自分が料理人で家族に働いてもらって、お店は自宅兼店舗であれば、仮にお店の業績が悪化したとしても、人件費と家賃はいかようにも出来る。これが、従業員を雇って、自分は料理が出来なくて、家賃を払っていくとなると、経営を継続していくのは大変厳しいとなってくる。

 

あなたがひいきにしていたお店はこのコロナ禍、乗り切れましたか?

忘年会シーズンの書き入れどきに、あのお店がないなんて、なんてことにはなっていませんか?

 

駅前にひっそりと大きな建物だけがたたずむ。そんな多賀城駅前の光景でした。

 

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