どうも、すこっちです。(^^)
昨日無事に完走したアタシの郡山での大学の面接授業2DAYS。
朝は早いし、道のりは遠いし、授業はパツパツの小テストばっかのチョベリハ(超ベリーハードの略ね)だったけど、けっこう興味深い講義内容でもありました。
そこで、今日は2日間の講義を受けて、アタシがためになったなぁと思ったことをこのブログをご購読になっているみなさんにだけ、「お裾分けタイム」として超絶分かりやすい言葉でお伝えをしたいと思います。
あーそうそう、念のため先に言っときます。あんまりにも興味のない内容でうざったいなぁ、時間の無駄だなぁと思った方は、途中で離脱しちゃって全然構いませんので。
それでは、すこっちの「お裾分けタイム」のはじまり、はじまり。(^o^)
「あなたはなぜ太るのか?」この疑問に対して、真面目に深掘りをしたことってありますか?
「そりゃあ、食い過ぎるからだろうが」
「運動しねえからだろ」
おっしゃることはごもっとも。2者択一の○×クイズであれば、それで次の問題には進めます。
じゃあ、そもそもなんで動物は食べ物を食べるの?
「生きていくために必要だからだろう」ごもっとも。じゃあ、なんで生きていくために食べないといけないんでしょう?こんなこと、考えたことってありますか?
それでは、ここで富山敬ばりに説明しよう!(わかんない人はググってみてね)
地球上で生命を維持していくためには、三大栄養素と呼ばれる「たんぱく質・「炭水化物(糖質)・脂質」を摂取して、それを消化・吸収・代謝という過程を経て生きるためのエネルギーを体内に取り込んでいるんです。
植物はみなさんが御存知の通り、太陽光と二酸化炭素で「光合成」をすることで「酸素」と「糖」を作り出り蓄えることが出来るんで、誰に頼らなくっても生きていけるんですよ。
ところが、動物は残念ながら生命維持に必要な「糖」を自分で作り出すことが出来ないので、植物や他の生物を食べることで、三大栄養素を取り込んで生命を維持しているって分け。
でね、動物が接種したたんぱく質(アミノ酸)や糖質(グルコース)脂質(グリセロール、脂肪酸)なんかはいずれもアセチルCoAという物質を経てATP(生きるために必要なエネルギー物質)に変換することで、活動のエネルギーとして使えるようになるんです。(食べたものがそのままどストレート取り込まれている分けではないのです)
さて、突然ですがここで簿記のお勉強です。
単純に収入に対して支出が少なければ、利益が残る。逆に収入よりも支出が多ければ赤字となり、損失が発生する。
これを食生活に当てはめると、摂取エネルギーに対して消費エネルギーが少なければ、その分が脂肪となって太り、摂取エネルギーと消費エネルギーがイーブンなら太りも痩せもしない。摂取エネルギーよりも、消費エネルギーが多ければ痩せるということになります。
まあ、そうは言っても昔に比べれば、交通機関の発達で歩かないし、洗濯や掃除も機械がやってくれるし、スマホにネット三昧で活動量が激減している現代人。そして、動物性タンパク質を摂取する割合が増えたし、早食い、夜に固め食い、孤食などが増えて、体にはよろしくない傾向が強まっているのはみなさんもガッテンして頂けるかと思います。
先に挙げた「三大栄養素」って、①糖質②たんぱく質③脂質の順でエネルギーとして消費されやすいんですが、人間の体って上手く出来ているもんでして、エネルギー源となる「糖」を万が一の飢餓に備えて、体の中にお菓子のメーカーである「グリコ」の語源ともなったグリコーゲンとして、肝臓に100グラム、筋肉に300グラム程度蓄えられる。ただし、筋肉に蓄えられた300グラムは筋肉の中でしか消費されないので、万が一のために蓄えられたアタシたちの生命維持のための非常食はたった100グラムしか無いのです。
100グラムって、サンヨー食品の「サッポロ一番塩らーめん」一袋分です。
いいですか!アタシたちの体に溜め込んで置けるのは、たった100グラム+筋肉の300グラム。
そこで消費しきれなかった余ったエネルギーは全部、「脂肪」に変えられてしまうのです。
さらにたちの悪いことに、このエネルギーを消費できなかった場合に残ったアセチルCoAというのは、脂肪酸合成により脂肪に変わるだけじゃあなく、ケトン体合成によって「ケトン体」っつうものを生み出す。このケトン体が血中に増えすぎると血液が酸性に傾いて(これをケトアシドーシスという)吐き気、意識障害、心筋収縮障害などを引き起して、体調を崩してしまう分けなんですわな。
いやいや、疲れましたね。今日はこのぐらいにしておきますか。
まとめるとですね、こういうことです。
みなさんが食べたり、飲んだりするのはご自身の勝手です。ふところ事情が許すのであれば、いくら食べても、飲んでも差支えはありません。ただし、ご自分が摂取したエネルギーは使わないと、いけないんです。だって、グリコをおまけNGで100グラムと筋肉に300グラムしか体内にはストックが出来ないんですから。屋根に太陽光パネルを乗っけている家庭と一緒ですね、あれって蓄電設備が無ければ、昼に発電した電気は売電するか消費するしか無いからね。
会社だったら、利益はどんどん貯め込んだ方が経営が安定して言うことなしだけど、私たちの体はそういう風には出来ていないってことを理解して頂きたい。
ドラゴンボールに人造人間19号っていうのがいましたね、手から相手のパワーを吸い取るやつ。
最後はどうなりましたっけか?
そう、ベジータから吸い取ったパワーを溜め込み切ることが出来ずに「ガラクタ人形」呼ばわりされ、ビッグ・バン・アタックで木っ端みじんとなりましたよね。
あなたも、そうはなりたくないでしょ!
つまり、選択肢は次の2つ。
①食べる量をそこそこにして、そこそこに運動してイーブンぐらいにキープしておく。
②好きなだけ食べて飲んでしたら、その分を消費出来るぐらいの運動を課す。
いかがでしたか今回のすこっちの「お裾分けタイム」お役に立ちましたでしょうか?
理屈が分かると、なかなか興味深いでしょ。
さあ、あなたの明日からの行動は、①それとも②かな?