会社が社員の嗜好に踏み込むのはありですか? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

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どうも、すこっちです。(^o^)


タバコや酒、こうしたものは「嗜好品」と呼ばれいて、タバコを吸うこともお酒を飲むことも他人に迷惑を掛けない、生活が破綻しない範囲内であるならば、吸うか飲むかは本来個人の自由なもののはず。


なのに、最近アタシの務める会社グループでは健保の入れ知恵なのか?点数稼ぎのためなのか?よく分かりませんが、その会社の喫煙率や肥満率を引合に出し、やれ「喫煙率を下げろ!」だの「BMIの数値を適正化しろ!」といった「嗜好品パワハラ」圧力が迫ってきている。


挙げ句の果ては、「卒煙」(タバコを永遠におさらばするってことね)した人に10,000円をプレゼントするというキャンペーンをおっ始めますと来たもんだ。


あのねー今まで止められなかった人がたった諭吉一枚に釣られて止めますかって。人間心理を分かってない。(>_<)


一応アタシはタバコは吸いませんし、メタボも無縁なので、対岸の火事的立ち位置ではあるんですけど、それでも何だかこのパワハラ圧力には釈然としない。


そりゃね、確かにタバコを吸ってる人や肥満の人が成人病予備軍と呼ばれてね、健康診断の数値が良くなかったり、それが起因して病院に掛かって医療費がかさむ=健保の持ち出しが増える=あんたらが出費を増やしてんだよ的なストーリーなんでしょうけど、ちょっと待って欲しい。


冒頭にも書いたように、「嗜好品」を摂取するかどうかを決めるのはあくまで本人の意思であって、会社がいかにも表向きは「社員の健康を気遣ってます!」的な大義名分を振りかざしたとしても、個人の尊厳というか、基本的人権に踏み込むことが正当化される理由にはならないと、アタシは思うんです。


つまりね、英語のことわざにあるんですよ「馬を水飲み場に連れて行くことは出来ても、馬に水を飲ませることは出来ない」ってのが。


自分が不健康だということを自覚し、自ら命の危険を認識して、節制に務めようとしない限り、いくら目の前ににんじん🥕をぶら下げようが、馬の耳に念仏なのである。(馬もかわいそう)


さて、みなさんの勤める会社では、「嗜好品圧力

」だったり、「健康至上主義」ってありますか?