どうも、すこっちです。(^^)
昨日はアタシのガイド活動日。
朝から天気もいい感じで晴れてまして、申し分のない絶好の”ガイド日和”。
6月4日(日)に仙台ハーフマラソン大会があるということで、前乗りされたお客様がレースの前の仙台観光を兼ねてということもあり、多くの方がいらっしゃいました。
GWから続く週末晴天モードに加えて、コロナ5類、陽気のいい観光シーズン、仙台緑化フェア開催中に今回の仙台ハーフマラソンと、週末は何かしらのイベントが行われている感のある仙台市内ですから、仙台城へ足を運ばれるお客様もコロナ禍の昨年と比べたら、段違いに増えております。
この日は午前中だけの活動にしていたんですが、いやー半端なかったのよ。(*_*)
だって、この日は午前中だけで当会の活動する会員が10人以上もいたのに、あっちでもこっちでもひっきりなしに会員の方がガイドをしていて、時間を持て余すようなときが無かったもの。
アタシも頑張ってガイドをしてましたが、う~ん、かなり声を消耗した感じだったわ。
昨日もマスクはせずにガイドをしていたんですが、マスクをしていないお客さんも結構多かったし、マスクをしていないアタシに嫌悪感を抱くような人もいなかったように思います。
そんでね改めて感じたんですが、マスクをしてない=表情を見せている方が、ガイドを頼むお客さんも声を掛けやすかったような気がしましたよ。それは別にアタシの”イケメンぶり”にお客さんが吸い寄せられて来たとかっていう分けではなくて(笑)、コロナ禍のときはマスクをしている=安心感だったものが、5類移行のコロナ明けでもって、たぶん、顔が見えている方が安心感を感じられるというふうに皆さんの感覚も変わってきているんだなとアタシは感じました。
それと、昨日新たな気づきがありました。
まいどまいど通り一遍等な説明をすることが多い”ガイド”ではあるんだけど、そこにやっぱりお客さんが知っていそうな歴史のエッセンスを散りばめてあげると、お客さんは乗ってくるというか、のめり込んで話を聞いてくれるんだなぁという感触を得ました。
どういうことかと言うと、観光で来たお客さんが自分からガイド説明を依頼してくるということは日本史に少なからず興味を持っている分けで、少なくとも日本史の教科書に出てくる歴史上の人物やキーワードぐらいは知っているもの。
でね、もちろんガイドとして伊達政宗や仙台城のことを中心に説明をするんだけれども、お客さんが答えられそうな簡単なクイズを出題して、正解を喜んであげたり、歴史上のみなさんが知っている人物の話題も絡めてあげるたりして、お客さんとコミュニケーションを取りながらガイドを進めていくと、聞き手は話にぐっと引き込まれる。
聞き手が共感できない話ばかりを話し手が並べ立て続けると、聞き手は飽きてしまい、集中して話し手の話を聞こうとしなくなる。160キロの豪速球をバンバン投げられても、お客さんは空振りをするしか無いけど、80キロ台の球を間に挟むことによって、バットに当てられる確率は高まる。バットに当たれば嬉しいし、楽しいと感じられる。それと同じ感じかな。
そろそろ12時だから後片付けを始めようかなと思っていたところで、ある1人の女性客からガイドの申し出がありました。まあ、閉店間際とはいえそこはある意味サービス業ですから、「喜んで!」マンツーマンでガイドをスタートしましたよ。なんでも仙台に移り住んだ方なのですが、仙台の歴史を知る機会がなくてという「さまよえる子羊」だけど知ろうとする意欲は旺盛な方でした。なので、バンバン質問が飛んできて必死に打ち返す、すこっち。いやね、こういう地元の方がどんどん増えていって、仙台城に足を運んで頂いてね、アタシや他のボランティアガイドさんと歴史問答や歴史トークをガンガンする「しゃべり場」みたいな場所になっていったら、宮城県民の歴史に関する戦闘能力はアップするし、それに答えるガイドたちも勉強になるしで、いいことづくめなんだろうけどなぁ。
というわけで、声と体力は消耗したけど、心地よい高揚感で仙台城を後にしました。
次の登城日は10日の午後からの予定です。(^o^)