すこっちに「源氏物語」という新たな歴史が刻まれた | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^)

 

みなさんは「源氏物語」ってまともに読んだことはありますか?

 

今から千年以上も前に書かれた超有名な紫式部の作品で、何度も現代語訳で本やら解説本は出ていますし、何度も映画にもなってるわ、漫画本にもなっている。

 

あたしもストーリーは、なんとなーくは知ってますよ。

 

プレイボーイの光源氏が次から次へと女性を口説きまくるという「すけこまし」なヤツの武勇伝(書いているのは女性ですが)なんであろうということぐらいわね。

 

でも、まともに読んだことはなかった。今まで向き合って来なかった。なので、このなんとなーくの「ふわっと感」でしか会話が出来なかったし、それでもいいかなと思っていた。

 

でもさ、齢50を過ぎて、「源氏物語も知らないの?」とある日、突然どなたかに突っ込まれた時に、それを「仙台と言えば、ずんだ餅と牛タンと楽天イーグルスだよね!」と宮城県民でありながら、伊達政宗様のイロハも語れない恥ずかしい大人と同じ境遇のまんまでいいんだろうか?

 

自問自答する、すこっち。

 

しかし、文字ばっかりの本を読みふけるのは少々しんどいしなあ、と思ったのですが世の中にはこんな便利なものがあるのです。

 

マンガ日本の古典「源氏物語」である。(ちなみに、上・中・下とありました)

ここはひとつ、マンガの力を借りて登場人物と話の流れだけでも記憶に留めておこうかなと、読み始めましたら、これが意外と面白い!(^^)

 

まあ、どうしても途中に出てくる和歌はですね、単独では理解不可能。(*_*)

下の方に書いてある現代語訳を頑張って読みましたが、う~ん、アタシがこういう和歌から何かをインスパイア出来るようになるには、相当な修行が必要かもねぇ。

 

でもって、ここから先は女性陣を敵に回すことも承知の上で、少々内容について突っ込んでみたいと思います。

 

千年前の価値観がどういうものか?高貴な方々同士の男女の恋愛がどういうものだったのか?

アタシのような「こけらくず」には知る由もありませんが、、、。

 

光源氏さんはあまりにも好き勝手し放題だったのではないでしょうか?

 

そりゃあね、母親が亡くなって、「源氏」の姓だけもらって、皇籍をおん出されて、寂しかったろうし、辛かったでしょう。そこからどんだけ頑張って、努力をしたのかはよー分かりません。


だけどさ、妻帯者の身でありながら、ある時は天皇の奥さんで義理の母を強姦して孕ませ、ある時は拒む相手に夜這いを仕掛け、ある時は小学生を連れ去って自宅軟禁&愛人育成、ある時は逢瀬がバレて田舎に引きこもっている間にこれまた現地妻を妊娠させるという不埒な悪行三昧。


結局、彼と関わりを持った女性たちは呪い殺されるは、出家するはと、不運な運命をたどる。


う〜ん、一体全体、この物語のどのへんが代々語り継がれてきた、普及の文学作品の肝なのでしょうか?(見方によっては、マザコンでロリコンの凶悪な連続強姦&誘拐犯の出世物語なのでは?)


 アタシには当初イメージしていた「すけこまし武勇伝」の確認作業だったような気がするんですけどねぇ。


当時は和歌の才能があれば、それを巧みに利用して、気になった女性を口説きまくるってことがスマート恋愛として成立してたってことなんでしょうかね。(女性側もそういうものだと思ってた?)


本当の源氏は代々浮気症で仲が悪い、平家とは対照的。どうりで、「源氏物語」と「平家物語」も対照的ですものね。


みなさんもGWに「源氏物語」を漫画で良いので、押さえておいてみては?