どうも、すこっちです。(^_^)
いやあ~やっぱ読書って本当に良いものですね。
最近、「妻のトリセツ」を読んでから、作者である黒川伊保子さんの脳科学関係の本を片っ端から読み漁っている。
最近読み終わったのが、こちら↓
「運がいいと言われる人の脳科学」題名だけで、ちょっとそそられませんか?
この本自体は薄い文庫本なので、読書嫌いの方でも読む気になればそれほど苦にはならないはず。
でね、この本是非ともみなさんにも読んでいただきたいのです。内容をザックリと言うと運が良い人、運を引き寄せる人というのは、決して何もせずに”のんべんだらり”と生活していて、ある日突然幸運が舞い降りた的なワケではなくて、運を引き寄せやすい習慣、行動、生活を実践しているんだと。そして、そういう行動はイコール”脳”にいい環境を整えているということなのだそうです。
そう考えると、脳に良くない習慣を知らないまま続けている人には、一生良い運が巡ってこないという解釈にもつながる。知らないで一生損をし続けるか?ここで知っといて、ここから先の未来の運をちょびっとでも引き寄せるか?それは、あなたの考え次第。
とにかく話しだしたらキリがないのですけど、アタシが一番印象に残ったことを一つだけみなさんにもお裾分けをしたい。すこっちの読書「おすそ分けタイム」のはじまり、はじまり。
それが、題名にも書いた「メラトニンとセロトニンのコラボ」なのです。
1日のうちで、頭が良くなる時間帯等のがあるそうな、知っていましたか?それは、脳の持ち主が眠っている時間なのです。脳には記憶と認識を司る海馬と呼ばれる器官があって、脳の持ち主が起きている間は状況認識に忙しいのだけど、眠っている間に海馬は知識工場へと変わるのです。起きている間の出来事を何度も再生して確かめ、知識に変えていく。さらに過去の知識と統合して、より汎用性の高い知恵に変えていく。日中勉強したことや、覚えたことが記憶として定着するのは、眠っている時間の海馬クンの頑張りにかかっている。
つまり上質の眠り=頭を良くするってこと。
じゃあ、上質の眠りってどうやったら作り出せるのか?そこで、脳内神経伝達物質”メラトニン”の出番なのです。メラトニンちゃんは網膜が闇を感じると分泌されるんですが、最も分泌されるのが、夜の10時から午前2時の4時間。
この4時間というゴールデンタイムに網膜に無駄な光が当たらないようにしてグッスリ眠ると、メラトニンが最大に分泌され、さっきの海馬の能力が最大限に発揮される。免疫力も上がり、直感力が働いて強運を引き寄せられるようになる。
ってことは、この大事な大事な”スーパーサイヤ人”に覚醒出来るかもしれない貴重な時間をゲームやテレビや動画やスマホに費やしてしまって、残念な人生にしていませんか?ってことなんだそうですよ。あー耳が痛い。(-_-;)
眠りの最大のサポーターはズバリ”早起き”。朝、目を覚まして朝日を浴びる。すると、そこからほぼ15時間後に脳には自動的にメラトニンが分泌しだす。つまり、朝の6時に起床をすれば、夜の9時には眠くなりだす。これが、人の脳の自然なリズムなんだそうです。
一方、朝の自然な日光を感じると、セロトニンが分泌される。セロトニンとメラトニンは相互に関係しあっていて、セロトニンが分泌された15時間後にメラトニンが分泌されることが分かっている。早寝・早起きが最強タッグと言われるのは、このためだ。
ではセロトニンというホルモンがいったい何をしてくれるのかというと、俗に言う「脳内モルヒネ」、一日中脳に「しみじみとした、穏やかな達成感を感じやすくさせる」=「情緒豊かでキレにくく、好奇心や意欲を萎えさせない状態をキープする」のだそうです。
まあ、抗うつ剤みたいなもんなんですかね、鬱病の人はセロトニンが不足しているなんて言われたりもしますし、毎日をご機嫌チャンで生きるために必要不可欠なのがセロトニンなのかな。
話が戻りますが、先に言った海馬クンが起きているときの出来事を何度も再生して知識に変える作業には、実はセロトニンの存在が欠かせないのです。なぜなら、起きている時に起こった出来事の中から、「これ大事だからブックマークしといてね」と海馬クンに伝えるマーキング機能がしっかり働くのは、セロトニンの充電が多ければ多いほどより効果があるからなのです。
お分かり頂けただろうか。
まとめますと、朝の6時には太陽の光を浴びて起きて、夜の10時頃には風呂に入って寝る。そうすると、朝はセロトニンが十分に分泌されて、日中は”ご機嫌チャン”で過ごせて、夜のゴールデンタイムには十分にメラトニンが分泌されて、寝ている間に「スーパーサイヤ人覚醒」すると、こういう分けなんですわな。
これは超レアな情報だとは思いませんか?ただね、アタシもこうやってブログを書いたり、You Tubeを観たりと、なかなか実践するのはしんどいというのが実際のところ、、、。
ただ、こういう理屈を知っておくのと、知らないのとでは全然違うと思うので、よかったらみなさんの今後のライフサイクルの参考にして頂けたら幸いです。
こういう情報をね、20代の頃に知っていて、実際に実践し続けていたら、いったいアタシの人生はどんな人生になっていたんだろう。
このセオリーに照らし合わせると、徹夜の試験勉強も、RPGに費やした夜や深夜番組鑑賞も、深夜まで飲み明かした日々も、脳には全然良くなかったという事になるのね。
なるほど、だからアタシはヤムチャ止まりなんだわな。(こら、プアールに失礼だろ!)
まあ、過ぎたことを「今更悔やんでも、仕方ないけど♪」。
いかん、セロトニンの分泌時間が削られてしまっているぞ!早く寝なければ!