「あべ!」は宮城の方言?それとも共通語? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

毎週金曜日に放送されているDate fm(FMセンダイ)の人気番組「AIR JAM Friday」。

 

本当は全部聞きたいのですが、長時間番組なのでさすがに全部は難しい。

 

なので、その中の午後3時から始まる「LAWSONごちそう研究所」と「ドライブイン銀杏坂」だけをラジコのタイムフリーで聞いている。

 

今日、先週金曜日の放送を聞いていたら、リスナーの投稿に思わぬ笑いのツボがあって、夫婦ともども大爆笑!!ということがありました。🤣

 

なんでも、リスナーさんは運転手でいつも助手席に代わりばんこに若手社員を乗せているそうなのですが、先日急いでいて、そのリスナーさんが遠くにいる若手社員に向かって、運転席から「ほれ、早くあべ!」と叫んだら、その若手社員くんは、「???」そして、彼はリスナーさんに対してこうのたまった。「あのー私、”阿部”じゃなくて”安達”ですけど、、、。」

 

お分かり頂けただろうか?

 

簡単に説明をすると、「ほれ、早くあべ!」というのは「ほら、早く 行くべ!」という意味なのです。アタシとカミさんはこの笑いのツボが理解できましたが、その後「あれっ、この”あべ”って方言?それとも世代間ギャップ?」と疑問が浮かびました。

 

はて、どうなんでしょう?みなさんにはこの”あべ”が伝わりますか?意味がわかりましたか?

 

よくよく考えてみると、子供の頃にグズグズしている自分に対して行動を急かす意味で「ほれ、早くあべ!」という言い回しは頻繁に言われていたような気がするし、カミさんも同様で、親がこのフレーズはよく使っていたとのこと。

 

ウ~ン、やっぱり宮城県の方言なのかなぁ、この”あべ”というフレーズ。

 

そもそも”行くべ”の「い」と”あべ”の「あ」ではあいうえおの並び順の二番目と一番目ではあるけれど、音が全然似通ってないし、かすってもいない。今どきの人たちからしたら、ニュアンスが伝わらなかったら、意味を推測すら出来ないのもなんとなくうなずけるような気もする。

 

これはアタシの推論ですが、昔は共稼ぎの親が多かった。そして、携帯電話もパソコンもスマホもインターネットもコンビニも便利なものはなんも無かった。それでいて、家族の絆は結束が硬かった。どっかに行くにしても、行動を共にする機会が多かった。そして、親はせっかちだった。家族で車を運転出来るのは父親の専売特許みたいなところがあった。だから、父親の機嫌を損ねるような行動ははばかられる。

 

父親は父親で早くミッションを終わらせたいし、母親は母親で父親の機嫌を損ねて雰囲気が悪くなるのを回避するために、子供の行動を急がせたい。

 

そんなタイミングで発せられたのがこの、「早く あべ!」だったような気がする。

 

ちなみに、息子に意味が分かるかを聞いてみたが?「分かんない」との返答だった。

 

なるほど、親が使わない言葉を子供が意味を理解できる分けがない。

 

宮城の方言?世代間ギャップ?未だにアタシの結論は出ていないのであります。

 

ちょうどいい機会なので、あえてこの場をお借りしてみなさんにお聞きしたいのです。

 

「早く 行くべ!」=「早く あべ!」は通じていますか?意味が分かりますか?

 

これって、宮城の方言? それとも、世代間ギャップ?

 

ちなみに、こちらで金曜日まで聴くことが出来ますよ。